概要
ポート・ブリーズ群島の雑貨屋に売っていた丈夫な造りのノート。
ゲーム中では所謂マテリアル画面として、登場キャラや入手した武器の確認、メインクエストやシナリオイベントのストーリーの見直しなどができる。
ノートそのものに特別な力は無い。
でもルリアにとっては、主人公や団の仲間たちとの旅の思い出がたくさん記録されている大切な宝物である。
マテリアル画面として
普段ルリアが会話で用いる、ほんわかしたですます口調と異なり、硬め、というか装飾的な文体で書かれている。特に星晶獣やヒロイック寄りの人物の解説でこの傾向が強い。
例:己が力を示すため、眼差しを青くきらめかせ、常に獲物を狙う。
その意志と燃ゆる穂により、いかなる壁、いかなる敵をも貫かんと。
花が咲いたかの如く美しい貌とは裏腹に、放つ言葉は手にした槍に劣らず鋭いが、それもまた強者であるがゆえ。(ゼタ(SSR))
ぐらぶるっ!でもネタにされ、これを見たベアトリクスは思わず吹き出してしまい「ははっ…!花が咲いたかの如く美しい貌とか(笑)ちょっとこれ褒めすぎだろー!」と漏らした(第509話)。
一方ドランクの人物解説で「いい加減な性格だが、」、ベリアルの所では「その性格は下品で下劣、最低最悪の不埒者として知られている」と書くなど、ド直球だったり強い言葉でマイナス面を表現することもある。
ロボミ外伝に登場した四天王ウィストムやティクニウトリ・ショロトルのメンバー・リナリアの解説は色んな意味で容赦がない。
武器の項目ではいつもの文体のほか、語尾がだぜだったり、歴戦のおっさんの口調みたいな文体で書いたりもしている(スチールスパタ解説「鉄ってやつは十分硬いが、鍛えてやれば更に強靱な鋼になる。戦士もそうでなければな。」など)。
ブロンズソードの解説では「老いた元戦士が言う」のあとにおじいちゃん口調で解説がされている。こちらは武器について語る人々の口調をそのまま記録しているのかもしれない。ブロンズダガーの「護身用にと渡されたその短剣は、高価なものでなくとも十分、心の支えになりました」はまさに使用者の体験談のような文である。
これらのギャップがしばしば話題になる。
なお、稀にルリアノートを乗っ取るような人物が存在し、オロロジャイアやネーレウスはその一例といえる。