概要
アニメ「妖怪ウォッチ」の短編シリーズの1つ。
ケータとコマさんがおばあさんの語るおとぎ話を聞くというもの。
前半は既存の物語とは多少変わった展開をするが、後半からは突然SF展開へと変わり、物語の終わりにおばあさんが敬礼をしたのち、おとぎ話お決まりのオチ「めでたしめでたし」で閉める。
もちろん妖怪ウォッチならではのパロディも満載。
ストーリー
ケータが公園でクマとカンチと一緒にサッカーボールで遊んでた所、ケータがボールをあらぬ方向に飛ばしてしまった。
近くにいたコマさんと一緒に探していた所、民家に住むおばあさんと出会う。
1人と1匹は、おばあさんの語る「誰も見たことがないおとぎ話」を聞くことに・・・。
ちなみにタイトルロゴはあの「ぼうやよいこだねんねしな」で有名なアニメからとっている。
登場人物
SFおばあちゃん
短編の主人公。黒猫と一緒に暮らしているおばあさん。誰も見たことがないおとぎ話を知っているらしい。
特技はドーン!
ケータ&コマさん
おとぎ話の聴者。ケータは無理矢理、コマさんは自ら進んでおとぎ話を聞くことに。
おとぎ話
かぐや姫
ある時、おじいさん1と2が山を歩いていると、光る竹を見つけました。
おじいさん1が、斧やバトルアックスなどで竹を切ると、中からは、それはそれはかわいい赤ん坊が出てきました。
なんやかんやあって成長したかぐや姫は月へ帰ることになりましたが、
おじいさんとおばあさんのすすめで、ジョンソン宇宙基地に行くことになりました・・・。
主演
桃太郎
ある所におじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に・・・行きたがらないのでおじいさんがむりやり連れていきました。
おばあさんが川へ洗たくしていると、ドンブラコ、ドンブラコと桃が流れてきました。おばあさんはそれを無視しましたが、結局もっていくことになり、おじいさんが包丁で微塵に切ると中からかわいい赤ん坊が出てきました。
成長した赤ん坊は「桃太郎」と名付けられ、成長して鬼退治に行くことに。
きび団子で3匹の犬をお供にし、ジバ司令官の下、FinalMission:ONIGASHIMA(Offensive New Island Gigantic And Scary Headquarters Idiot Monsters Area)襲撃作戦を決行するのでした・・・。
主演
鶴の恩返し
貧乏ながらはたらき者の「与平(よひょう)」と「犬」は里に帰る途中、ツルがケガをしているところ見かけ、ツルのケガを治して野へ帰しました。
ある時与平の家に、「つう」というそれは美しい女が現れました。その後つうに惚れた与平は彼女と夫婦(めおと)となりました。
その後、つうは与平の為に着物を作るべく奥の部屋へと入りました。その際に「決して部屋の中を見ないでください」と警告された与平は、ついにガマンできずにのぞいてしまいました。
そこで与平が見たのは、近未来風の長距離エレベーター。それは増えすぎた人類の大部分を、テラフォーミングした火星へ移住する計画の為に作られた場所でした・・・。
主演
与平 | 天野景太 |
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犬 | ジバニャン(アカマル) |
つう | オリジナル |
浦島太郎
漁師である「浦島太郎」は、子供にいじめられている「亀」を助けました。亀は「KAMA-3」に変形して浦島太郎を竜宮城で招待しました。増えすぎた人類を海底へ移住させる「竜宮計画」・・・そのプロジェクトリーダーを務める「早乙女渚」と出会いました。
実は浦島太郎は「竜宮計画」の生みの親であり、その視察の為に来訪したのです。
竜宮城は「TAMATE-BOX」という機関によって海底での永続的な暮らしをものにしていました。しかし、「TAMATE-BOX」は突如として暴走。このままでは「海底病」で滅んでしまう・・・。渚は最後の手段としてワクチンを散布させました。これによって海底病は免れましたが、住民は皆老いてしまいました・・・。
関連タグ
SFおばあちゃんの正体
おばあちゃんにはかつて宇宙飛行士だった夫がおり、大のSF好きだったようだ。
これが転じて上記の昔話になったと思うと、おばあちゃんは相当誰かに話したかったに違いない。