『今の怯え顔最高だぜ!ケーッケッケッケッケッケ!!』
CV:津田健次郎
概要
妖怪学園Yに登場するキャラクターで、アニメ第21話の大王路キンヤとエンマ大王の会話にて言及された。
妖怪ウォッチ本来の世界において、あの空亡と肩を並べる最も凶悪な妖怪とされている存在で、妖魔界極悪ランキング100年連続1位。(ゲームでは、その名を語ることすら禁じられている。)
その姿は赤・黄・青の三原色が歪に混じり合ったカラーリングを持つ、豹の獣人のような体格の化け猫。
一人称は主に「俺様」。普段は気怠そうにしているが、戦いを好む冷酷非道な性格で、行き当たりばったりなまでに暴虐と蹂躙を好む。
戦闘力自体もかなり高く、いざという時には悪魔じみた取引を持ちかける狡猾な面も。
かつて大罪を起こした事で厳重に封印されていたが、妖怪ウォッチ!の最終回に登場した謎の勢力によって妖魔界ごとその存在は砕け散り、バケーラ&ゴロミ&ブルポンという三体の化け猫として妖怪学園Yの世界に転生、現在の時間軸となるまでYサークルに封印されていた。
物語後半でその出自が語られてからは、バケーラ達三体が一纏めに叩きつけられる事で一瞬ずつ融合・復活を果たし始め、第36話で遂に存在を取り戻す。
(エンマ大王の話では、下手をすれば異星人以上の脅威になりかねないらしい)
そのまま対峙していたドーベルを終始弄んだ挙句、上記のセリフを言い、あっさりと斬殺してしまった(しかも寝起き)。
だが、既に分御霊として独立した意思になっていた三体が一つに戻るのを拒んだ事で、身体が不安定になっており、その原因となったジンペイを消そうと彼を執拗に襲撃。
しかしそのマイペースぶりに終始調子を狂わされ、分御霊たちに抵抗されたり、電撃首輪を付けられたりと上手く行かないまま共にエイリアン軍の襲撃に巻き込まれる。
そして新型ウォッチを手に入れたジンペイに吸収される形で最強の妖怪HEROへと変身した。
その後はまた三体に分裂。ミケッティオとして召喚されない限り元に戻る事が出来なくなり、彼自身の意思は渋々協力しながらも、隙を突いてジンペイを殺そうと試みる「うしおととら」じみた関係となった。
上記の通り、空亡同様妖怪としては規格外の存在なのだが、エンマよろしくメダルとウォッチさえあれば何処にでも呼び出す事は可能。召還時の掛け声は『パーティーやろうぜ、ミケッティオ!』
ジンペイはどう思っているのか。
結論から言うと、ジンペイは自分の命を狙っているミケッティオのことを全く恨んでもいなければ怖がってもいない。45話では、三匹の化け猫達がストライキを起こし、『最近全然頼りにしてくれない』という発言に対し、『頼りにしてるって。ミケッティオの次くらいに。』と一番ミケッティオを頼りにしていることがわかる。さらに48話ではエルゼメキアとの戦いから1ヶ月間平和が続き、ヒーローになることもなかった時に、『たまには命狙ってきてもらわないとつまらない』と完全に彼の中では命がけの鬼ごっこも遊びの一環なのである。
また、ゲームでも『なぜ自分を殺そうとするやつと仲良くなりたがるのか』とミケッティオに質問された時に『お前といると楽しいから』と答えている。
感情の変化
第48話ではキンヤ学園長主催のY学園復興祭の準備をしているジンペイに召喚され、困惑しながらも資材調達と設営に協力(ちなみに、自慢じゃないがミケッティオは生まれてから一度も何かを作ったことはないにもかかわらず、お立ち台をほとんど一匹で作ってしまった。)
自身に寄りかかり居眠りをしているジンペイを殺そうとするも、寝言で名前を呼ばれたことと、抱きつかれたことで出遅れ、逆に猫吸いをされてしまう。
最後は共に学園長に仕掛けた悪戯を成功させ決めポーズを取るなど、心の底では彼を気に入っている様子を見せ、もうジンペイを殺そうとする心配はないというラントとクウカの判断によって首輪を外された。
その際喉を鳴らし、『こいつ(ジンペイ)のせいで、この俺がホットな気分になっちまってんじゃねぇか』と顔を赤らめていた。ちなみに猫が喉を鳴らすのは『嬉しい』を表している。
第49話では、マゼラの攻撃でお立ち台が壊されたことに戸惑いを見せていた。
また、ぬらり師匠の修行をジンペイ、小間と共に受け、(戦闘力は強いが、妖気が溢れ出て、相手に次の行動を読まれてしまうため)アースウォーカーNOAへ融合変身できるようになった。アースウォーカーの時とは違い、『行くぜ❗』と掛け声を上げ、積極的に変身する。
第51話では、『時空を操る力』を持っていることが判明し、新生妖魔界、ブラックキャット(妖怪学園Y)(ゲームでは、漆黒丸)の誕生に大きく携わった。
第53話では、三体の化け猫達の距離が極端に離れている場合、合体してミケッティオに戻る事が出来ない事が判明した(今回はブルポンが旅行に行っていたため)。
ゲーム
無料アップデート第1弾から登場。
ジンペイと遭遇し、ピットブル戦で取り込まれて変身するところは共通だが、初登場のキッカケがドーベルではなくエルゼメキアになっているなど違いがある。
また、ミケッティオからの逃走もジンペイ達が記憶を持った状態で逃げることになる。
もちろん召喚メダルを手に入れれば味方サポートキャラとしても使用可能。
バトル中に召喚して相手を攻撃してくれる。だが何故かここで召喚されるミケッティオは小さくなっているので、とてもかわいらしい。
『猫妖怪たちのアイデンティティ』では、ラントから『いざという時にトラブルが起こることを避けるため、ミケッティオと和解する』ように提案され、三匹の化け猫たちを集めたが、ジンペイがデリカシーのない行動を取り、無理やり召還してミケッティオを呼び出したことにより、三匹の化け猫を怒らせたため、数秒で分裂してしまう。
その後、三匹の要望に応え、覚醒へんげ武器で活躍の場を設けたところ、なんとか三匹の怒りを治めることに成功し、さらにジンペイの気持ち(ミケッティオは面白いやつだし、アースウォーカーはすごく強いが、三匹のことも好きということ)を彼らに伝えたことでようやく、和解。
三匹の同意の元、再びミケッティオになり、友達の申請をしたところ、『口約束だけなら、別に構わねぇぞ』、『ちょっとくらい友達ごっこに付き合ってやらぁ』となし崩し的にではあるが、和解、友達になった。
妖怪ウォッチぷにぷに
無限牢獄に封印されていた空亡と並ぶ妖魔界の問題児。極悪ランキング100年連続1位の記録を持っており、その戦闘力は誰もがおそれる。(妖怪大辞典より)
種族はイサマシ族。ランクはZ。好物はホットドック。必殺技は『グレネコ・クロー』(全消し&三種類のぷにを整理する)。
関連タグ
アースウォーカー アースウォーカーNOA アースウォーカーNOAアーマード ブラックキャット(妖怪学園Y) 漆黒丸
ミケジン…ミケッティオと寺刃ジンペイの腐向けカップリング。
バケーラ、ゴロミ、ブルポン…ミケッティオが三つに分裂した姿。ミケッティオは『パーツども』と呼んでおり、合成材料としか見ていない。
空亡(妖怪ウォッチ)…こちらも強制的に融合変身させられた妖怪つながり。ただし、こちらは最後まで和解しなかった(シャドウサイドでは和解した)。
犬夜叉(主人公)…首に着けているもの(ミケッティオは首輪だが、こちらは勾玉の首飾り)で主人公から戒めを受けるつながり。
ミケッティオの場合はジンペイの『ネコにマタタビ』で電撃を食らうが、犬夜叉の場合はかごめの『おすわり』で思いっ切り地面に叩き付けられる違いがある。