概要
2010年11月25日発売。
今作の新要素として、運試しのスクラッチで選手を作成できるセンシュクラッチというモードが追加。
さらに選手がリアル頭身になった「リアル野球」モードも搭載。ミートカーソルやストライクゾーンの位置などが通常通りであるため非常にシュールな誰得モードだが、モーション自体は作り込まれている。
その他初心者向けの投球操作である「ナゲルダケ」も導入されたが、守備の操作がしにくいためオートかセミオートを併用すべし。
シナリオが王道で裏社会の要素が比較的薄いことから初心者向けのパワポケと言われ、シリーズのファンからの評価も高い。しかし低迷したシリーズの売上を回復させるまでには至らず、次のパワポケ14が最終作となってしまう。
サクセス
サクセスは逆襲球児編と海洋冒険編。
本来次の14はプロ野球編になる予定であったが、最終作となってしまいストーリーを完結させる必要からか少年野球が舞台となった為、10→11のような同世代の選手が高卒でプロ入りする展開はない。
逆襲球児編
野球エリートの主人公はあらゆる分野のエリートが集う混黒高校本校へ入学したが、怪我で野球ができなくなり開拓分校への転入を余儀なくされる。
しかしそこでは劣悪な環境や理不尽な分校への支配構造に直面。分校の大きな犠牲のもとに混黒本校が成り立っていることを痛感した主人公は、弱小だった野球部を鍛え上げ本校へ逆襲することを誓う。
逆襲の時!
地区大会決勝戦のBGM。
紆余曲折を経て独立を果たした開拓高校に対して、一時は主人公を追いかけ開拓に移るも改めて主人公と闘うことを決意した幼馴染雨崎優輝が混黒高校の主力として立ちはだかる...という非常に熱い場面で流れる。「決勝戦はまさに因縁の対決!」という実況も相まってシリーズ屈指の名曲とも名高い。
2023年より、プロ野球千葉ロッテマリーンズ所属の藤原恭大選手の応援歌として採用された。
海洋冒険編
海を舞台にしたクエスト受注型RPG。
最長9900日までプレイ可能でやり込みもしやすい。