※グランブルーファンタジーに登場する同名の星晶獣→竜吉公主(グラブル)
概要
『封神演義』に登場する仙女。天帝と西王母の娘という超絶サラブレッドなエリート仙人であるが、諸事情により下界に降りて周に加勢する。後に月合仙翁の導きによって洪錦と結婚するものの、万仙陣での戦いで通天教主一派に敗れ戦死した。
藤崎竜版
仙人と仙人の間に0,000000003%の確率で産まれる純血種の仙女。一人称は「私」。
莫大な霊力を有し、その実力は妲己、聞仲に匹敵するとも言われる。
しかし、純血故に仙人界の清らかな空気の中でしか生きることが出来ないため、地上ではその寿命を削ってしまう。そのため、異母弟である燃燈道人は彼女の騎士のような役割を持つ。
「~のじゃ」というような古風な姫口調で話す(中国語の「公主」という言葉自体が現代日本語で言う「姫」に相当する)。
弟子に赤雲、碧雲の二人がおり、いつも公主の後ろに控えている。
なお、本編漫画終了後から数年後を舞台とするワンダースワン版のゲーム「仙界伝弐」においては、やはり健康状態が改善せず、崑崙山2内でも、清浄な空気を保つ香をたいた自室から出てこれない生活を余儀なくされていたが、同作主人公となった黄天祥から、彼がひょんなことから手に入れてきた「極上のかすみ」を二度受け取ったことで体調が劇的に回復・向上し(それこそ、外界でほかの仲間と同じように長期間活動しても問題が発生しないレベルで)、長年の自身の健康問題を寛解させてくれた天祥への恩返しの意味もこめて第一線に復帰し、天祥の仲間として戦ってくれるようになる。
宝貝
霧露乾坤網(むろけんこんもう)
物語で主に使用する、純水を操る宝貝。水のバリアによる高い防御力、射程範囲の広さ、そして大は津波・洪水レベルの大量の水のぶっ放しから、小は人間一人の両手足を瞬時かつ正確に刺し貫く高水圧の水の槍発射までという「大規模攻撃にも一転集中攻撃にも応用できる汎用性の高さ」、さらに劉環の奥の手である溶岩でできた巨大鳥の宝貝「火鴉壺」をその水で包み込み、あっという間に冷却しきり固まらせ使用不能に追い込む(しかも公主のほうはそれによる特段の消耗や疲労の様子は皆無)ほどの出力など、どれをとっても高い性能を誇る。普段から公主の身を水のベールで覆っており、王天君が放ったダニによる寄生攻撃も防いでいる事からもその力が窺える。
盤古旛(ばんこはん)
スーパー宝貝のひとつ。重力をとても大きなレベルで操作することができる。
物語終盤、妲己たちとの最終決戦に自らも参戦すべく元始天尊から受け継ぐが、体が耐えきれず戦うことなく戦線離脱することになり、燃燈道人に引き継がれた。
ゲーム「仙界伝弐」においては、公主の体調寛解および戦線復帰に伴って、燃燈から返してもらい、彼女の最強宝貝として使われるようになる。