概要
CV:田所あずさ
シナリオイベント「リペイント・ザ・メモリー」にて登場。イベントボス。
顔にぽっかりと空いた穴が不気味な人型の星晶獣。
そして、夢占いの少女ヴェトルの本当の姿である。
他者の夢の中に侵入する能力や、悪夢を見せ夢と現実の認識を逆転させる能力を持つ。
この能力の影響を受けると、次第に夢の側を現実と思い込むようになってしまう。
当初は他者が説得することも可能だが、影響が強くなるとそれも不可能となり最終的には永久に昏睡状態に陥ってしまう。
この能力によってカタリナとラカムを昏睡状態寸前にまで追い込んでいる。
オネイロスが主人公たちに接触した理由はルリアの星晶獣を従える力を極度に恐れたため。
かつての覇空戦争で星の民から捨て駒同然に扱われたことがトラウマになっている。
この力で強制的に支配されることを恐れたオネイロスは、「双子の弟」の名目でモルフェという名の人形を作り出し、夢占い師のフリをして近づいたのである。
モルフェは記憶を操作されていたため、このことについてはオネイロスに知らされるまで全く自覚がなかった。
モルフェを利用して自身の夢の世界におびき寄せたオネイロスは、夢の世界に捕らえたカタリナとラカムをルリアたちの説得によって復活させられてしまう。
そして主人公たちに決戦を挑むものの敗北。
モルフェは姉とともにどんな罰を受けることも覚悟するが、主人公たちは笑顔で2人を騎空団に受け入れるのだった。
私の名前?
オネイロス…ヴェトル…
あなたはどっちが好き?
その後の季節ボイスや誕生日ボイスでは、500年以上生きているのにサンタさんにプレゼントをもらえると信じていたり、「産まれてきてくれてありがとう」と笑顔で発言する等、裏切られた過去の苦い経験を乗り越え、時代の流れに取り残された虚無感からも抜けだして物事を楽しんでおり、何よりそうした機会を与えてくれた主人公とルリアに対して非常に高い好意をよせている。モルフェに好意を堂々とバラされた時はさすがに恥ずかしかったらしく、照れ隠しのごとくモルフェをポカポカ叩いている。
「ふふふっ、姉さんは、団長さんやルリアさんのこと、大好きなんだね!」
るっ!では
イベント限定ながらも出番が何度かあるのだが、サイドストーリー入りが告知された2020年4月の更新では、モルフェがよからぬ方向の妄想をしていた為に……。
一体、何がどうなったのかはご想像に任せる。
元ネタ
名前の元ネタはギリシャ神話の夢の神、モルペウスとポベートールから。眠りの神ヒュプノスの息子たちで、モルペウスは夢に形を与え、ポベートールは悪夢を生み出すとされる。ヒュプノスの息子たちを総称して「オネイロイ」(「夢」を意味するオネイロスの複数形)と呼ぶ。マルチバトルボスのイケロスはポベートールの別名でもある。オネイロスと呼ばれた時は夢の神でありヒュプノスの兄弟にあたる別の神を指す。
また、麻薬・鎮痛薬として知られるモルヒネは「夢のように痛みを取り除く」としてモルペウスから名付けられている。モルヒネの原料となるのがケシの花で、オネイロス戦の背景で咲いているのはこれに由来するのだろう。
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グランブルーファンタジーの登場人物一覧 星晶獣 モルフェとヴェトル