主の御業をここに
我が旗よ、我が同胞を守りたまえ! リュミノジテ・エテルネッル!
概要
- ランク:A
- 種別:結界宝具
- レンジ:1~10
- 最大捕捉:???
- 由来:聖女ジャンヌ・ダルクが常に先陣を切って走りながら掲げ、付き従う兵士達を鼓舞した旗。
天使の祝福によって味方を守護する結界宝具。EXランクという規格外の対魔力を物理的霊的問わず、宝具を含むあらゆる種別の攻撃に対する守りに変換する。
ただし、使用中は一切の攻撃が不可能。また、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
作中では、地形を変えミレニア城塞を半壊せしめた程の破壊力を持つ赤のバーサーカーの宝具『疵獣の咆吼』による一撃を受け流し、黒のアサシンの『解体聖母』の完全開放を不意打ちで受けてなお、その呪いの大半を吸収するなどの活躍を見せた。
ちなみにジャンヌの通常攻撃は、穂先についた槍部分を用いて行われる。
曰く「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れという啓示でしょう」とのこと。
意外と暴力的な啓示である。
なお、初出はTYPE-MOON公式のエイプリルフール企画『路地裏さつき』。
本編に先駆けての登場であったため伏せ字だったが、謎のヒロインXの「約束された勝利の剣」をいなしてみせた。
Fate/GrandOrderにおいての性能
ストーリーでは、マシュの『仮想宝具 擬似展開/人理の礎』とともにファヴニールの攻撃を一時的に防いだ。
効果は【味方全員の防御力を3ターンUP&2ターン体力を回復(大)&1ターン無敵付与/自分にスタン状態が2ターン発生】。つまり味方を1ターン確実に生存させる代わり、自分は次ターンで行動不能になる。
使うタイミングが少し難しいが、使い方とデッキの組み方次第で上記永久機関を起動するので、狙えるなら積極的に狙っていきたい。
2016年に入り、正月限定礼装「ヒロイック・ニューイヤー」とバレンタインイベントと同期して実装された「聖者の依り代」という、“弱体化無効”効果(前者は☆4レアで効果は1回&防御+8%、後者は☆5レアで効果は3回&NP獲得量+15%)を持つ礼装が登場し、宝具のデメリットを無効化できるようになった。入手できれば積極的に装備させてあげたい。同時に宝具解放までに敵からのデバフに狙い撃ちされると、本来の用途が果たせない点も注意。
2017年5月24日で幕間の物語を追加し、クリアすることで宝具が強化される。
強化後の効果は【味方全員の防御力を3ターンUP&2ターン体力を回復(大)&1ターン無敵付与&味方全員の弱体状態解除】。
お分かりいただけるだろうか。
ジャンヌの宝具の最大のデメリットであるスタンが削除され、そして弱体状態解除の効果が追加された。これにより「聖者の依代」を始めとした様々のフォローが無くてもスムーズに行動でき、耐久系のアーツパーティーがさらに固くなる。