シャムハト(Fate)
しゃむはと
男女の垣根を越えた美しさを持つ聖娼。
CCCではアヌ神の命により、知恵や理性、形(姿)もなく性別すらない空っぽの泥人形状態だったエルキドゥに教育者として会いに来て、知恵と理性・天と地の理を全て教えたとされる。
(Fakeでは出会う経緯の記載がない為、詳細不明。CCCではアヌ神によって出会うこととなる。)
エルキドゥは「鏡すら見たことのないワタシにとって、そのヒト型は自己を知るいい教師となった。」と語っており、SG1のギルガメッシュの「何者の写し身であろうと」という発言から推測すると、エルキドゥの容姿やヒト型となった経緯・過程・理由など、CCCの方もFakeやFGOの方と同じだと考えられる。
Fakeにて細かい記述があり、姿もなく性別すらない泥の塊(泥人形)だったエルキドゥは出会って一目見て、男女の垣根を越えた美しさに心奪われ、六日七晩、共に過ごすうちに、シャムハトを真似るように徐々に己の姿を人間へと近づけながら、己にも聖娼としての美しさを宿して彼女の容姿を模したことで多くの力を失い、入れ替わりに人としての理性と知恵を手に入れて、エルキドゥはヒトの姿になったと説明されている。
FGOでもエルキドゥのマテリアルにて言及がされており、エルキドゥは当初は姿がない泥であったが、地上に顕れて後、ひとりの聖娼と出会ったことで多くの認識を得て、基本形態としてヒトの形態を取ることを選ぶようになり、エルキドゥの姿はその聖娼（シャムハト）を尊重し、その姿を模したものと説明されている。
エルキドゥのもう一人の育ての親であり、教師である。
本人の性格は掘り下げがないので、現状では不明だが、エルキドゥの人格面に多大な影響を与えていることは確かであり、そのことからもシャムハトは慈悲深い性格であったと推測できる。
ちなみに、成田良悟氏が書いたFakeの方のシナリオでは、エルキドゥに幼少期のギルガメッシュの話を聞かせていた様子であることから、ギルガメッシュとは顔見知りの可能性がある。
奈須きのこ氏が書いたCCCの方では言及がない為、顔見知りなのかは不明。
- 元ネタ(原典版)と型月(Fate)は性別だけでなく、設定や姿・経緯・過程・理由など様々な部分が違うため、元ネタ(原典)の方と混同しないように注意が必要である。
- 型月世界では親が幼子を教育する親子の関係であり、そして先生と教え子の関係である。
- 型月の方では聖娼がどういう仕事なのか不明なので、念のため原典の方と混ざらないようにリンクは付けないでおく。
