概要
正式名称:プロフェッショナル・ロウヤーズペイメント・レプリゼンタティヴ(プロ選手の雇用問題法務協会)。
略称は「PRO-P・E・L・A」で、飛行機のプロペラとかかっており、「我々は停滞した状況をかき混ぜながら前進するのだ!」がスローガン。
(だが「レプリゼンタティヴ」こと英単語 representative の頭文字は見ての通りRなので、略称の後部にLを含めたり末尾にAをつけるのは誤りでは・・・)
具体的な有力な若い新人スポーツ選手を事前に契約し囲い込み、プロペラ団を通じて送り込むと言うもの。
逆にプロペラ団に反抗的な選手はさまざまな工作を行って圧力をかけ、プロへ行けなくしてしまう。
最終的には新人選手のほとんどをプロペラ団が供給する形になり、どこのチームもプロペラ団に逆らえないようにする。
現在のプロスポーツの契約金が高くなり過ぎているため、経営に苦しんでいるチームも多い現状ではプロペラ団のスポーツ支配が成功すれば選手との契約金を三分の一までに軽減できるらしく、プロペラ団の成功を望んでいる者たちも多い。
事実、全盛時には、傘下のレシプロ財団と契約しないとプロ野球選手になれなかった。
元はプロスポーツを利権や暴力から守る為に結成されたボランティア集団だったが、「利権や暴力に立ち向かうにはより大きな利権や暴力が必要」と言う考えに至り、歪んでいき(その名残か末端構成員は善意のボランティア)、その結果、破壊や脅迫といった犯罪行為にも「スポーツの健全化」の大義名分のために平然と行う、歪んだ利権集団へ変貌してしまった。
本部はアメリカにあり、日本やヨーロッパ、南米などにも支部が確認され、世界的な組織へと広がり、500を超える企業をその影響下においていた。
唐沢博士が未来人から与えられた技術も組織の拡大に貢献している。
その技術でシリーズで重要な存在となってくるサイボーグやアンドロイドを開発したりしており組織の崩壊後も影響力は消えることがなかった。
1,2では圧倒的な存在を誇ってたが3になると組織が肥大化したことが原因で逆に組織が回らなくなり崩壊の道をたどる。実際3終盤で最早組織がやって来たことを隠し通すことが出来なくなってしまっており以前と変わらぬ組織力を保っていたのは日本支部くらいだった模様。
元関係者の鋼毅によると肥大化して組織が回らなくなったがそれでも組織を拡大しないと組織が崩壊する死病の鯨とのことで3で崩壊しなくても遅かれ早かれ組織は崩壊する運命だったようだ。
プロペラ団の崩壊後は、プロペラ団アメリカ本部の大幹部であった大神美智男の手により、プロペラ団の組織基盤やサイボーグ技術、多数の非合法工作員は接収され、オオガミはオーバーテクノロジーを利用した世界規模の大企業に成長。
組織は崩壊したが何者かがアダルト画像に見せかけ、組織の誕生から崩壊までのすべての情報を流出した『Pレポート』がインターネットに存在し、大神ホッパーズの石中のパソコンの中にも、これが保存されておりCCRの高木に解読を依頼するイベントがある。
またジャジメントの工作員がプロペラ団の残党のふりをして唐沢博士の暗殺にも関わったのでジャジメントにも何らかの関りがあると思われるが関連性は不明。
余談
本家パワプロには「プロペラデストロイヤーズ」(プロペラ団の野球チーム)の音声が用意されている。
パワプロ99の冥球島編では大東亜学園だけでなくアンドロメダ学園もプロペラ団関係のチームとして登場している。