このガレス、勝利を得てみせましょう!
プロフィール
馬上槍はマーリンの魔術によって多重に強化が施され、ある種の魔術礼装となっている。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するランサークラスのサーヴァント。レアリティは☆2。
円卓の騎士の1人であり、モルガン×ロット王の4兄弟の末子。兄に太陽の騎士ガウェイン、鉄のアグラヴェイン、ガヘリスがおり、アーサー王は叔父(叔母)、モードレッドは異父弟(妹)。
初登場は2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』。この時点では立ち絵のみであり正体も明かされなかったが、約一年後に『FGO』の4周年イベントにて真名が判明している。また、フレンドポイント召喚枠の☆2ランサーとしての実装が発表された。
メインシナリオでは、第2部6章『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』で登場する。
こちらに登場するのはあくまで「異聞帯におけるガレス」だが、同位体のようなものである彼女との交流によって縁が結ばれた結果、汎人類史のガレスがカルデアに召喚されるようになった。
真名
アーサー王の円卓の騎士の1人で円卓第七席、「ガレス」。
同じ円卓の騎士であるガウェイン、ガヘリス、アグラヴェインを兄弟とする若き騎士で、ロット王と妖妃モルガンの間に生まれた子の1人。叛逆の騎士モードレッドは異父弟にあたる。
ガレスは最も新しく円卓に加わった者であり、経験浅き騎士である。先輩である円卓の騎士たち全員を尊敬していた。特に、ランスロット卿によく懐き、よく彼に従った。
見習い騎士として数々の修行を経て、正式に円卓の騎士の一員となった後にも、ガヘリスのように長兄ガウェインとは行動せず、ランスロットの従者のような立ち位置を選んだ。
可能性に満ちた存在として多くの者に愛され、兄弟や他の円卓の騎士たちからも「いつの日かもっとも優れた騎士となる」「いずれ、兄弟全員に匹敵する真の騎士となる」と評価されていた。
その死は諸説あるが、一般に知られているものは悲惨な逸話となっている。
ギネヴィアとの不貞が明らかになりランスロットがアグラヴェインを返り討ちにして逃亡した後、モードレッドが発案してアーサーが承諾したギネヴィアの処刑を執行するにあたって、ガレスとガヘリスは王妃の死を悼む気持ちから非武装の喪服姿で処刑の会場に参加する。
しかし王妃救出のためランスロットが乱入、戦闘になる。
その混乱の最中見慣れぬ喪服姿であったためランスロットに護衛と誤認されてしまい頭蓋骨を叩き割られるという無残極まりない最期を迎えた。この時に同じくガヘリスまで殺されており、非武装だった者含む弟達を殺したランスロットへ、ガウェインは死の間際まで憎悪を抱くことになる。
円卓第7席の騎士とされるが、本人曰く初代第7席ではなく、かなり後の時代になって第7席の座に着いた騎士だとされている。円卓全盛期の頃の7席ということであろうか。
容姿
そのサラブレッドな血筋を最初は隠していた為、キャメロットに勤め始めて1年目はアーサー王の義兄ケイ卿の人事で厨房の下働きに回された挙句、「手が美白だからお前ボーマン【Beau Mains=美しき(Beautiful)手(Manus)】な」とセクハラまがいのニックネームを付けられてしまう。
そんなエピソードのせいかTYPE−MOON時空では女の子になってしまった。生前は「変身の指輪」で騎士の姿に変身していたと言及しており、このため男性として伝えられた可能性がある。
兜を外すと、毛先が黒くて子犬の垂れ耳を思わせる愛らしい外ハネ髪が確認できる。鎧を着ている状態ではわからないが、出ているところは人並みにある。この他ピンク色の頰が特徴であり、全体的にはガウェインを女体化・小柄化して、小動物的な可愛さを足した感じである。
人物
一人称は「私(わたし)」、または「自分」、「ガレス」。
原典では謀略や奸計に加担したことのない清廉潔白な人物として描かれることが多く、Fate世界の彼女も真面目で礼儀正しく人懐っこい性格となっている。一方で戦いに対してはかなり積極的で、実力も円卓の騎士にふさわしい強さを窺わせる。カルデアではよく槍試合を所望している模様。
円卓の騎士には皆礼儀正しく接し、自分を初めて騎士として取り立ててくれたランスロット卿をとても慕っている。ランスロットや兄のガウェインからもとても愛されており、王妃ギネヴィアの処遇を巡る争いで誤って彼女を手にかけてしまったランスロットは一生ものの後悔を背負い、ガウェインにとってもランスロット不倶戴天認定の最後のトリガーとなった。
生真面目なベディヴィエール卿からもちゃん付けで呼ばれているあたり、アーサー王とは別ベクトルなキャメロットのアイドル、もしくは円卓組の末妹枠だったのかもしれない。
一方で生真面目さに関しては、ややもとすれば兄以上の筋金入りである。
ユーモアに理解こそあるものの、こと「騎士の矜持」に関わる風紀の乱れや礼節への考えは、己の操る槍の如く妥協のない真っ直ぐさと清廉さを心がける。若さゆえの融通の無さとも言えるが、だからこそ誰よりも騎士道を重んじ自ら実践する姿勢は、やがて円卓の中枢に上ると期待された人望の萌芽であったのかもしれない。さらには下記する十二勇士メンバーは勿論、他のランサーサーヴァント達にまでも槍試合を所望しているあたり脳筋気質な所まで兄譲りの様子。
なお「自分もヤング」など言い回しが一昔前のセンスを思わせる為、本当に若いのか?と思われがちだが、一応年若いのは本当である(後述)。彼女は英語圏の人なので、こういう言い回しをしても何らおかしくはない……はず。少なくとも享年15歳のモードレッドとそう年齢に大差ない。
先述の通り厨房で下働きをしていた為、彼女自身はあのマッシュな兄と違い料理上手で、バレンタインで振る舞ったカップケーキも好評だった。ただし、何でも大盛りにしたがるパーシヴァルのアドバイスを素直に受け止めた結果、数百個単位と大量に作ってしまう癖がある。同僚たち(及び主君)はそれらを余裕で平らげられる大食らいばかりなので問題はないのだが。
なお、騎士になった経緯から奥さんがいるはずなのだが、この世界ではどうなのかは不明である。
シナリオでの登場
円卓の騎士を取り上げた『Fate/Grand Order』メインシナリオ第1部6章本編では登場していないが、実は主人公がレイシフトする前に他の騎士たちと共に召喚され、戦いの末に座に退去していたことが明かされている(奈須きのこ氏公式ブログ「竹箒日記」2016年7月31日分より)。
清廉潔白な性格であるが故に獅子王の悍ましい統治についていけなくなってしまい、祝福(ギフト)によって人格そのものを捻じ曲げてなお耐えられずに死を選び、十字軍側の首魁である「リチャード一世を名乗った魔人の如き強さのサーヴァント」を羽交締めにしつつ、諸共ガウェインに介錯されたらしい。同章の劇場版では、パンフレットにより原作同様に脱落している事が判明。また、山の翁の幻影によりガウェインが切り捨てた円卓の騎士のイメージとして登場した。
上述の不遇な死のエピソードがイメージ先行するが、原典ではケイ卿をワンパンで捻り、兄であるガウェイン卿を撤退に追い込んだ凶悪の騎士を決闘で討ち取るなど、円卓の騎士でも武闘派。
2018年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて、第二再臨の鎧姿で実装に先駆けて登場。ペリノア王とケイの薄い本を解釈違いと称しながらも購入した際、童顔なので年齢を疑われていた。なお、以前に実装されたアーサーの体験クエストにおけるモードレッドの発言によると、彼女は兜を着用していたらしく、実装前から正体は推測されていた。
現界時の肉体年齢に関しては不明だが、享年はマスターと同程度らしいが、成人している事は間違いないようである。ギャグイベでの腐女子属性が今後も定着するかは不明だが、それを除けばベディヴィエール卿と並ぶ問題児ばかりの円卓の良心といえる人物(原典では兄や妹達がこぞってラモラックをリンチしたのに対して、彼女だけはリンチには加わらなかったという逸話を持つ)。
ちなみに当時の真名考察にて「6章で「不浄」のギフトを授かった影響で801本を……?」と言う意見もあった。このような形で正体が絞られる英霊なんてそうそういないのでは……
2019年水着イベント『水着剣豪七色勝負!』では、舞台が(カジノ)キャメロットなこともあり、シナリオの本筋で登場する。バニーになった王や円卓三馬鹿の「アロハ騎士」「カジノ」といった独自のノリに若干疑問をもちつつも、かつての王や円卓の騎士達と共に居られて嬉しそうな様子が描かれている。同時にモードレッドを叱りつける真面目キャラとしても描かれている。
『アキハバラ・エクスプロージョン!』では、初めて秋葉原の同人誌専門店を訪れ「新解釈」の本に目を輝かせていたが、同行していた同人作家ジャンヌからアシスタントに任命され、創作意欲を滾らせる彼女を手伝う羽目になった。久々に同人誌ネタ描写が見られたシーンである。
2022年水着イベントでは水着サーヴァントとして登場する事が発表される。
妖精ガレス
女王暦2017年の妖精國ブリテンに住む妖精。
自分の出自について曖昧にしか覚えていない氏族不詳の野良妖精だったが、アルトリア・キャスターの大立ち回りを見て感激し、押しかけ従者としていつのまにかパーティに加わる。
最初こそ純粋無垢にアルトリアを崇敬して従者を名乗っていたが、ロンディニウムで円卓軍に所属するパーシヴァルと邂逅後は彼に弟子入りして騎士としての心構えを学んでいく。
同時にウェールズの森での妖精騎士との戦いの辺りから、勘の鋭さは予知能力の領域に達していき、ウッドワスとの戦いでは未来のヴィジョンが見えるまでに成長していった。終盤、円卓軍の精鋭として彼女本来の人の好さもあってロンディニウムの人々に好かれ、彼らを守るために切磋琢磨していくが、突如同胞のはずの反乱軍から主力部隊の留守を突かれてロンディニウムは炎上。
カルデアと円卓軍幹部のいない中、味方を虐殺する青いサーコートの騎士たちに独りで立ち向かうガレスは、自らを「ロンディニウムの騎士」と名乗り、全身全霊を燃やし尽くして無道の騎士たちを返り討ちにする。その果てに、彼女の忘れていた「秘密」を思い出し―――
戦闘時においては、NPCとしてサーヴァント・ガレスと同様の運用が可能。グラフィックやモーションは同じもの。スキル名が独自のものに変わっているが効果は変わらず、パーシヴァルと異なり宝具も常時使用できる。たった一つの性能上の違いは、妖精属性を持つところ。
能力
華奢にも見えうる可憐な容姿に反し、ライオネス嬢をめぐり数々の武功を立て、昼のガウェインに対し2時間も打ち合える程の卓越した槍術を振るう武闘派。円卓でも一目置かれる有望株だったが、夭逝したためかステータスでは円卓の上位層よりも劣る。馬上槍はマーリンの魔術によって多重に強化が施され、ある種の魔術礼装となっている。青いカートリッジのようなものが装着されており、腰のベルトにはその予備と思しきものが確認できるため、ガンランスとも見解されている。
モーション中では、馬上槍を主武装とする他、槍先に青い魔力を纏わせて刺突と同時に敵の体内で多段的に炸裂させたり、兜で頭突きを食らわせたりする(少し目を回すが)。エクストラアタックでは、セイバークラスのランスロットの「縛鎖全断・過重湖光」の槍バージョンとも言うべき攻撃を見せる(本人もなんちゃって「縛鎖全断・過重湖光」と言っており、意識している)。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | C | B | A | D | D | C |
保有スキル
対魔力(C) | 詠唱が二節以下の魔術を無効化。大魔術・儀礼呪法などを防ぐ事は出来ない。 |
---|---|
騎乗(B) | 馬上槍の名手であるガレスは、ランサーが持ち得ない「騎乗」スキルを例外的に所有する。 |
戦闘続行(C) | 二時間に渡って一騎打ちの戦いを続けた逸話を持っているガレスは「戦闘続行」のスキルを所有する。 |
狼は眠らず(B++) | 「戦闘続行(C)」が変化したスキル。詳細不明。 |
変身の指輪(B) | ガレスは、変身の魔術が込められた指輪を持つ。本来は宝具の効果だが、本作ではスキルとして効果を発揮する。 |
美しい手のガレス(B) | 変装してお城の下働きをしていた際、白く美しい姿をしていた事からケイ卿に「ボーメイン(美しい手)」と称されていた。当時のケイはそれがガレスの変装であるとは気付いていなかった。即ちガレスは白く美しく、美肌であり、その手は特に美しかった。しかし第1部6章ではその手も…… |
宝具
猛り狂う乙女狼(イーラ・ルプス)
- ランク:C++
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~50
- 最大捕捉:1人
「宜しいのですね?」
「仕留めます――我は狼(おおかみ)、我が槍は必殺の牙!征くぞ!『猛り狂う乙女狼(イーラ……ルプス)』ッ!!」
馬上槍の技の冴えが宝具として昇華されたもの。
怒濤の連続攻撃を叩き込んだ後、必殺の一撃を以て敵を貫く。
詳細は該当記事を参照。
変身の指輪(へんしんのゆびわ)
伝説では貴婦人ライオネスから賜った神秘の指輪。
さまざまな色に変化する指輪であり、姿を変えることができる。
自らの身分を隠しながら馬上槍試合を繰り返していた際には、大いに役に立ったという。
スキルとしてのランクはBだが、宝具としてのランクは不明。
前述のように『FGO』ではスキルとして使用。
ゲーム上での性能
最大HP | 1795~9537 |
---|---|
最大ATK | 960~5413 |
カード配分 | A1・B2・Q2 |
スキル1 | 戦闘続行(C):自身にガッツ状態(戦闘不能から復帰、HP500~1500)を付与(3T) |
スキル1(強化後) | 狼は眠らず(B++):自身にガッツ状態(戦闘不能から復帰、HP1000~3000)&クリティカル威力をアップを付与(各3T)+スターを獲得(10~20個) |
スキル2 | 美しい手のガレス(B):NPを増やす(10~20%)+自身に「被ダメージ時に攻撃力がアップする状態(1回/5T)」を付与(3T) |
スキル3 | 変身の指輪(B):自身にターゲット集中状態を付与(1T)&防御力を大アップ(1T)&NP獲得量アップ(1T) |
宝具 | 猛り狂う乙女狼(Buster):自身に無敵貫通状態を付与(1T)+敵単体に超強力な攻撃〔Lv.1~〕&防御力ダウン<オーバーチャージで効果アップ> |
☆2ランサー初の攻撃型宝具のサーヴァント。ただし、同じ☆2ランサー仲間の弁慶以上にHP偏重のステータスをしており、そのせいでATKは3騎の☆2ランサーでは最下位となっている。
同時に先輩2騎に同じくターゲット集中持ちでもあり、攻防両面で立ち回る独特の性能を有する。
ガッツ、変則バフ、ターゲット集中と、分かりやすいタンク役であると同時に、一撃必中を旨とするカウンター戦法を最大の武器としている。特に「変身の指輪」で被弾を誘ってからの「美しい手のガレス」で攻撃力アップを発生させ、三重の攻撃力アップを宝具『猛り狂う乙女狼』へと繋げることで、低い攻撃力を補って余りあるパワーを発揮する。無敵貫通は1ターン持続するので、宝具で突っ込んだ勢いそのままに回避や無敵を叩き割れる豪快さも頼もしいものである。
課題として、☆2というランクそのものがネックである。耐久に偏り過ぎているせいで、普段は火力が伸びず、だからといって被弾で攻撃力アップを狙っても攻撃力アップは攻撃1回で消化されるため、どれだけ受けても一発が限度となる。ガッツ状態も持続ターンが短く発動時の回復量も少ないため、例え踏ん張っても呪いややけどで落ちてしまうことがある。スキル1の強化後は回復量が倍化したものの、まだ不安が残る。タンク役らしく概念礼装「ぐだぐだ看板娘(自身にターゲット集中&攻撃力アップ/3T)」を装備させると、今度はHPが足りなくなってしまい、どうしてもヒーラーや他のディフェンダーからのフォローが必須となる。一応、HPに関しては聖杯転臨でぐんと伸びてくれる(Lv.100で13,764)ので、愛があるなら耐久型のサブアタッカーとして育ててみるのも一興。
宝具運用を前提としたカウンター型タンク。足りない箇所を色々と補ってあげる必要はあるが、文字通りのカウンター戦法が取れるユニークな性能を持っている。上手くハマれば、相手を問答無用で正面から突き崩す重戦車乙女ランサーとして存在感を放ってくれるだろう。
関連人物
生前
実の叔父(叔母)にして、円卓の騎士として仕えた主君。
カルデアで再会すると大泣きしながら王の最期の時に共にいられなかった事を悔いている。
実の兄(長兄)にして、円卓の騎士の同胞。
金髪や目の色が似通っている。一番仲の良い兄であり「ガウェイン兄様」と呼び慕っている。ガレスがランスロットに誤って殺された際にはひどく悲しんだ事からもその溺愛ぶりがわかるだろう。
カルデアで再会した時も、ガレスの方は素直に喜んでいるが、彼はある事情からか「自分に戦いを止める権利は無いのだろう」と少し複雑な様子がうかがえる。皮肉なことに不浄のギフトを授けられたガレスを介錯したのは、あらゆる不浄を清める焔の陽炎に選ばれた騎士だったからである。
円卓の騎士の同胞であり、彼女が最も敬愛する騎士。
ランスロットも彼女を弟子として大層大切にしていた程の仲だった。
その為か、攻撃時に彼の宝具「縛鎖全断・過重湖光」の名を言ってみたりとリスペクトぶりは中々の物。しかし、生前にはある出来事を切っ掛けに彼に誤って殺されてしまった。『Zero』においての彼は英雄王に狂犬と言わしめた御仁なので、犬要素も彼リスペクトなのかもしれない。
マイルーム会話でも両者について言及分けがされており、全盛期のセイバーの彼とは再会時に顔を合わせるや否や緊張と興奮から慌てふためきつつも親しく接しているが、自分を斬り殺した時期に近いバーサーカーの彼には悲しみと憐れみの目を向けつつ、あの時気づかなかったとはいえなんの感情も言葉も無いまま刃を向けられた事がトラウマとなって少々苦手としている。
自身に「美しい手」というあだ名をつけた張本人。
原典では血筋によるえこひいきを避けたい思いから、名乗ることを憚ったがために、彼から皮肉を込めてこのあだ名を与えられ、厨房での下働きに回されることになる。その後、悪道騎士の討伐で名乗りを上げた際、腕試しに立ちはだかった彼を一撃でのしてしまった。型月では王の性別を知っていた彼だけに、ガレスの性別の件を含めて、この一連の件がどう解釈されるか注目される。
円卓の騎士の同胞。浮気は駄目だと厳しい声をかけている。
ランスロット卿が聞いたら確実に心に突き刺さりそうである。当のトリスタン本人はよそ見をしている様子(というより本人の性質から言って、立ったまま寝てしまっている可能性が高い)。
円卓の騎士の同胞。こちらも銀の腕に興味津々であり、同時に別人だと言われて首を傾げている。
あちらは第1部6章の顛末を覚えているため、カルデアで過ごせていることに安心している。
異父妹であり円卓の騎士の同胞。同じく型月時空の通過儀礼として女体化したお方。
カルデアではなかなか声をかけるタイミングが掴めない様子。真面目な姉と態度の悪い妹の如く喧嘩はするものの、他の騎士と違いガレスはモードレッドにも好意的に接しており、仲は良い。
実の兄(次兄)にして、円卓の騎士の同胞。
こちらは「アグラヴェイン兄様」と呼んでいる。ガレスの黒髪は彼譲りなのだが、長兄と比べてもあまり外見が似ていない。彼女とガウェインは母親似で、アグラヴェインは父親似なのかもしれない。別々に育てられた為、兄妹として接する機会は殆ど無く、生前は誤解されやすいアグラヴェインの人柄からあまり快くは思っていなかった様子。しかし、サーヴァントになってからはガレスの方はアグラヴェインと仲良くしたいと思っている。あちらの側も情は少なからずある模様。
円卓の騎士の同胞にして、聖杯探索に参加した騎士。
ランサー仲間でガレスからの評価も高い。その一方で余計な事も吹き込んでいたが……
実の兄(三兄)にして、円卓の騎士の同胞。
第1部6章開始前に獅子王に立ち向かう彼と殺し合いをしてしまう羽目に。
アーサー王を見出し仕えた魔術師。皆には内緒にしているが、内心ちょっと怖くて苦手としている。やばい相手を本能で察しているところは流石というべきか。犬系キャラとしての本能か……?
実の母親。ガレスは「お母様」と呼んでいるが、あまり接点はなかったとのこと。
何をどうやったらあの母親からこのような清廉な娘が誕生するのか。氏より育ちということか。
モルガンの子供にしては珍しく、ガレスはコミュニケーション能力に問題がある所は見られない。カルデアにいるのは異聞帯のモルガンである為、あまり関わりを持たないようにしていた様子。
Fate/Grand Order
契約したマスター。
彼/彼女とサーヴァントである自分の関係を自分の関係を先輩後輩に当てはめているが、後輩ポジションには既にマシュがいるため悩んでいる。肉体年齢が近いためフランクに接している。
後輩ポジションの少女騎士繋がり。本人同士も気が合う模様。
そして、第1部6章クリア後にガレスのマイルーム会話を聞くと……
ランサーの円卓組繋がりかつ、聖槍ロンゴミニアドを持ったアーサー王のifの姿。カルデアで顔を合わせた時は戸惑っていると同時に、誰もが言いたかったであろうツッコミを入れている。
こちらは異世界の男性のアーサー王。当然だがカルデアで顔を合わせると驚いていると同時に混乱している。あちらの世界でのガレスの性別はどうなっているのか気になる所である。
モルガンの養子となった義理の妹。妹ながら彼女の方が背が圧倒的に高い。
今の所本格的な絡みは無いが、二次創作では「天然だけどしっかり者の姉と調子に乗って諌められたり母親に対して独占欲の強い妹」という、ちゃんとした姉妹として書かれていることが多い。
フランク王国の騎士達。顔を合わせるや否や槍試合を所望し出す。
もっともアストルフォの方は「触れれば転倒!」を使わなければ勝つのは難しそうである。
ランサー同士で自身の幕間で共演したブラダマンテとは、尊敬する人物がいる事や一生懸命で頑張り屋な所がよく似ており「女性らしさを併せ持った騎士」にもなってみたいと思っている。
自身の幕間でシミュレーターにおける訓練相手として共演。
あろうことか「女性らしい色っぽい仕草」の指導をお願いしているが、下手をすると「妖婦」と云われた母モルガンの二の舞になりかねないため次兄と上妹に全力で止められそうである。
兄弟(姉妹)が複数いる少女サーヴァント繋がり。
2023年水着イベントでは末妹同士、交流がある様子を見せた。
本編での直接の絡みはまるで無いが、同タイミングでフレンドガチャに追加された低レアサーヴァント繋がりであると同時に、まだ真名が明かされていない頃、性癖という割と残念な方向から真名が予想されてしまった繋がりという割と珍しい存在同士でもある(上述。不浄のギフト)。
双方共にオリジナルの彼らにそういう逸話は無いため、悪い意味で奇跡の繋がりでもある。
ただし、いまだにそれで弄られ続ける(そして悪化している)彼と違い、特に2019年水着イベントでの描写からかガレスの方は真面目な常識人としてのイメージの方が強くなった模様。
関連イラスト
再臨すると鎧を着込むが、本人曰く第二再臨で着る鎧は騎士になった頃のもので、第三再臨で着る鎧が円卓時代の物とのこと。pixivでは鎧を着ていない姿が描かれることも多い。
関連タグ
TYPE-MOON Fateシリーズ 円卓組 サーヴァント 騎士 女性 甲冑娘