これが俺の新たなナワバリってわけか!胸が踊るぜ!
CV:田村睦心
概要
『妖怪学園Y_猫はHEROになれるか』及び『妖怪ウォッチJam_妖怪学園Y~Nとの遭遇~』の主人公。さくら本町出身。誕生日は7月28日。
容姿は赤髪で一部の髪が猫耳のように跳ねている。Y学園に入学後には左耳にイヤーカフ型の通信機を付けている。
幼い頃から霊や妖怪の類が見えていた特異体質の持ち主で、さくら第二小学校在学中に転校してきた小間サン太夫と初日で意気投合。
YSP能力が既に開花して生身で怨霊と戦えたのを園等先生に目撃されていた理由も有り、超エリート学校Y学園にYSP基準で推薦入学した。
そしてYSPウォッチを与えられ、妖怪HEROの主力として戦っていく事になる。
正義の心は誰よりも強いが、細かいことは気にしない超のつく楽天家で、如何なる状況でもマイペースかつふざけてばかり。
本人も「真面目」や「シリアス」というものが嫌いだとしょっちゅう公言する程の芸人気質で、持ちネタとして時たまラップをしたり、『スパルタ教師』を『ジャカルタ美容師』などと聞き間違え復唱するボケが多い。
勉強も不得意で、授業中にモモを枕代わりに寝ている事がある。
自慢じゃないがテストでは30点以上の点数をとったことがないらしく、選択問題は鉛筆を転がして解いていた。
この様に自他共に認める不真面目だが、うちに秘めた資質は高く、
- 赤い化け猫・バケーラと融合し「剣豪紅丸」へ
- 黄色い化け猫・ゴロミと融合し「ワイルドボーイ」へ
- 青い化け猫・ブルポンと融合し「ブルームーン」へ、
- そして最凶の猫妖怪・ミケッティオと融合し、「アースウォーカー」へ
- 更なる特訓で「アースウォーカーNOA」へ
- リトルコマンダーAとの合体で「アースウォーカーNOAアーマード」へ(ゲーム未登場)
- 更に力を受けリトルコマンダーAを分離し怪物のような姿となる「ブラックキャット」へ(ゲーム未登場)
- 力を制御し元のスマートな姿になった最終形態「漆黒丸」へ
と、多くのHEROへ変身してゆく。これ以外にも玩具もしくはスマホゲームのみの形態もある。
1話では望原カナというミュージシャンを目指していた年上の女子高生に初恋をするも、ある理由から悲恋に終わった。
好きな食べ物はエビマヨ春雨餃子パン。2話でマタロウが履いていた『ケロピ』というカエルのキャラクターのパンツが気に入ったようで、自身もよく履いている。マタロウがブリーフなのに対して彼はトランクスである。
怨霊と戦えたのは、幼少期にぬらり師匠と出会い、自身が怨霊を見える理由も含め、戦う術の手解きを受けていたから。
母親の寺刃ミホはジンペイが産まれてすぐに事故で亡くなっており、父親の寺刃陣人に育てられた。
夏休みに実家に帰省しなかった様子を見ると、陣人もジンペイが中学生になった現在でも生存しているか怪しいところはあるが、最終回に至っても陣人の生死についての説明はされないままだった。
そしてシャドウサイドでの展開を考えると、ジンペイはあの人の孫に当たる事がわかる。
また、ジンペイの『強い者は弱い者を守る』という考えと言葉はレスキュー隊員として働いていた陣人の言葉であるとのこと。
一人称・二人称
名前 | 呼び方 |
---|---|
寺刃ジンペイ | 俺 |
小間サン太夫 | コマくん |
玉田マタロウ | マタロウ |
姫川フブキ | フブキ |
雷堂メラ | メラ |
九尾リュウスケ | 九尾先輩 |
大王路エマ | エマ |
霧隠ラント | 会長 |
雲池クマ子 | クマ子先輩 |
七雲クウカ | クウカ先輩 |
蛇山チアキ | チアキ先輩 |
三又義ノズチカ | ノーズ先輩 |
来星ナユ | 来星さん |
天見エルナ/エルゼメキア | エルゼメキア |
影野シノブ | キャンプマン先輩 |
臼見沢ハルヒコ | 臼見沢先生 |
園等なつき | えんら先生 |
大王路キンヤ | 学園長 |
寺刃ミホ(ジンペイの母) | 母さん |
寺刃陣人(ジンペイの父) | 父さん |
ゲーム
妖怪ウォッチぷにぷに
試練をクリアすることで友達になれる。好物はハンバーガーで種族はイサマシ族。
以降の連動イベントでは通常のステージで友達になる事が可能。
妖怪ウォッチ4
劇場版の前売りチケットのおまけで貰えるアークでクエストを受けられる(現在はアプデでアークが無くても受注可能)。
なお、小学5年生の天野景太と並んだ際の身長は差が無いどころか若干低め。
ケータ・ジバニャン・ジバニャン(シャドウ)・ジンペイという揃うはずのないメンツが揃う変わった展開となっている。
「4++」でのぷらぷらバスターズではとりつき可能な相手として登場し、とりつく事で使用可能となる。
余談
担当声優の田村氏は過去に映画及びアニメ妖怪ウォッチシャドウサイドシリーズで有星アキノリを演じていた。また、田村氏はジンペイを『明るいサイコパス』と断言している。
ネタバレ
ぱっと見ジバニャンを連想してしまうがそれもその筈、寺刃ジンペイはジバニャンの転生体である。と言いつつも他の転生体と比べてジバニャンの要素はほとんど無い(髪型と髪色、イヤーカフを付けた耳がジバニャンの欠けた耳と似ているぐらい)。
Y学は擬人化作品とよく言われてしまうが主人公が一番擬人化要素がないという稀有な例である。
さらにネタバレ
マゼラとの戦い前にぬらり師匠の修行を受けたことで、アースウォーカーNOAに変身できるようになったとき、ある違和感を覚えた。自分の中に別の何かがある。それが何なのか、この時点では理解してなかった。
そしてマゼラとの最終決戦。
『俺は、大切な仲間がいるY学園を守る!そして、地球に平和を取り戻して見せる!』
その掛け声と共にジンペイのパワーが増した。ジンペイの中に無尽蔵の力の根元が生まれたのだ。
マゼラにより妖魔界が滅ぼされたが、強い力を持った魂は滅ぼずに別の存在となって生き続けていた。エンマダイ理事長は彼らの接触する怨霊達のパワーを吸収し、妖魔界の復活に必要なパワーを集めていた。そして完全した新生妖魔界から送られてくるパワー(つまり、全妖怪の力)がジンペイの力を増幅させていた。
エンマダイ理事長の話を聞き、ジンペイはようやくそれの正体がわかった。
そう、新生妖魔界はジンペイの中に作られたのだ。
マゼラが小さな力を見過ごしたことで、史上最強の存在を生み出す原因になったのだ。
関連タグ
芦矢ライム…高等部編から登場する。外見はジンペイそっくりだが、性格は良い意味で正反対。