転輪する勝利の剣
えくすかりばーがらてぃーん
この剣は太陽の映し身。もう一振りの星の聖剣!
あらゆる不浄を清める焔(ほむら)の陽炎!
ランク | A+ |
---|---|
種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 20~40 |
最大捕捉 | 300人 |
アーサー王の持つエクスカリバーの姉妹剣。本来の持ち主はエクスカリバーと同じく、湖の貴婦人である。伝承ではエクスカリバーの影に隠れ多くを語られることはなかった。
柄には擬似太陽を封じてあり、その出力はエクスカリバーに匹敵する。アーサー王の聖剣は星の光を集め、ガウェイン卿の聖剣は太陽の日輪の熱線を顕すという。
なお、エクスカリバーは垂直に振りぬく垂直な閃光であるが、ガラティーンは真横に薙ぎ払う灼熱の炎という違いもある。
あるケルト神話の大英雄の持つ虹の魔剣を原型に持つとされる。
振り抜かれた剣閃は前方に向かって弧を描き、描かれた弧は円となって焔の刻印を地面に刻む。その刻印から灼熱の炎が噴き上がり、射程内にいるあらゆる敵を焼きつくす。
これまでのシリーズでは投げた剣をキャッチして炎の衝撃波を放つといった描写である事が多かった。
ところが『Fate/EXTELLA』では、剣から一直線に伸びた炎の刃が、広範囲にわたって敵を薙ぎ倒して焼き払うというモーションに変更されており、続編の『LINK』では剣の投擲は片手ではなく、両手で行なっている。
ちなみにその具体的な威力は、一個大隊を薙ぎ払い、軌道上が根こそぎ焦土と化す。
これは聖剣内部の擬似太陽を連動させることで、刀身を可視可能な範囲まで延長させるという、原型たる虹の魔剣に連なる性能を有するために可能な芸当だという。
挙句、公式から「つまりどういう事かと言うと……13キロや」とネタにされており、規格外の攻撃範囲を秘めていることが示唆されている。
「もう一振りの星の聖剣」の謳い文句は伊達ではない……。
『Fate/EXTRA』では、【相手に対象の最大HPの120%ダメージで攻撃する】効果。
直撃を受ければ即死級という死ぬがよい仕様で、おまけに2ターン連発で放ってくる。
幸いどのサーヴァントにも防御スキルがある(セイバーは自動復活なので少し違うが)ので、タイミングさえ分かっていれば問題なく凌げる。
ちなみに次回作では「取り立て屋」になってキャラ崩壊を起こしているため、真名解放の文言が「この剣は太陽の映し身、且つ負債を回収するもの!」となり、ファンから「負債回収剣」という不名誉なあだ名を頂戴している。
『Fate/GrandOrder』では、真名解放の文言の後半及び宝具演出が上述のものに変化し、より “太陽の聖剣” としての性格を表すようになった。
ゲーム上では、カードの種別はBuster。効果は【敵全体に強力な攻撃&1ターンのスキル封印状態を付与&5ターンのやけど状態を付与(1000×チャージレベルのダメージ)】。
強化後は【〔陽射し〕のあるフィールドにおいてのみ、自身のBusterカードのクリティカル威力をアップ&Busterカードのスター集中度をアップ(各3ターン)】の効果が追加。
ちなみにこの演出はFGOステージでも忠実に再現されているのだが、ガウェイン役の俳優さんは公演本番で一回も剣を取り落としたことがなかったという……役者魂怖っ
『LastEncore』においては、縦斬りバージョンと突きバージョンを披露しており、天輪聖王(チャクラ・ヴァルティン)を中破させる程の威力を誇る。
刀身が折れても柄が無事なようであれば、刃を生成する事ができるようだ。
宝具詠唱
- 「この剣は太陽の映し身。もう一振りの星の聖剣!あらゆる不浄を清める焔(ほむら)の陽炎!――転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!」
- 通常はこの詠唱。もう一振りの星の聖剣部分を省略する事も。
- 「この剣は太陽の映し身。かつ負債を回収するもの――転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!!」
- 『EXTRA-CCC』にて。主人公に借金を取り立てる為の戦闘シーンでのセリフ。おかげでファンからは「円卓の借金取り」などとあだ名される羽目に…。
- 「この剣は太陽の映し身。地に残された最後の光!たとえ刀身が折れようと主人の意志に応えるもの!!」「邪悪を払うは星の聖剣!」「――転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!!」
- 『LastEncore』での詠唱。
- 「この輝きに夜よ退け。大地を照らすは不変の護り!――転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)!」
- 『EXTELLA』及び『EXTELLA-LINK』で新たに追加された詠唱。『Grand Order』へは2021年5月12日におけるボイス追加時に新たに追加される。