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パワポケ7

ぱわぽけなな

2004年12月2日にコナミ(現:コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたゲームボーイアドバンス用の野球ゲームソフトである。パワプロクンポケットシリーズの7作目にあたる。キャッチコピーは「ガッツだ!ファイトだ!パワポケ7!」。
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概要

シリーズ3度目の高校野球を舞台にしたサクセスモード。なお、正史が公式サイトに公表されているのは、この作品までである。裏サクセスは(大正冒険奇譚編)。

大正冒険奇譚くん大正冒険奇譚編イッキ描き

謎の転校生 甲子園ヒーロー編

【パワポケ7】光と影。【流血注意】

花丸高校主要人物

  • 主人公(しゅじんこう)

花丸高校野球部員。誕生日は5月の4週目。はじめは野球部の凡庸な選手だったが、レッドの出現からその全てが変わっていった。多数のヒーローの参入でチームは強豪に生まれ変わったが、メンバーが徐々にヒーロー達に取って変わられ、勝利ばかりを追及していくように疑問を感じ、チームメイト達と共に行動を起こすことになる。なお、パワポケの高校野球編では珍しく正規のキャプテンではない。子供の頃買ってもらった24色のクレヨンでヒーローの絵を描いた事があり、それらが後に具現化したとエンディングで気付く。ヒーロー消滅後も、彼らの存在は忘れずに憶えていた。


本作の相棒キャラ。シリーズ常連のメガネ一族の一人でマニア。卒業後、ホッパーズへ入団。『8』でも登場し相方キャラを務める。マニアではあるが高校生なので高い品は買えない。ランダムでヒーローたちに興味をもちだす。ポジションは主人公が野手の時だと投手で、投手だと外野手になる(アレンジチームでは投手で登録)。どちらのポジションでも走力に優れる。

『パワポケ6』及び『パワポケ1・2』までのメガネ一族のグラフィックに比べ、わずかにメガネが大きめになっており、また怒った時の顔色も変更されている。


チームメイト

体が大きくて力が強いが、態度もでかく自分勝手な性格。だが気弱な面も。実家は定食屋で、自身もよく店の手伝いをしている。部員の中では唯一アルバムもなく影が薄い。


ラーメンが大好きで良く食べ歩きをしている。休日には遠出して新たなラーメン屋を探す日々を送っている。イベントを進めると自信が付いてパワーアップする。高校卒業後にラーメン屋を始める。


普段は温厚で大人しく人が良いため、よくパシリにされているが、怒ると別人格になりその際の記憶は飛んでしまう。彼のイベントを進めると、性格を自在に使い分けられるようになる。


勉強もでき、ルックスもそれなり。部活中に携帯電話をいじっているなど、サボっているように見られがちだが、陰では努力するタイプ。父親が有名人であり、校長に目を付けられている。パワプロ好きを公表したくりぃむしちゅーの有田哲平がモデル……?


「普通である事」を異常な程に追い求める男。それ故に高校入学時に「太郎」へ改名した。その異常なまでに普通に拘る事が既に普通ではないことに気付いていない。名字はノーマルから。親の都合であちこち引越した関係で、様々な方言が喋れる。


二年目に転校してくるクラスメイト。無口だが頼りになる男。『月刊コロコロコミック』のデザインコンテストで採用された選手。生粋のヒーローマニアで、彼が語ったアメコミにおけるヒーロー像が、芹沢真央(ブラック)の生き方に大きく影響を与えることになる。興味がある事はとことん喋る。ブラックと同名だが関係ない。


  • 東優(あずま すぐる)

主人公の先輩。外見はどちらかと言うとパワプロ風。野球部キャプテンで生徒会長も務める。成績優秀でルックスも良く、面倒見もいい。ポジションは外野手で野球の腕も確かだが、二年目の夏大会後に卒業してしまうため活躍の場は少ない。しかし条件を満たすと3年目のヒーロー戦で主人公側に参戦する。『パワポケ9』のアルバムにも登場している。

エンディングでは大学卒業後にプロ入り。その後ナマーズへ移籍し、『パワポケ11』で再登場する。高校時代より能力はだいぶ落ちているが、プロ基準の能力査定に変わっただけで、野球能力が落ちたわけではない。が、アルベルト並に怪我のしやすい体質になってしまっている。

『パワプロアプリ』コラボシナリオでも登場し、原作・パワプロアプリ版花丸高校ともチームメイトになる唯一の非ヒーローキャラである。なお、『パワプロアプリ』では彼のポジションは外野手ではなく遊撃手である。


主人公の一つ上の先輩。小学校から野球一筋であり、勉強は苦手で女の子にもモテない。野球には自信があるらしいがそれほど大した事は無い(本人も自覚している)。選手としての能力は優秀で、パワーは東や台場よりも高くチームトップで肩も強く、プロフィールの内容やサクセスでの扱いほど悲惨な能力ではない。しかし1年目の秋季大会の試合でエラーして逆転負けした責任を感じ失踪してしまうため、サクセス中では選手として起用できない。


彼女候補

クラスメイト。「スーパーまる生」の店長の娘。怠け者の父に代わり店を切り盛りしている。母親は家出中である。骨法の使い手。展開次第では有田修吾の彼女となる。攻略は比較的楽だが、ランダムで攻略不能になる可能性がある。


野球部のマネージャー。学園のアイドルではないが、狙っている男子生徒は多い。主人公とは中学時代一度会ったことがある。展開によっては、イエローのバイザーの下を目撃してしまい、ヒーローに洗脳されてしまうことも……。


2年目から登場する主人公の後輩。東とは中学からの知り合い。主人公と補習をよく受けるが、それは彼と一緒に帰りたいという口実で、実際は学年トップクラスの成績。純情系ハイテンション娘で、容姿は美しいというより可愛い系に当てはまる。少し恥ずかしがり屋で、前述の補習中に主人公に見つかった時は本音を話せなかったり、主人公を名前で呼ぶことに抵抗があったりする。


湯田の義理の妹(義理なので、彼女はメガネ一族ではない)。湯田がマニアであることや「やんす」口調であることから、嫌悪感を抱いている。怒ると言葉遣いが荒くなる。攻略時、ランダム要素が絡むことはほとんど無く非常に楽なキャラ。最終的には、主人公よりも彼の母親と仲良くなってしまう。


学校に行かずアルバイトをして生活している。家出中だが、自立のためという理由で親の公認によるものである。好きになったら一直線の性格。会うたびに空き缶を投げてくるので、空き缶女と主人公から呼ばれている。実は花丸高校を中退しており、野球選手になるという夢がある主人公に対して劣等感を持つこともある。会話のテンポから主人公とは漫才のような展開を生み出す。ワルクロ団のアルバイトもしている。彼女にするまでの選択肢が多かったり、リスクが大きいイベントも多く、難易度は高め。7以降の表サクセスには再登場しないが、裏サクセスには比較的数多く登場している。


どことなく猫っぽい感じの女の子。捨て猫にスキヤキという名前を付けて飼っている。隠し彼女候補で、登場させるにはパワポケPが必要。新撰組の芹沢鴨と、中国語で猫を意味する「マオ」という言葉が名前の由来[要出典]。神出鬼没で無口なため、何を考えているのかわからない性格。だが、心根は優しい。

彼女の正体はヒーローの一人ブラックで、ヒーローの中で唯一「人間」の姿を持ち、また何も知らずに生まれてきた。スキヤキを庇ってトラックに轢かれたり、屋上から樹の上に飛び降りても生きているのは彼女がヒーローである所以である。無知であるが故に自分達の存在意義や、レッド達が行おうとする「正義」と現実のズレに苦悩する事となり、主人公に自分の正体を言いあぐねていたのも、そこから自分の存在に確信が持てないからであった。


ヒーロー(ポケレンジャー

花丸高校に突如としてやってきた謎のヒーロー達。ある日の花丸高校野球部の試合にて、チームがピンチになった時にレッドが代打として現れ、次の日に彼が野球部の救世主として花丸高校へ転校してきた事から始まる。レッドがやってきたその後、次々と彼の仲間のヒーロー達が助っ人として野球部に参加してくる。


ヒーロー全員は、必ず色に関連した名前になっており、またラッキョウがパワーの源。相手を洗脳したり、レントゲンによる透視能力等、一人一人が特殊能力を持っている。最初は騒がれたり不可解に思われたものの、徐々に野球部や世間にも存在は浸透していき、彼らの活躍で花丸高校はそれ以前とは比べ物にならないほど強いチームとなった。 マスコミに取材されたことで、甲子園の相手校が存在を知っていたりと、彼らの知名度は全国区に広がった。また野球だけでなく、悪の組織であるワルクロ団とも戦っている。最初こそは非常に頼もしい助っ人達だが、物語が進んでいくと、徐々に彼らの本性が明らかになってくる。 ワルクロ団は実は彼らによって構成された下位組織で、ヒーロー達は黒野博士から奪った怪人量産マシーン(『パワプロアプリ』ではヒーローによる洗脳された一般人達)によってワルクロ団を結成させた。ヒーローは彼らに陰で悪事を起こさせ、自分達がワルクロ団を退治する事で周りの評価を得るという自作自演を謀っていたのだった。


エンディングにて、ヒーロー達の正体が「試合に勝利したい」という願いによって具現化した妄想の存在だと黒野博士に推測されている。妄想から生まれた存在である故に彼らの中身は空であり、スーツ上の体の中身は空洞となっている。本作では、彼らの存在理由は、「「試合に勝利したい」という花丸高校の野球部員の願いを叶え、同時に願いの代償として主人公達に「ヒーロー」を乗り越えさせる」という理由であるが、彼らはれっきとした自我を持ち、それどころか自分たちの存在の意味を理解できず、悩み行動する存在であった。


なお、本作のヒーロー達の外見が元々子供の頃の主人公に24色のクレヨンによって描かれた絵を元にしたものなので、ヒーローの人数も24名である。

カッキーン


花丸高校に突如現れた謎のヒーロー。ヒーロー達のリーダー。理知的で礼儀正しく、爽やかで生真面目(ヒーロー戦の際だけは若干乱暴な口調になるが、主人公に唐突に裏切られた、という彼の視点からすれば止むを得ぬ所か)。チームが勝つ事を最優先にしているが、試合に関しては正々堂々の勝負を信条とし、その超人的な能力を悪用する事はない。ポジションは外野手。ヒーロー戦では投手になる。自分達の存在理由について考えており、野球をするかたわら、周りに期待される通りのヒーローを演じるために策を巡らすが、その一方で自分達とは違うブラックならばその答えを見出せるのではないかという期待を抱いている。3年目の夏に主人公達と野球で勝負するも敗北し、他のヒーロー達と共に一旦消滅するが、主人公達の甲子園優勝後、その大きな達成感による感情の爆発により、他のヒーロー達と共に復活。自分達の存在を世界に安定させようと主人公の乗るガンダーロボと戦うも敗北。最後に自分達が生まれた理由、呼び出された意味、存在が続いていた価値を悟り、別れの言葉と共に再度消滅。後に14で再登場を果たす。

『パワプロアプリ』では本作同様花丸高校の固有キャラとして登場のほか、同作の設定をベースにしたWebアニメにもカメオ出演している。

アプリ版では性格が本作より丸くなっている。代わりにブルーの性格が悪くなっている。


  • ブルー

序盤の固定イベントで東キャプテンの故障離脱と共に入れ替わりで登場する。レッドに比べ協調性が無く冷たい印象がある。ポジションは外野手。頭脳明晰でヒーロー達のサブリーダー。ピンクが好意を抱いている。レッドのことは、リーダーとして信頼置く一方で、存在理由に固執していることはバカバカしく思っている。なお、カラーは青よりもシアンに近い。


  • イエロー

序盤の固定イベントで勝野の失踪と共に入れ替わりで登場する。凄まじい怪力の持ち主。好物はカレー。ホームランを量産する。ポジションは三塁手。打撃マシンがいくつも壊れるほどのパワーを誇る。だが、ヒーローの中では間抜けな性格でブルーとは思考が合わない。サクセス中で彼(即ちヒーロー達)の中身が判明する。


主に情報収集を担当。身体を透明にする能力を持つ。レッドが特別扱いしている。ポジションは外野手。ヒーローの中で一番の走力を持つ。しかし、ヒーロー戦ではブルー、パープルと良い外野手がいるうえ、パワーが極端に少なくホワイトのほうが強いことから二塁手のときが多い(走力、耐エラーではこちらが圧倒的だが)。人ごみに混じっても違和感なく動けることや、レッドに優遇されていることもあって、他のヒーローから忌み嫌われている。必殺技は「暗黒イズナ流星落し」。

その正体は芹沢真央で、ヒーローの中で唯一人間に変身する能力を持つ(人間が本体であり、パワプロシリーズでのゲスト出演時にも人間の姿も用意された)。レッドが特別扱いするのはそのため。


探知能力に秀でている。主人公との戦いが終わった後も一部のヒーローと共に存在し続けた。ポジションは遊撃手。女なのだが男っぽい見た目のせいで実は男だという噂が流れている。前述の通りブルーの事が好き。それに対してレッドのことはあまり良く思っていない。能力的にブラック相手に相性がいい。


  • シルバー

ランダムイベント登場するヒーロー。校舎の屋上から飛び降りて登場をするが、その際にモブ部員の一人が下敷きになってしまい骨が見えるほどの大怪我を負わされる。ポジションは投手だが、ヒーローとしては能力の低さが目立つ。


  • ブラウン

ランダムイベント登場するヒーロー。部室を爆破させながら登場するが、シルバーと同様モブ部員の一人をボロ雑巾になる大怪我させながら登場する。ポジションは投手で、シルバーと違い全体的に能力が高い。


ワルクロ団

  • ワルドス

ヒーローの対抗組織、ワルクロ団のボス。作中の度々事件を起こしてはヒーロー達と戦闘を繰り広げている。しかし、ワルクロ団自体はヒーロー達が作り出した悪の組織を演じているに過ぎず、彼自身も元は普通のサラリーマンだった。


  • カニ怪人(カニかいじん)

黒野博士が作った「怪人製造マシーン」により作られたワルクロ団の怪人。基本的に「カニカニィ〜」としか喋らないが、普通に喋ることもできる。


  • フグ怪人(フグかいじん)

「怪人製造マシーン」により作られたワルクロ団の怪人。


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