藤崎竜
ふじさきりゅう
藤崎 竜(ふじさき りゅう、1971年3月10日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。
青森県むつ市(旧下北郡川内町)出身。工学系専門学校卒。男性。血液型はA型。初期の頃のペンネームは漢字表記は同じだが、読みが「ふじざき りゅう」だった。第39回手塚賞佳作。第40回手塚賞準入選。愛称は「フジリュー」と「プティタキテュー」。
数年を経て、中国の『封神演義』を漫画化(かなり換骨奪胎)した作品を同誌に連載。ヒット作となる。
その後『サクラテツ対話篇』『Wāqwāq』を、いずれも週刊少年ジャンプにて連載。
2008年より、小説『屍鬼』の漫画化作品をジャンプスクエアにて連載。
読み切り漫画もいくつか手がけており、短編集が2冊刊行されている。
初期の頃の絵柄は、独特の雲の描き方、髪の毛を1本1本描く、水彩画のような塗り方など、少年漫画らしくない(むしろ少女漫画の様な)繊細な雰囲気があり、そのため女性と思われることが多かった。1993年以降は少年漫画らしい絵柄に変化。
作家生活を通じて絵柄は大きく変わっているが、ほとんどの時代にいえることは、背景やメカに対する細かい描き込み、スクリーントーンとCGを多用した、まるでアニメのセル画のように見える絵柄が特徴となっている。また液体や布地や肉体といった「柔らかい物」全般の描写が苦手らしく、ギャグ描写を除けば全体的な絵柄は硬質な質感に寄る傾向がある。
戦闘シーンの描写は、ほとんど動きのある描写は描かず(本人曰く「うまく描くのが苦手」)、静止画のような止めのカットが多く、それを激しいエフェクト描写でカバーしている。
彼の作品に登場するキャラクターの血縁関係者はある意味個性的で、キャラクターに似ていない(むしろ似せていない)且つ特徴的に描かれている。脇役および主要キャラにあたる動物はマスコットキャラクター(ぬいぐるみ)のように描かれるのがほとんどである。
原作クラッシャーとしても有名。原作付きの作品では必ず何かしら独自要素を入れており、「ただ原作を漫画にしただけ」の作品にはしていない。シリアスな笑いを地に行っている。
短編
『PSYCHO+』2巻に、短編「伝染源」「DIGITALIAN(デジタリアン)」が収録されている。
短編集『WORLDS』の収録作は、「ハメルンの笛吹き」「WORLDS(ワールズ)」「TIGHT ROPE(タイトロープ)」「SHADOWDISEASE(シャドウデイジーズ)」「SOUL of KNIGHT(ソウルオブナイト)」の計5編。
「ハメルンの笛吹き」はデビュー作。
短編集2『DRAMATIC IRONY』の収録作は、表題作の「DRAMATICIRONY(ドラマティックアイロニー)」及び「ユガミズム」「milk junkie(ミルクジャンキー)」「異説封神演義」の計4編。
コメント
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すべて見る風の分岐EX. ~Forever and ever~
封神の飛虎聞の話です。昔、ゲームボーイカラーで出た封神のゲーム「封神蒼州伝記」のネタです。かなり前のゲームですし、プレイしていない方にはわかりづらい内容かもしれません。またゲームクリア後のネタバレにもなっていますので、ご注意ください。4,773文字pixiv小説作品秋の夜が明けるまで・・・
ずいぶん昔に書いた話パート2です。 確か初めて書いた話…何だかとっても恥ずかしい(笑) 一応、仙界大戦の直前だという設定で、(仙界大戦や普賢に対してどことない不安感じている太公望だけど止めることができないのもわかっていて、そしてそれを知っているのに変えるつもりはない普賢)・・みたいなのが書きたかったようです。。。 お読み頂けたら幸いです^^3,107文字pixiv小説作品ドラマ版 サイコプラス
実写でやって欲しいと思って書いた。 ゲーム要素が薄いですが、なんでもないシーンでゲームで遊んでるのを背景にしたりするのかなあ 前半は、変だと思われるのが嫌な緑丸、ゲームや人工物が嫌いな不思議な女の子で緑丸のことは優しくて人をほっとけないところを評価している水の森。 後半からは緑丸は自分を変だと思う描写が消えて(気にならなくなって)、水の森はいつでも自分を助けてくれる緑丸に好意を持ち始める感じがいいです。 月9やNHKのジュブナイル系ドラマ枠です。 物語の詳細が詳しかったり、ぼんやりなのは考えついたりつかなかったりしてるからです。いいアイデアがあればぜひ教えてください。5,339文字pixiv小説作品