概要
海底分校のキャプテンで本格派の左ピッチャー。
色黒でアフロヘアー、という見た目からは非常に判りづらいが女性である。
火星オクトパス(パワポケ3)のアンヌ・安生・アズナブル以来の女性ピッチャーで、(人間の)高校球児としては初の女性選手となる。
元々本人は混黒本校の野球部に入りたかったようだが、福山権兵衛から「女性の中なら超一流なのになぜ身体的にも論理的にも有利な男性選手と土俵で戦い二流にならねばいけないのか」と拒否される。更にその際、福山が彼女の容姿を嘲笑したことで激昂し、校長室で暴れてしまう。
福山が自分の失言を自覚していたことから退学は免れるが、報復措置として野球部の無い海底分校へ転入させられる。しかし、野球同好会を立ち上げ後に正式部へ昇格させた。
この経緯から海底分校のチームメイトからは「姐さん」と呼ばれ、尊敬と人望を一身に集めている。
開拓分校マネージャーの木村冴花の提案を受けた主人公から勧誘を受けるも、海底分校一筋でやっていくつもりだった彼女は相手にしなかった。だが、チームメイトたちは彼女にもっと上のレベルで野球をやってもらいたかったようで、開拓分校が混黒本校に勝利した後、チームメイトが一丸となって彼女を開拓分校へ送り出す。
容姿にコンプレックスを持っているが、同性異性問わず人気が高く、開拓高校のグラウンドにファンが大量に訪れ本人が困惑するシーンも。限定条件が嫌いで一番でありたいという性格。そのため例外的措置で女性としての大会参加が認められた事に不満を持つ。
投手としては重いストレートに加えスライダーとフォークを使いこなし特殊能力も多く、パワーアップさせると超スローボールとさらに特殊能力が加わり、シリーズ屈指の安定度を誇るリリーフ投手へと変貌する。
パワポケ13では他にまともなピッチャーが詰井(+主人公)しかいないと言う事情に加え、彼女自身もサクセス中の仲間キャラとしては珍しい超特殊能力「剛球」持ち。重い球と併せて長打を打たれにくく、非常に頼りになるクローザー。
また、パワポケ14のトツゲキ甲子園でも比較的早い段階で加入し、安定感のある投手能力でチームの要となってくれる。彼女に助けられたプレイヤーも多いだろう。