概要
シリーズ3度目の高校野球を舞台にしたサクセスモード。なお、正史が公式サイトに公表されているのは、この作品までである。裏サクセスは(大正冒険奇譚編)。
謎の転校生 甲子園ヒーロー編
花丸高校主要人物
- 主人公(しゅじんこう)
花丸高校野球部員。誕生日は5月の4週目。はじめは野球部の凡庸な選手だったが、レッドの出現からその全てが変わっていった。多数のヒーローの参入でチームは強豪に生まれ変わったが、メンバーが徐々にヒーロー達に取って変わられ、勝利ばかりを追及していくように疑問を感じ、チームメイト達と共に行動を起こすことになる。なお、パワポケの高校野球編では珍しく正規のキャプテンではない。子供の頃買ってもらった24色のクレヨンでヒーローの絵を描いた事があり、それらが後に具現化したとエンディングで気付く。ヒーロー消滅後も、彼らの存在は忘れずに憶えていた。
- 湯田浩一(ゆだ こういち)
『パワポケ6』及び『パワポケ1・2』までのメガネ一族のグラフィックに比べ、わずかにメガネが大きめになっており、また怒った時の顔色も変更されている。
チームメイト
- 台場正(だいば ただし)
体が大きくて力が強いが、態度もでかく自分勝手な性格。だが気弱な面も。実家は定食屋で、自身もよく店の手伝いをしている。部員の中では唯一アルバムもなく影が薄い。
- 白石琢巳(しらいし たくみ)
- 森盛勇気(もりもり ゆうき)
- 有田修吾(ありた しゅうご)
- 野丸太郎(のまる たろう)
- 黒打ブラック(くろだ ブラック)
- 東優(あずま すぐる)
エンディングでは大学卒業後にプロ入り。その後ナマーズへ移籍し、『パワポケ11』で再登場する。高校時代より能力はだいぶ落ちているが、プロ基準の能力査定に変わっただけで、野球能力が落ちたわけではない。が、アルベルト並に怪我のしやすい体質になってしまっている。
『パワプロアプリ』コラボシナリオでも登場し、原作・パワプロアプリ版花丸高校ともチームメイトになる唯一の非ヒーローキャラである。なお、『パワプロアプリ』では彼のポジションは外野手ではなく遊撃手である。
- 勝野太一(かつの たいち)
彼女候補
- 生瀬小晴(なませ こはる)
クラスメイト。「スーパーまる生」の店長の娘。怠け者の父に代わり店を切り盛りしている。母親は家出中である。骨法の使い手。展開次第では有田修吾の彼女となる。攻略は比較的楽だが、ランダムで攻略不能になる可能性がある。
- 霧島玲奈(きりしま れな)
- 倉見春香(くらみ はるか)
- 中田まゆみ(なかた まゆみ)
- 石川梨子(いしかわ りこ)
- 芹沢真央(せりざわ まお)
彼女の正体はヒーローの一人ブラックで、ヒーローの中で唯一「人間」の姿を持ち、また何も知らずに生まれてきた。スキヤキを庇ってトラックに轢かれたり、屋上から樹の上に飛び降りても生きているのは彼女がヒーローである所以である。無知であるが故に自分達の存在意義や、レッド達が行おうとする「正義」と現実のズレに苦悩する事となり、主人公に自分の正体を言いあぐねていたのも、そこから自分の存在に確信が持てないからであった。
ヒーロー(ポケレンジャー)
花丸高校に突如としてやってきた謎のヒーロー達。ある日の花丸高校野球部の試合にて、チームがピンチになった時にレッドが代打として現れ、次の日に彼が野球部の救世主として花丸高校へ転校してきた事から始まる。レッドがやってきたその後、次々と彼の仲間のヒーロー達が助っ人として野球部に参加してくる。
ヒーロー全員は、必ず色に関連した名前になっており、またラッキョウがパワーの源。相手を洗脳したり、レントゲンによる透視能力等、一人一人が特殊能力を持っている。最初は騒がれたり不可解に思われたものの、徐々に野球部や世間にも存在は浸透していき、彼らの活躍で花丸高校はそれ以前とは比べ物にならないほど強いチームとなった。 マスコミに取材されたことで、甲子園の相手校が存在を知っていたりと、彼らの知名度は全国区に広がった。また野球だけでなく、悪の組織であるワルクロ団とも戦っている。最初こそは非常に頼もしい助っ人達だが、物語が進んでいくと、徐々に彼らの本性が明らかになってくる。 ワルクロ団は実は彼らによって構成された下位組織で、ヒーロー達は黒野博士から奪った怪人量産マシーン(『パワプロアプリ』ではヒーローによる洗脳された一般人達)によってワルクロ団を結成させた。ヒーローは彼らに陰で悪事を起こさせ、自分達がワルクロ団を退治する事で周りの評価を得るという自作自演を謀っていたのだった。
エンディングにて、ヒーロー達の正体が「試合に勝利したい」という願いによって具現化した妄想の存在だと黒野博士に推測されている。妄想から生まれた存在である故に彼らの中身は空であり、スーツ上の体の中身は空洞となっている。本作では、彼らの存在理由は、「「試合に勝利したい」という花丸高校の野球部員の願いを叶え、同時に願いの代償として主人公達に「ヒーロー」を乗り越えさせる」という理由であるが、彼らはれっきとした自我を持ち、それどころか自分たちの存在の意味を理解できず、悩み行動する存在であった。
なお、本作のヒーロー達の外見が元々子供の頃の主人公に24色のクレヨンによって描かれた絵を元にしたものなので、ヒーローの人数も24名である。
『パワプロアプリ』では本作同様花丸高校の固有キャラとして登場のほか、同作の設定をベースにしたWebアニメにもカメオ出演している。
- ブルー
- イエロー
主に情報収集を担当。身体を透明にする能力を持つ。レッドが特別扱いしている。ポジションは外野手。ヒーローの中で一番の走力を持つ。しかし、ヒーロー戦ではブルー、パープルと良い外野手がいるうえ、パワーが極端に少なくホワイトのほうが強いことから二塁手のときが多い(走力、耐エラーではこちらが圧倒的だが)。人ごみに混じっても違和感なく動けることや、レッドに優遇されていることもあって、イエローやピンクなどから忌み嫌われている。必殺技は「暗黒イズナ流星落し」。
その正体は芹沢真央で、ヒーローの中で唯一人間に変身する能力を持つ(人間が本体であり、パワプロシリーズでのゲスト出演時にも人間の姿も用意された)。
探知能力に秀でている。主人公との戦いが終わった後も一部のヒーローと共に存在し続けた。ポジションは遊撃手。女なのだが男っぽい見た目のせいで実は男だという噂が流れている。能力的にブラック相手に相性がいい。
- シルバー
- ブラウン
ワルクロ団
- ワルドス
ヒーローの対抗組織、ワルクロ団のボス。作中の度々事件を起こしてはヒーロー達と戦闘を繰り広げている。しかし、ワルクロ団自体はヒーロー達が作り出した悪の組織を演じているに過ぎず、彼自身も元は普通のサラリーマンだった。
- カニ怪人(カニかいじん)
- フグ怪人(フグかいじん)
対戦高関係者
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