概要
「サァ・・・足掻イテミセロ・・・!」
CV:野坂尚也(イベント『星のおとし子、空のいとし子』)
討滅戦イベントに登場する星晶獣の一体。氷で出来た身体で胸の肋骨が露出し結晶が埋め込んでおり、下半身は四足になって、ケンタウロスのようになっている。討滅戦の他、パンデモニウムに「オリジン」がおり、天司に関係がある可能性を持つ。
討滅戦おなじみの喋る星晶獣だが、イフリートと違い早口ではない。その代り口数が他と比べて少なく、登場時、撃破時に喋らない。というかOD突入時と奥義時にしか喋ってくれない。死者の管理者は黙して語らずという事なのか。イフリート同様に全体的に声の加工が強い。
イベント『星のおとし子、空のいとし子』にも登場した。今回は声が加工されていない。なお、担当声優が野坂尚也氏であることが判明したが(スカイコンパスでのクレジットより)、討滅戦などの戦闘時のボイスも担当しているのかは定かではない。
召喚効果は攻撃力アップ。雪原の真ん中で胸を光らす演出はかなりカッコいい。
強さ
連続攻撃を面白いくらいにぶつけてくるだけで大きな強さは感じられないかもしれないが、一度でもOD時に奥義を放たれたら最後、ロシアンルーレットが始まる。「ジュデッカ」は全体攻撃の後、攻撃アップとトリプルアタック確率アップを永続付与するという自己強化が起きる。その上げ幅はえげつなく、毎ターントリプルアタックで通常の3倍以上のダメージをうけるくらいにイメージしてくれるといい。だが、同時に暗闇も永続付与してしまう為、トリプルアタックであろうと当たらなかったら当然無駄打ちになるけど当たったら大惨事。EXならHPが150万程度なのでできれば火力で押し切る編成で行きたいところ。ちなみにマニアックでは半分切ったあたりでジュデッカが特殊行動で起こるため、どう足掻いてもロシアンルーレットには参加せざるを得なくなる。更にHPを削るとジュデッカの強化で必中必殺の奥義と化した「トロメア」も飛んでくるため、一瞬で形勢を逆転される危険性も。
ゼノ・コキュートス
「我ニ楯突ク者、尽ク氷獄ノ樹氷トナレ…」
完全上級者イベント「撃滅戦」にて登場した、六道の力を宿した「ゼノ」シリーズの一角。撃滅戦イベントの四番手である(最初はイフリート続くニ番手だったが、時期変更によって四番手になった)。
元々怪物っぽい体型がさらに進化し、ドラゴンっぽく見える。下半身にも顔…というより別の生物になっており、「ダンテ」という名前が付いている。本体のHPが半分切ると吹雪を引き起こす。露出の肋骨も体内に収まり、胸のど真ん中に結晶がある。上半身は竜人っぽくなり、ガチムチ胴体に角、長い首と大きい翼になる。口数はやっぱり少ない。
強さ
変なデバフや即死攻撃によるせめて崩しはほとんどせず、自己強化による超火力を以って正々堂々に勝負してくる。最初はアンティノラによる敵対心上昇と呪いを使用し、カイーナで氷結状態にするが、これと言った厄介な行動はない。純粋に連続攻撃でこちらを叩き潰していく。ダンテが増えた分削り合いに手間が増えたため、手こずれば手こずるほど強力な通常攻撃で此方を冷凍してくるので持ち得る火力を全力でぶつけて行こう。
エクス・コキュートス
2023年9月には、順次開催されていた神滅戦の第3弾としてエクス・コキュートスが登場した。エクスではゼノとは違ってターゲットは一つだけで下半身がリストラされた。後にリストラされた下半身は『ぐらぶるっ!』に出演した。
更に言えば、今回の入手できる武器が直近のクラスⅤ新ジョブであるキング用ともいえるような銃であるため、4凸1本は入手したいところだが……。
一方で、今回はフルオート放置で進めていると冒頭の予兆で最大級の初見殺しトラップを受ける事となる。数少ない対策は黄龍+クリュサオルを利用した奥義フルチェイン(及び5回奥義)である。一応、別手段で奥義ゲージを70%にできれば、4凸カグヤでも代用可能。
なお、こちらの武器は覚醒させると攻撃と特殊の2種類のどちらかを選択して追加できるのだが、特殊の性能が複数本前提な性能だったためか『特殊5本』がXのトレンドにのったことも。
余談
ちなみに、六道とは仏教用語。仏教版天国と地獄(とその中間世界いくつか)の事である。この六道にあてて考えられているのか、討滅戦のボスはソースの宗教や神話が違えど、そのほとんどが天国もしくは地獄に関わりのある存在が多い。彼の元ネタはキリスト教であり、仏教にかすってすらいないが、討滅戦メンバーの中では地獄に一番かかわりがある。というか彼は地獄そのもの。
キリスト教の地獄に置いて最も重い罪「裏切り」を為した人間はコキュートスに落とされ、絶望の氷原で最大で永遠の苦しみを味わう。必殺技の「アンティノラ」「トロメア」「ジュデッカ」はコキュートスを流れる川の名前。ジュデッカの川の真ん中ではサタンさんが神の子を裏切ったあいつ等をカミカミしている。ちなみにゼノの時に現れる「ダンテ」とは地獄ぶらり旅こと「神曲」を記した人。勿論作中でコキュートスにも訪れている。
2021年3月に開催された撃滅戦では他のゼノメンバーと同じくゼノ召喚石バージョンが実装されたのだが、今回はそちらよりも新規実装されたジョブの実験台的な立ち位置で討伐されている流れになっている為に、召喚石版が実装されたことに気づかない人もいる様子。
2022年6月には何とゼノ・ウォフマナフとの同時開催となった。今までの撃滅戦で実装された六道武器のEXスキル付きがドロップするのも、この開催からとなるのだが……まさかの同時開催とは、誰が予想しただろうか。
(ただし、後述にもある『星のおとし子、空のいとし子』では撃滅戦メンバーでウォフマナフと同様にボイスあり出演となっているため、もしかすると…)
関連タグ
コロゥ ウォフマナフ イフリート(グラブル) ディアボロス(グラブル) サジタリウス(グラブル) ケルベロス(神撃のバハムート) フェンリル(神撃のバハムート) 討滅戦仲間
1年生組:ある意味でもコキュートスに持ってこいと言えるようなコラボキャラ。優秀なサポート役を担当してくれるだろう。
スペシャルウィーク(ウマ娘)/サイレンススズカ(ウマ娘)/トウカイテイオー(ウマ娘):グラブルコラボで数少ない土属性という事もあり、今後次第で投入される可能性もある。現状では討滅戦のみだが。
メーテラ:水着Verがランダムデバフの付与などを持っているため、ある意味でも脅威になってしまった。今後のゼノ戦における環境変化がどうなるか……。
イルノート:水着Verが除去不能防御ダウン(一定ターン)のアビリティを持つ。メーテラ同様に今後の環境変化待ち。エクスに関して言えば、奥義ゲージ要員として編成が必要となる。
星のおとし子、空のいとし子:第2部で、まさかのウォフマナフと共に登場。そこで、ある人物によってゼノ化したことが言及された。