妖怪ウォッチの舞台
ようかいうぉっちのぶたい
モデルは日本。『2』までは作中で特に国を意識したような呼び方はされていなかったが、『3』からはもう一つのメインとなるUSAとの対比でジャポンと呼ばれている。
さくらニュータウン
主人公たちの住む街。昭和の時代では「桜町」と呼ばれていた。妖魔界への入口があるため妖怪が数多くいるが、守り神であるキュウビの統治と街を守る結界によって、一般人に直接危害を加える妖怪は殆ど存在せず、平穏が保たれている。なお、現代のマップは以下のように数エリアに分かれているが、過去の桜町のマップでは各エリアの一部分ずつが一つのマップに集約された形になっている。
モデルは諸説あるが、それぞれ熊本と長崎を捩ったと思われるケマモトとナギサキまで在来線で行けることや各種フレーバーテキストで九州ネタを示唆していること等から、レベルファイブ本社のある福岡市が元ネタという説が有力視されている。
しかしアニメ213話・「エンマ大王と5つの物語だニャン」の描写やさくら元町が東京都に位置することを考慮すると関東地方(恐らく東京都)に存在するともとれる。
さくら住宅街
ケータとフミちゃんの家がある住宅街。二人や友達たちが通う「さくら第一小学校」や銀行や郵便局もある。「さくら第一小学校」は昼間は夏休み中に出勤している教師や補習の生徒たちがいるが、夜は妖怪の巣窟化しており、また学校の屋上は街の守り神であるキュウビのお気に入りの場所とされている。
おおもり山
さくら住宅街の北側にある。小学校裏手の石段を上がれば「おおもり神社」があり、その奥には妖怪ガチャと「妖魔界」の入口となるご神木がある。山奥には「どんこ池」や「廃トンネル」があり、山頂の展望台からはさくらニュータウンを一望できる。
団々坂
さくら住宅街から、川を隔てた西側にある。開発から取り残され、昔からの街並みを残している。名前の通り道は坂や階段が多く、入り組んでいるのが特徴。妖怪ウォッチを改造できる「時計のチョーシ堂」や銭湯や駄菓子屋、クマの家などがある。団々坂の西側には妖怪と所縁のある正天寺がある。
正天寺
和尚の頼み事があったり、妖怪やアイテムを合成することができる場所で、正天寺の和尚に話しかけることで合成をすることができる。コロコロコミック版では、『ニャン公の墓』という名でブシニャンの墓がある。妖怪ウォッチバスターズではこの場所でバトルの際に、灯籠に灯りを点して結界を作ることが出来る。『3』では魂へんげや魂の強化も行なえるようになった。
さくら中央シティ
さくら住宅街の南側にある。都会として賑わっており、主人公たちの父親が務める会社や、ゲームセンターや夜に開店するスナック等様々なお店がある。中央の駅からはケマモト村を含めた様々な場所に行ける。広く東南部は海に面しているエリアである。
おつかい横丁
団々坂の南側、さくら中央シティの西側にある。団々坂と同じく昔からの街並みを残してお り、北側にあるフラワーロード商店街(過去世界では花道商店街という名称)には昔から続く店が並んでおり、また夜のみに開く骨董屋もある。かつては「おキツネさま」を祀る稲荷神社があったが、現在は撤去されている。街の南側にはやや古びた「あんのん団地」と廃墟になった「かげむら医院」があり、特に「かげむら医院」は不気味な噂が絶えず心霊スポットとなっている。
そよ風ヒルズ
さくら住宅街の東側にある。北側は高級住宅街であり、イナホとカンチの家がありセレブな家庭が多く暮らしている。南側には「ひょうたん池」があり、その近くには公園や博物館がある。遊歩道のトンネルでさくら中央シティとも繋がっている。
アオバハラ
『3』から登場する電気街でありオタクの街でさくらニュータウンの隣に位置する。メインともいえるアニメ堂はイナホもよく行く場所でUSAピョンと出会ったのもここである。またイナウサ不思議探偵社がある。
『2』では駅のホームまでしか行くことは出来ない。
ケマモト村
『2』から登場する、主人公の父方の祖母が暮らす村で、主人公の父親の故郷でもある。電車に乗って行くことができるが、ケマモト駅周辺からケマモト村の集落までは、さらにバスに乗って移動する必要がある。過去世界でも、桜町とは汽車で行き来ができる。
ショップは小さな商店が一軒あるのみで、西には「一徳寺」が、北の端には「えんえんトンネル」の入り口がある。
『3』ではえんえんトンネルに居る妖怪を刺激しないようにとケマモンに止められて駅前周辺のエリアしか行くことが出来なかったが、Ver3.0では行けるようになった。
一徳寺
『2』では魂へんげや魂の強化を行なえる。『3』では合成も行なえるようになった。
えんえんトンネル
1日1回だけ入れるトンネルで入る度に長さが変わり、引き返すことも出来ず、出口が何処に繋がっているのかは誰も知らない。色んな人間や妖怪に会うことになり、進んだ距離によって雰囲気が変わり出てくる妖怪の強さやレア度も異なる。このトンネル内で会う人達は何者だろうか?一部は妖怪が化けていて、その他は何者か解らない。意味があるのかよく解らない質問をする人もいる。「ホラー&ミステリー特集」を組むこともあるちゃお版にも登場し、会った人との質問を間違えると2度と帰れなくなるらしい・・・。『3』では奥にエンマ大王に似た恐ろしい妖怪が出てから閉まったままとなっており、トンネルに入ることは出来ない。
たぞの
『3』から登場するやまびこ線で行くことができる田んぼの村。田んぼ以外何もないが、えんえんあぜ道がある。
『2』では駅のホームまでしか行くことは出来ない。
えんえんあぜ道
えんえんトンネルのあぜ道版と言えばよいだろうか。トンネル同様狂ったような人がたくさん出てくる。
ナギサキ
『2』から登場する、電車に乗って行くことができる、のどかな漁村。
廃屋には「あやかし通り」に繋がる扉があり、別バージョンと連動することで廃屋の鍵を手に入れることが出来た。
『3』では工事により道が塞がれて駅前周辺しか行くことが出来なかったが、Ver3.0では工事が終わり行けるようになった。
沖にはキングオブバスターズで使われたリングがあり、そこにはGババーンが居る。地図ではボス妖怪のアイコン表示だがボス戦は無く、話しかけると1日1回アイテムが貰える。
佐和山城
石田三成の統治している城で『2真打』で追加されたエリア。一定条件を満たすことにより、過去の桜町からうんがい三面鏡で行くことが出来る。夜には城下町には妖怪が出没する。※ネタバレ注意※ ウィスベェやトキヲ・ウバウネの過去に深い関係がある場所である。詳しくはウィスベェ、トキヲ・ウバウネのリンク記事参照。
さくら元町
映画『シャドウサイド~鬼王の復活~』及び『FOREVER FRIENDS』、TVシリーズ『シャドウサイド』の舞台。東京都に存在する街。豊かな自然と人で賑わう商店街・ビル街が共存している理想的な街だが、一方でシャドウサイド化した妖怪が引き起こす怪奇案件が頻発したり、不良やストリートギャングによる被害・交通事故が多いなど裏の一面も持つ。
Y学園
映画『妖怪ウォッチJam「妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』、TVシリーズ『妖怪ウォッチJam「妖怪学園Y〜Nとの遭遇〜」』の舞台。日本有数のエリート校で、敷地自体が一種の小社会となっている学園シティ。
モデルはアメリカ合衆国。『3』より登場し、メリケン妖怪と呼ばれる『2』までは見られなかった妖怪たちの姿も見られる。
地名にはナッツ類の名前をもじったものが多い。
森の秘密基地
マックが古い小屋を手直しして作った秘密基地。
北側にはモクノームの森があり、秘密基地の傍にあるミシシッポリバーからはイカダで様々な遺跡や島へ行くことが出来る。
ジョンソン宇宙センター
『3』で登場予定であったが、ゲームでは実装されていない。
イラストが公開されていたのみとなっている。
名前の由来はアメリカ合衆国テキサス州ヒューストンに実在するジョンソン宇宙センターそのもの。建物はケネディ宇宙センターがモデルになっている模様
アニメでは妖怪むかし話にて登場。
妖魔界(妖楽)
『2』までは妖怪たちが暮らす場所だったが、『3』では高級料理亭妖楽にのみ行くことができる(妖魔界という名称は残されている)。
「妖怪ワールド」との違いは一見わかりづらいが、正確には広い妖怪ワールドの中に多くの妖魔界があるという構造になっている。「1」から登場しているおおもり山の神木から行ける妖魔界はその一つで、エンマ大王の力が及ばない場所であったためにイカカモネ議長が支配していた。
妖楽は完全紹介制の料理亭で券を手に入れるのは難しいらしい。料理の鉄人のなまなまはげが旬の妖怪を仕入れてくれる。
『妖怪学園Y』では空から来た侵略者の手によって壊滅され、住民達の魂は能力は弱体化したものの、人間界の人間に憑依して休眠状態という状況となっている。
ゲラゲラ奈落リゾート
『2真打』から登場する、妖魔特急に乗って行くことができるカブキロイドが築き上げた場所。「ゲラゲランド」・「きもだ飯」・「ごくらく温泉」の3つと、その3つから行ける歌舞伎座のエリアが繋がっている。
ワイハーリゾート
映画『エンマ大王と5つの物語だニャン!』で登場。妖怪ワールドのリゾート地で妖怪たちの憧れの場所。ここにはエンマ大王の別荘であるエンマ亭があり、大王たちはそこで仕事をしている。
ニュー妖魔シティ
妖怪ワールドの大都会。街はバスターズとヒーロー妖怪たちが守っている。ここにあるヨップルストアはヨップル社第1号店で近くにはスーパーシードの行きつけの寿司屋、テンペストプライドの行きつけの天ぷら屋がある。またエンマ大王の仕事場のエンマ離宮がある。Ver2.0以降では怪魔たちが経営するスキヤキ屋が出来ている。
ゴゴゴゴッドタワー
ゴゴゴGFが作りあげた555階建てのビル。エレベーターはルーレットになっており、実際に行けるフロアは基本的に飛び飛びだが、一度行ったフロアは自由に行くことが出来る。
特に54階の次は最上階の555階と極端。「55階~554階をすっ飛ばしていきなり555階かい」と突っ込んではいけない。
ドリームフロアはゴゴゴGFの夢を現実にする能力で作られ、数字に由来する凝った演出が為されている。例えば13階は月面(アポロ13号)、48階はニャーKB48といった具合に。
ヨップル社
おなじみ妖怪ウォッチを作っている会社。ゲームでは時計屋から、アニメではDAIKON社のドアを妖怪が触ることで行ける。CEOはスティーブ・ジョーズだったが辞任し今はマーク・シャッチーバーグがCEOを務めている(アニメでは盗作疑惑により辞任、『3』では後に復帰している)。またおもてなしロボのヨップくんがもてなしてくれる。
YBKホール
バスターズの憧れの聖地。
初めて行った際にはYBKホールの司会をしているブチニャンに話し掛けると、インスピレーションによってバスターズチームの登録してくれていることを告げられる。
アニメ版では91話「みんなで歌おう!妖怪紅白歌合戦」の舞台になった。
カラクリ島
妖怪ウォッチバスターズ2の舞台となる島。遺跡でネジマキを使う事により島の形状が変わる。ドヤガリ族が住んでいる。