偶然により怪盗を追い詰めた軍人は、自らが名探偵と名乗りをあげる。
推理力は優秀な助手に劣るが、軍で鍛えた逞しき肉体は誰にも負けない。
探偵としては鳴かず飛ばずの日々を過ごすも、今日も堂々と振る舞い、宿命のライバルを追いかける。
概要
イベント「名探偵バロワ〜ジュエルリゾートを奪還せよ〜」で初登場。その名の通り名(?)探偵である。
レジェンドガチャで「デリンジャー」を入手するとR、「クロコダイルグローブ」を入手で光属性のSR、「名探偵バロワ〜呪われた財宝を追え〜」で信頼度を最大にするとイベント版それぞれが加入(同シナリオがサイドストーリー入りしたので、2023年11月現在は自動加入)。
呪われた財宝を追えがサイド入りしたその日には、グランデフェスにおいてサーヤとのペアユニットが実装された。ガチャで「ロジックブレイカー」の入手で加入。
レアリティ | 奥義 | アビリティ | サポート |
---|---|---|---|
R | 推理放棄 | 推理/ハッタリ | |
イベントSR | リーズニング・ヴィトゥ | 名推理風/ハッタリ/ブルドーズ | 不屈の名探偵 |
SR | 推理終了 | 真相究明/ハッタリ/ブルドーズⅡ | 土壇場の突破力/事件は解決だ! |
SSR | ラストリゾート | 俺が名探偵だ!/私、閃きました!/オンリー・ワン・トゥルー | 最高のバディ/類まれなる腕力と頭脳 |
元軍人で、怪盗シャノワールと対決したことをきっかけにその後探偵と名乗り活動。
本人の推理力はそこそこで基本助手のサーヤ頼みだが、軍人として鍛えられていた身体を武器に追いかけ続ける。
『呪われた財宝を追え』ではさらに肉体を鍛えて野菜も食べまくった成果を発揮、シャノワールの師の畢生の謎を頭脳によらず力づくでこじ開けるという探偵としては反則ものの離れ業を披露した。
道中でおもらしした汚名もこれで返上した・・・と思いたい。
ゲーム内での性能
- Rver.
攻撃タイプの通り攻撃力が大きく成長し、最終的な値は同レアリティでは2位であるが、SR、SSRレアのキャラクターにはどうしても見劣りする。
アビリティとして奥義のダメージを底上げする《推理》を持ち、これは使わない限り効果が累積する。レベルを上げるともう一つのアビリティとして《ハッタリ》を習得するが、これが彼の真骨頂と言えるアビリティで最大1000倍のダメージを与えると言う物。
実際には1倍、2倍、4倍、8.6倍、860倍、1000倍からランダムで選ばれた倍率のダメージを与えるアビリティで、当然高い倍率ほどそう簡単には出ないのだが、1000倍を引けば最大999万ものダメージを与える事ができる。通称『バロワ砲』。
- イベントSRver.
基本的アビリティ構成はR版とほぼ同じで、アップチューン調整と考えていい。
味方全体に効果が及ぶように強化された《名推理風》とR版と同じく最大1000倍ダメージの《ハッタリ》、そしてその《ハッタリ》を即座に再使用可能にする《ブルドーズ》が最大の特徴。
《ブルドーズ》はデメリットとしてHP25%消費+回復不可状態となるため、連続使用は最大5回まででその間に戦闘不能になるリスクもあるが、試行回数が大幅に増えているのでそれまでに高倍率を引ければバトル終了である。
しかしSRに昇格して強化された内容がステータスと《ハッタリ》連打のみというのは、ある意味彼らしいとも言える。
- SRver.
イベントSRのリメイク版で、ガチャ排出に伴い色々と強化されている。
《名推理風》からさらに進歩した《真相究明》は、奥義ダメージ強化に加えて敵を真相究明状態にすると味方全体に4割の追撃が付与される強力な効果となった!
・・・ただし真相究明付与の基礎成功率はなんと5%というトホホな数字なので、弱体効果や弱体成功率UPでバロワをサポートしてサーヤよろしく事件解決のお膳立てをしてあげよう。
《ブルドーズII》に《真相究明》の成功率UP効果が追加されているので、デメリットに目を瞑るなら一応バロワだけでもそこそこ真相究明できる。
バロワの代名詞《ハッタリ》も健在で、《ハッタリ》を連打しながら《真相究明》成功に進んでいく・・・という実にバロワらしい立ち回りとなっている。
- SSRVer.
全てがダメージアビリティに加え、この手のペアユニットでは珍しいリンクアビリティではない構成と言うのも大きい。確率で最大10回使える1アビ、ディスペル効果にデバフを持つ2アビ、バディレベルが5以上で使える強化効果を5つも無効化し、バフの除去成功で他のアビリティが即時使用可能というデバッファーとアタッカーを兼ねるような性能を持つ。
火属性の場合、風属性のバフを容赦なく加えて強化するラーと言う存在がいるため、ラーに対する対抗ユニットとして重宝するかもしれない。
時節イベントのうち、バレンタインでは2024年にイベントが実装されるのだが、プレゼントを受け取れる側に所属している。
その性能からバロワが輝くのは何といってもレア度制限のダンジョン。
レア度詐欺の火力は特に「アーカルムの転世」等のレアキャラオンリーステージで活躍してくれる。
「アーカルムの転世」を進むのならば最優先で育成しておくべきキャラと言える。
余談
CVを担当した武内駿輔氏は同じくCygamesが制作したゲームである「アイドルマスターシンデレラガールズ」のアニメ版にてプロデューサー役を担当している。両者は以前から「グラブル」内で「シンデレラファンタジー」として公式コラボイベントを開催しているほか、バロワの実装がアニメ「シンデレラガールズ」の第1期放送中だった事もあり、ネット上で話題を呼んだ。
ちなみに武内氏は「グラブル」と「シンデレラガールズ」両方の宣伝ニコ生番組で太鼓の達人の難易度「おに」をプレイしている。
2023年には上述の『アーカルムの転世』で、いわゆる放置探索にあたるシステムが実装された。これに関しては一定の属性があるキャラを探索に向かわせるとトレジャーなどを入手しやすくなるのだが、バロワ及びサーヤ、シャノワールはメンバーの自動編成にするとほぼ確実に入ってくる。そのため、これに気づかず何度か回していると、バロワのリミットボーナスレベルがいつの間にか上昇している……という事もあるだろう。
関連タグ
グランブルーファンタジー グランブルーファンタジーの登場人物一覧
キャサリン:クロスフェイトで共演。
猫(グラブル)、スィール(グラブル):2022年のバレンタインイベで邂逅。サーヤが別の事情で不在なため、助っ人として雇われた。
サリエル(グラブル):後述イベントで、まさかの邂逅を果たす。
毛利小五郎:捜査力そこそこでおトボケ推理が多いが、名探偵として名声を得ている探偵つながり。コラボイベント内で同じ事件に巻きこまれ競演した際には、意気投合している。