概要
Cygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』に登場するカードの一つ。
後に同社制作のゲーム『グランブルーファンタジー』『Shadowverse』にも登場した。
神撃のバハムート
名前はケルト神話の魔女姉妹「モリグナ」の一人バズヴの別名「バズヴ・カタ」の別読み「バイヴ・カハ」。
チベット文化を欧米世界に広めた冒険家ウォルター=エヴァンス・ヴェンツが仮説として唱えた、モリグナの三姉妹を一人の女神(この場合バズヴ)の顕れとした説をモチーフとしている。
声優は未公開ながら、ボイスあり。後にグランブルーファンタジーにおけるプレイアブル化でCVが判明した。
グランブルーファンタジー
彼岸の戦場を駆る三相一体の守護者達は碧空の下へ舞い降りる。
破壊を望む戦士には鬨を、武勲を求める勇士には栄光を、
乙女達はその勇猛を何よりも愛し、儚き命運に心を寄せる。
CV:雨宮天(モリガン)/小松未可子(ヴァハ)/井上麻里奈(バズヴ)
個々の名称については、右に位置し青い衣を着ているのが長姉モリガン、左に位置し赤い衣を着ているのが次姉ヴァハ、下あるいは中央に位置し白い衣を着ているのが末妹バズヴ、となっている(位置については公式の上限解放前イラスト・上限解放後イラストでの配置)。
SSRの風属性召喚石で登場。召喚すると敵全体に特大ダメージを与えるとともに風属性の攻撃力を5割(限凸時7割)、土属性に対する耐性を5割(限凸時6割)上昇させる。
加護効果は弱体化への耐性の3割(限凸時4割)増加と風属性攻撃時のクリティカル確率上昇(限凸時にさらに上昇)。
2019年5月31日には、まさかのプレイアブル化。それに伴い、CVに関しても発表された。三相女神を入手する事によってキャラクター版を入手出来る。
プレイアブル
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ |
---|---|---|
トライアド・ウィング | トゥアハ・デ・ダナーン ブーア ネヴァン | 栄光と死の螺旋 英雄に寄り添いし獣 |
奥義で属性攻撃UPとダメージカット、アビリティには全体ディスペルやリフレクトと粒ぞろいな能力を持つバッファー。
しかしその真価は2アビの「ブーア」。自分以外の味方単体にブーア効果を付与するものだが、効果中は攻撃力・トリプルアタック確率・ダメージ上限・回避率UPとこれでもかとバフをガン積みしてくれる。
しかも効果は消去不可なので味方一人を屈強なアタッカーへと強化してくれる。
・・だが、ここまでの効果もあれば当然デメリットもあり、防御DOWNの効果がついてくる。
この効果ももちろん消去不可、しかもステータス減少の下限値を更に下回るためちょっとした通常攻撃でも戦闘不能になる危険性を抱えている。
サポートアビリティでは味方が戦闘不能になると自分の全てのアビリティが即時使用可能となる。
バイヴカハに見初められた戦士は死ぬまで戦う事から逃れられなくなる事から、寄り添う戦士を探す設定に沿ったアビリティが設定されている様子。
ブーアを当てる対象はなかなか難しいが、しっくりくる相手探しに付き合ってあげるのもまた面白いかもしれない。
ハロウィン2021
ハロウィンイベにて、まさかの登場。驚かす意図はなかったのだが、アレクとセロニムを驚かしてしまった。
Shadowverse
対戦型カードゲーム『Shadowverse』にも登場。第7弾『時空転生』にて収録。
第25弾カードパック『極天竜鳴』のアディショナルカードでは、三相の女神・バイヴカハとして再登場した。
バイヴカハ
カード名は「バイヴカハ」名義だが、本作ではグラブルにおけるバズヴが単体で登場しており、CVもそちらのもののみとなっている。カードイラストの元ネタとなる神撃のバハムートでも元々はバズヴ単体での登場だった。
なお登場順は神撃のバハムート → Shadowverse → グランブルーファンタジーの順である。
カード名 | バイヴカハ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | ファンファーレ ランダムな自分の他のフォロワー1体を+1/+0する。エンハンス 6; 自分の他のフォロワーすべてを+1/+1する。エンハンス 9; バイヴカハの福音1枚を手札に加える。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | |
CV | 井上麻里奈 |
収録セット | 時空転生 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※エンハンス…本来のコストの代わりに、記載の数値分のPPを支払うことで発動する能力。
味方フォロワーへのバフ能力を持つニュートラルのレジェンド。
3コストで出した場合1体を少し強化するだけだが、エンハンス6で出すとかつての不思議の探求者・アリスのような体力も含めた強化を味方全体に働かせることができる。
エンハンス9で出した場合、更にバイヴカハの福音というトークンスペルを加えることが可能。こちらのスペルの方では、グラブルにおけるモリガン、ヴァハも含めた三人全員がイラストに描かれている。
三相の女神・バイヴカハ
カード名 | 三相の女神・バイヴカハ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ニュートラル |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | ファンファーレ ランダムな自分の他のフォロワー1体を+1/+1する。カードを1枚引く。自分のリーダーを1回復。「このバトル中に消費した自分のEP」が3以上なら、バイヴカハの福音1枚を手札に加える。そのコストを1にする。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | |
CV | 井上麻里奈 |
収録セット | 極天竜鳴 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
最も基本的な能力であるランダムな他フォロワーへのバフは、+1/+1とリメイク前と比べると体力もバフするようになったうえに、カードを1枚引くこともでき、かなり強化されている。
以前はエンハンスによって能力が積み重なっていったが、今回は「このバトル中に消費した自分のEP」を参照し、それが3以上だった時に、リメイク前でも使用したバイヴカハの福音を1コストにして手札へ加える。
ドローソースや体力回復といった強力な要素が詰まったフォロワー。ただしフォロワーへのバフの要素も強力であるため、それを活かすため、どちらかというとフォロワーによる動きを重視したデッキで使用される場合が多い。
また肝心であるEP3の消費は、先攻だとEPが2までしか存在しない仕様であるため、その場合なんらかの方法でEPを回復する事が必須となり、かなり扱いづらくなってしまう。
この点に関しては、『天示す竜剣』のアディショナルカードにて箱庭の追憶・オリヴィエ&シルヴィアというニュートラルのEP回復手段が追加されたため、大きく解消された。
関連タグ
ワルキューレ(Fate):同じく3人組のキャラかつ、そちら担当声優の内2名がこちらと同じ。