概要
央国(おうこく)星の皇子。かわいいペットよりも傍から見てもキモいえいりあん、怪獣珍獣をこよなく愛する天人で、周囲から事あるごとに「バカ皇子」呼ばわりされている。一人称は『余』。
珍しいペットを持ち込んではその怪獣・珍獣のせいでよくトラブルを起こしている。
反省の色は見せてはいるのだが、結局その反省を忘れて地球にやって来る。
他の天人と同様に地球人を見下しているようだが、その言動はコミカルに映る場合が多く、また地球人側からもかなり馬鹿にされている。生物関係の知識は深いため、生物関連の番組でゲストとして呼ばれる時がある。トラブルメーカーだが決して外道ではなく、星海坊主篇終盤では新八たちに脅される形とはいえじいと共に銀時がえいりあんに取り込まれた神楽を救出するために松ちゃん砲から体を張って時間を稼ごうとしている。(しかし松平の優先順位が『1位、娘の事情』だったためにガン無視されたが)
また心優しい一面を見せることもあり、暴力や争い事に対して批判的な態度を見せたこともある。アニメオリジナルのストーリーでは天人嫌いであった桂小太郎が、この精神に免じて助けた事もある。
チャームポイントである頭の触角「チダンネクスコ」略して「チンコ」はよくちぎれることが多いが、しばらくすると再生する。
作者曰く飽きたようで、じいと共に原作では星海坊主編以降、銀ノ魂編まで全く登場していない。(ただし10周年記念の時の扉絵にはじい共々描かれていたので、完全に忘れられてはいない模様)
その分アニメには、オリジナルストーリーやOP、ED等に度々登場している。
『3年Z組銀八先生』では銀魂高校の校長として登場するが、こちらでも本編同様よくトラブルを引き起こす。
関連イラスト
関連タグ
ぷりっつ:こいつの物真似が得意なyoutuber。
魔人ブウ:外見が似ているためネタにされやすい。アニメ版ではコスプレしたシーンがある。
少年ならジャンプの裏表紙までちゃんと楽しめ:グランブルーファンタジーのコラボイベントで、まさかの後半エピソードでサプライズともいえる新規ボイス登場を果たした。しかし、彼がグラブル世界において全空を揺るがすとてつもないようなトラブルを引き起こすことに。
以下、ネタバレ注意
央国星ではチダンネクスコ、略してチンコの大きさは美醜や貴賤を表すものとされ、彼の兄である第一皇子ドラゴニアはわずか5歳にして大人並みの体躯と戦闘力、知能、更に竜の髭の如き長大なチダンネクスコ、略してチンコを有していた。
しかしドラゴニアはその長すぎるチダンネクスコ、略してチンコが木の枝に引っかかって事故死してしまい、老い先短い皇帝(ハタ皇子の父)は第二皇子のバルカスに王位を譲ろうとする。
ところがここで問題が起きた。バルカスは有能で美貌にも恵まれていたが、先天的にチダンネクスコ略してチンコが途轍もなく小さい、通称粗チンであった。
当の第三皇子(ハタ皇子)は優しい心を持っていたが気が弱く、亡き長兄へのコンプレックスもあり、親衛隊が彼を王位に担ぎ上げることには一抹の不安を抱えていた。それを知っていたバルカスは自ら継承権を捨て、下野を決意する。遠い兄の背中に向け、幼き日のハタ皇子(イケメン)は告げる。
「チンコがデカイ余と、才能に溢れる兄者…力を合わせればドラゴニアだ」
「だから余は」
「皇子のまま 待っているよ」