CV:白熊寛嗣
概要
「妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y ~Nとの遭遇~」の登場キャラクター。
来星ナユ/天見エルナ(エルゼメキア)の上司である謎の宇宙人の男。地球にはおらず宇宙空間のUFO内にいる。イカやウミウシのような軟体生物を擬人化したような姿で、語尾に『である』を付けて話す。
スケジュールが全然進まないナユのためとYSP対策としてドーベルを援軍として地球に送り込む事を決定した。ドギー星を奴隷としており、そこに住む戦士たちを幹部としている。
以下、ネタバレ注意!!
第38話に於けるエルゼメキアの発言によって、実は彼は異星人ではない事が明かされた。そのことを知った霧隠ラントはどういう事なのか答えさせようとしたが、エルゼメキアは答えないどころか話をはぐらかす。
この事から映画4弾シャドウサイド鬼王の復活に登場した鬼王・羅仙と同様地球外妖怪、即ち宇宙生物だという可能性があると思われた。
後にマタロウに眠るタイトロン星人ティーダスからその正体が『赤き魔星』『星喰いのマゼラ』と呼ばれる惑星を次々と食らう意思あるブラックホールであると言明された。つまり上記の人型の姿は表向きは配下の指示や自身が戦闘をする為の仮初めの姿(操られた行動端末)であり、その実態こそ時折物語の回想で見かける巨大なブラックホールそのものがマゼラという存在なのである。
戦闘形態
通常の姿で戦闘は行わず、戦闘時は特殊な形態に変化して行う。
マゼラボルト
スタイリッシュな戦闘形態。
大きさは変わらないが、見た目がかなりスッキリとした赤い姿となる。格闘戦を得意としており、本体が対象の星へ接近する度に戦闘力が高くなる非常に厄介な存在である。同時に軟体生物の如く急所を突いたと思わせながら隙間を開けて反らすなどトリッキーな回避もできる。それでいて遠方から相手の思考を読み取る能力も持ち合わせる。
アニメでは、後述のマゼラタイタンを撃破した後にこの形態となり、ガッコウガーENMAを破壊した。
ゲーム版では、この形態の後にマゼラタイタンとなる。
マゼラタイタン
巨大形態。赤い岩石のような姿になる。
炎の剣を装備し、豪快に振り回して戦う。
アニメ版ではこの形態でコーリー星を滅ぼしたり、ガッコウガーENMAと戦った。
ゲーム版では、この形態がラスボスであり、上述のマゼラボルト撃破後にこの形態となり、最終決戦を行う。
ミューゼ
cv:近藤浩徳
高等部編1話に登場し、自身の細胞から生まれた分身及びその残党。しかも彼は生み主であるマゼラのことを「マゼラパパ」と呼んでおり、戦闘能力も彼譲り。マゼラとの戦いで疲労困憊していた妖怪HEROたちを翻弄していたが、芦矢ライムの変身したアシュラギルファーにはナメプされ、あっさり倒された。
余談
外見がイカに似ているのはおそらく歴代シリーズの最初のラスボスであるイカカモネ議長のオマージュだと思われる。
関連タグ
宇宙魔王:意思を持つブラックホール繋がり。