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「僕は蟻になりたい…何も考えず戦える兵隊蟻に。」

CV:石田彰

概要

『000』どうして空は蒼いのかPart.III」の登場キャラクター。

ベリアル同様「堕天司」の一員で、ベリアルからは「サリィ」と呼ばれている。

2019年4月30日の平成の終わりに召喚石としてプレイアブル化した。

2020年11月30日には、まさかのクリスマスバージョンが実装。こちらも召喚石である。

人物

元々は「刑死」を司る天司であり、星の民の敵対勢力を排除する役割を担っていた。

その役割故に非常に高い戦闘能力を与えられており、単純な戦闘能力だけなら四大天司をも上回り、ウリエルからも「原初獣最強の一角を担っていた」と評されるほど。

一方、その強さとは裏腹に性格は無口で大人しく、どこか幼い印象を受ける言動を取る。

物事への感心や執着もほとんどなく、任務のない余暇には蟻の巣の蟻をひたすら眺めて過ごしている

これは天司が自分達以上の知能を得ることを恐れた星の民の最高評議会が、ルシファーに命じて知性にリミッターをかけたものの、ルシファーがいい加減だった(ベリアル談)せいで必要以上にリミッターがかかってしまったためであるとされている。

ベリアルからこの事実を聞かされたサリエルは、「中途半端な自我や知性なんて必要なかった」と溢し、前述の台詞の通り「何も考えずに戦える兵隊蟻になりたい」という願いを吐露する。そしてその胸中には、「誰かを傷付けることに苦痛を感じている」という想いを秘めていた。

自らに与えられた使命と相反する感情を持っていることに興味を持ったベリアルは、サリエルを堕天司にスカウト。生まれて初めて、使命ではなく自分の個性を見てくれたベリアルに強い恩義を感じたサリエルはこれを快諾し、その後ルシファー達が起こした騒乱の際に行方不明となる。

イベントでの動向

『000』どうして空は蒼いのかPart.III

行方知れずとなっていたサリエルだが、実はルシファーの手によってアバターのパーツとして組み込まれており、アバターの力の残滓を吸収した黒衣の男の手により、彼の手駒として召喚される。

外見的には白い仮面を被っている以外は以前と変化がないが、アバターの破壊衝動によって自我を失っており、かつての彼の願いだった「何も考えず戦える兵隊蟻になりたい」が、皮肉にも歪んだ形で実現してしまっている。

元々の戦闘能力の高さに加え、黒衣の男から「不滅殺し」の力を与えられた事で天司にも致命傷を与えられるようになっており、ラファエルに深手を負わせ、一騎打ちを挑んできたウリエルも、彼に羽根の一部を奪われながらも打ち破る。

そして黒衣の男と袂を分かったベリアルに対抗させるために強制召喚され、そこでベリアルの言葉を受けて自我を取り戻すも、ベリアルもろとも黒衣の男の槍に貫かれ、重傷を負う。

その後、サンダルフォン達を止めようとするベリアルを庇い、彼が治癒を終えるまで時間を稼ごうとする。

だが、ベリアルはそんなサリエルを背後から不意打ちし、羽根を奪い取って自らに吸収。そのままサリエルは斃れた…

…かに思われたが、エンディングでラファエルの治癒を受け、一命を取り留める。治癒を担当したラファエルと、それに付き添ったウリエル曰く、ベリアルから受けた傷はアバターの破壊衝動に汚染されたコアだけが奪われた状態であり、それ以外のコアは損傷を免れていたのだという。

ベリアルがルシファーと共に姿を消した今、彼の真意を知る術はないが、サリエルはそれを彼なりの「生きろ」というメッセージと捉える。

そして、自分にとってベリアルがどういう存在なのか…そう考えようとした次の瞬間、サリエルの意識は不意に見つけた蟻の方に向くのであった。

THE MAYDAYS

「000」直後またもや行方不明となり、アウギュステ列島でサンダルフォンと遭遇。

蟻を追いかけているうちに乗ってしまった船賃が払えず酒場でピーナッツの皮を剥いたり、酒場で出会った男の荷物係で借金を返している。

何言ってるのか意味不明だが、ここまでのサリエルに起こった事実である。

羽はベリアルに奪われたままだが、アウギュステを震撼させたサメを事も無げに押さえつける星晶獣最強格の力を見せ、怪我を負ったそのサメを保護して餌を運んだりした。

後半では友情らしきものを育んだサメにまたがってコンビプレイを見せる。

また、戦闘に関しては優れた戦術思考を見せたり、ルシオとの邂逅時にはその容姿に惑わされず本質を見据えたりしていた。

サメ騒動の後は、あの時のベリアルの真意を知る為に「虹」(ベリアルがいるであろう異次元への穴)を探し当ても無い旅に出た。

なお、現在は羽がないので自分の力で飛行する事が出来ない。

2020年クリスマスエピソード

「虹」を探す当てのない旅を続ける中、彼は雪原にいた。その目的はサンタクロースに会う為。その一方、時を同じくしてサンタへ手紙を届ける為にハールート・マールートがサンタを探していたのだが、その道中でサリエルを発見し……。

召喚石

天司シリーズの闇属性版として登場。闇属性攻撃力が最大120%上昇するメイン加護と、闇属性キャラクターのダメージ上限が最大10%上昇するサブ加護効果を持つ。

召喚効果は敵が受けるダメージが増加し、味方が受けるダメージが減少する「刑死」効果を敵に付与し、さらに味方全体の奥義ゲージを30%上昇させる。

前述のウリエルとの関連からか、ウリエルとよく似た召喚効果になっている。

クリスマス版は闇属性攻撃力アップのメイン加護は若干ダウンしているが、毒、灼熱、腐敗というスリップダメージデバフなどをダメージと共に付与する。それとは別枠で睡眠デバフも与えるのだが、これが地味に強いだろう。

(近年の睡眠需要を踏まえると……)

関連タグ

グランブルーファンタジー 天司 ベリアル(グラブル)

バロワ:後述シナリオで邂逅。

桂小太郎:中の人つながり。グラブルコラボで登場した際、彼もまた召喚石として実装されている。

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  • 夢想実験

    研究所時代、狡知の堕天司と刑死の堕天司が何処かで聞いたような思考実験をする話。 000に狂った結果、気づいたら友人に怪文書を送りつけていた…… 「え?支部に投稿しないんですか??」 とgoサインを貰った遅筆系オタクはどうにかこの衝動を形にしようと精一杯筆を走らせ、気づいたらなんか話ができていた……! ・なんか微妙にサリエルの知能制限がゆるい ・色々妄想混ざったガバ設定 ・まぁまぁに地獄 とりあえずベリアルは無表情白痴属性持ち概念幼女な最終兵器系長髪美青年(cv石田)の知り合いがいるならもっと早く言って。お願いだから。 あのベリアル相手に君は僕が守ると宣言できるサリィのポテンシャルを大事にしていきたい。とりあえずプレイアブル化…はよ… 表紙は(https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60751857)からお借りしました。素敵なイラストありがとうございます。
  • ルシファーの補佐役

    兵隊蟻にメロンパンを

    グラブル夢小説です。主人公はルシファーの補佐役。検査に向かう途中、主人公に会ったサリエルのお話。
  • 夏待ちとソーダ

    一応腐向けのつもりで書いてないです 何書きたいかわからなくなったけど、結局は夏にアイス食う2人が書きたかっただけ
  • 現パロベリジタ

    一緒にいれたなら

    現パロベリジタの続きです。以前にも出しましたが納得出来なかったので書き直しました。
  • 虹のかかる島

    氷売りってグラブルの世界でも需要有る気がします。
  • Forever yours①

    エバーグリーン続編です。 000イベのネタバレもりもりなのでご注意下さい。
    23,413文字pixiv小説作品
  • 茶寮の縞模様

    カフェダルフォンに挑戦するカシウスの話。光の珈琲と闇の牛乳。 カップリング要素はありません。 当然のようにサリエルが艇にいます。 拙い作品ですので、なんとなくお読みください。
  • エバーグリーン(中編)

    前編、後編で終わらせるはずが膨らんでしまったので中編作りました。 ベリアルが喋る喋る。
    15,238文字pixiv小説作品
  • my old dear place

    000後、サンダルとサリエルの話。 サリエルの涙は、原典でそうなっているらしいと調べていたら見つけたので。 ルシフェルがサンダルの父親的役割なら、ベリアルはある部分でサリエルの父親的役割に似てた気がします。 けれど“意思に沿わない”殺戮はしなくていい=アバターの中で自我消失するから考えなくていいってのは悪魔の囁き過ぎて、やっぱ敵のままで良いってなりました。 それでもサリエルにとってはきっと忘れられない人だろう、「愛は矛盾する」を本気でぶつけられた人かな、と。 逆にサンダル成長物語でもあったので、天司長として人を思いやる心を少し学んだサンダル。 サリエルはEDでウリエルに助けられてたけど、そこら辺の整合性は脳内補間でお願いします。
  • Scythe of

    鎌を持った天司といえばサリエル……サイスオブベリアルの元となった依り代が昔サリエルの使っていた鎌だったらいいなという妄想。それから、なんでベリアルが特異点に武器あげるんだ……という疑問の自分なりの補完。 注意 ・000読了前提(サリエルが登場します) ・セラフィックウェポン強化時のストーリー(堕天司の誘い)を踏まえています ・自己解釈、過去捏造有  ベリアルはサリエルのことをそれなりに気に入ってはいたと思う。000の例のもぎもぎに未必の好意(?)も1割くらいはあったのでは。  000前編の考察を書いたし後編の考察もしたいとは思っているけれどなかなか冷静に考察できる気がしない。だってベリアルの「愛は矛盾する」とかファーさんの「狡知の審美眼は」のくだりとかさあ!いろいろエモくて妄想が止まらない、かつ可能性の塊だった前編と違い後編を含めて考察すると読みが固定されてしまいそうで怖いというか。もしかしたらそのうち考察するかもしれませんが。
  • 未知の知

    五体満足(+羽)の2人がいつかのどこかでするかも知れない話。月並みです。 カプ要素はありません。 拙い作品ですので、なんとなくお読みください。
  • 想起

    眠りについたサリエルが、ルシファーとお絵描きした記憶を思い出す話。 いちおうカプ要素はないつもりです。 数ある暇つぶしの中から観察を選ぶのって、親鳥のやっている行為を一生懸命に模倣するひな鳥みたいで可愛いですよね。

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