サンジェルマン(Fate)
さんじぇるまん
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
※ 本人曰く、名前は「サン・ジェルマン」と区切るんだそう。
『Fate/strange Fake』に登場するキャラクター。
史実においてはサンジェルマン伯爵とも呼ばれる男。その名前はフランチェスカが自分をギャフンと言わせた者達としてキシュアの御老体、どこかの学校にいたすっごく古い方言を使う先生など魔術界隈において化物と評される関係者に享楽主義者として並べ挙げられていた。
アヤカが見たリチャードの過去の夢に登場したが、彼自身が自分を評するところによると魔術師でも妖精でも夢魔でも魔法使いでも時間逆行者でもなく、ただの貴族で詐欺師と称する。しかし詐欺師であるというのなら、本当に魔術師や時間旅行者でもないのかは嘘つきのパラドックスとなってしまい、実際のところは不明となる。
しかし自動車が生まれてない時代に自動車に乗って現れるという時点で詐欺行為の規模がけた外れの域に達している気もするし、アレキサンダー大王に会ったことがあり、当時のことを当時生きていたかのようにも語ったりもした。そしてその過去の夢においてはアヤカが過去を見るのを見越していたように、アヤカに向かって語り掛けるなど詐欺どころか存在が意味不明の領域である。
ただ、リチャードに対しては基本的に無害で、ブレーキ役にこそなってはいないが、彼の権力やカリスマ性に惑わされず、明るさの中に秘めた物騒さが祟っての凶行について、若干芝居がかりながら中立的な意見を言える存在として、そこそこ良好な交友関係を築いている。
また、魔術師として表立ってリチャードに協力してないように見せかけて、彼が英霊として聖杯戦争に参戦するのを見越したうえで、アヤカに向けたメッセージを送ってるような節のある行動をとるなど、友人として、何だかんだで気にかけている模様。
本人の言動から、何かしらの魔眼を有している事が示唆され、「分不相応な瞳」と口にしている。
夢魔の知り合いがいる他、人類最後の希望の存在も知っている模様。
サンジェルマンという人物は多くの歴史に存在し、異なる時代の多くの偉人に会ったとされる怪人物。『Fateシリーズ』において登場済みの偉人で彼との関わりがあったとされる者は前述のリチャード、アレキサンダー大王を除外すればソロモン、マリー・アントワネットなどがいる。
このデザインはデュマの没デザインであるスチームパンク風の青年の流用となっている。