「てめぇもグレるりん!!」
概要
CV:坂東尚樹
まじめな人もワルにしてしまうグレるりん、自慢のリーゼントはセットに5時間かけてるそうです!
「バリバリつっぱり飛~ばすぜ~グ~レてもらうぜ!世露死苦!」
No | 95 |
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種族 | 3まで:ゴーケツ 4:ゴーリキ |
ランク | E |
スキル | しかえし(敵の攻撃をうけた時、ダメージを一部はね返す) 3:リーゼント(頭突き系攻撃のダメージを受けない) 4:とどめのいちげき(ピンチの敵へ攻撃した時のダメージアップ) |
好物 | ラーメン |
こうげき | ヘッドバット |
ようじゅつ | こいしの術 |
必殺技 | つっぱりメンチ(敵全員をブルわせるメンチですばやさを下げる) |
とりつく | ツッパリ精神(とりつかれた妖怪はツッパリの精神が裏目に出て、まもりがダウン) |
出現場所 | ひとなし路地(1)・エラベールガチャ限定(2)・こっそり空き地(3) |
つっぱることを生きがいにしているハタめいわくな妖怪。まじめな子供にとりついて汚い悪の世界へとひきこんでしまう。(妖怪大辞典より)
不良マンガでよく見かけるリーゼントが特徴のトカゲっぽい妖怪。見た目通り性格は不良。名前の由来は「ぐれる」+「グレムリン」からきている。
レベル26で「ゴクドー(愛用の釘バットで敵陣にツッコむ切り込み隊長妖怪)」に進化する。ジバニャンと合成させるとワルニャンとなるが、『2』以降では合成進化後すぐにジバニャンに戻るものの、ワルニャンのメダルも入手出来るイベントが発生する。『3』ではメリケン粉との合成でメリケン妖怪のブルックりんに進化する。
『3』においては3種類の進化方法(レベルアップ、妖怪合成、アイテム合成)を同一作品内で全て同時に網羅している唯一の妖怪でもある。
『4』では「釘バット」が専用装備となった。元は初代から登場していたゴクドー及びアニ鬼の専用装備で、グレるりんは装備不可能だった。
ゲーム
妖怪ウォッチ(無印)
初登場は第2章「ジバニャンとの出会い」から。トラックに挑んでは負けてばかりのジバニャンを”ダサ猫”とバカにした挙句、彼が大事にしているエミちゃんの写真を奪った。ジバニャンの頼みごとでやってきた主人公とそのともだち妖怪に倒され、「グレてやる~!」と吐きながら逃走した(主人公とウィスパーからはすでにグレてるじゃんとツッコまれたが)。
グレるりんを倒した後に現れる御用田さんによると「リーゼント伸ばしすぎ罪」という罪で指名手配中の妖怪だったようで、長年追いかけていた犯人(ホシ)とのこと。
指名手配妖怪として「ブレルりん」がいる。
アニ鬼と同じカラーだが友達にはならないのでアニ鬼になることもない。
アニメ
ファーストシーズン
初登場は第3話「てめーもグレるりん!」から。
カンチに取り憑いて不良にした。ケータが召喚したジバニャンに取り憑き、ワルニャンに変身させて勝利。次に召喚されたじんめん犬と殴り合い末、夕陽をバックに打ち解けあったようでケータに妖怪メダルを授けた。
ちなみにグレるりんとじんめん犬の声は同じ坂東尚樹であり、ある種一人相撲も的な光景となっていた。
第7話「コマさんがきた!」
田舎からやってきたコマさんからカツアゲするため、「ジャンプしてみろ」と脅す(ちなみにジャンプしたコマさんはお金ではなく屁を出した)。コマさんを探していたケータがやってきた事で逃走する。
第8話「妖怪 モレゾウ」
ゴーケツ族初召喚!さくら第一小学校の男子生徒に取り憑いたモレゾウを脅すも、液体をかけられてあっけなく敗北。「モレるりん」となってしまった。
第15話「妖怪 のぼせトンマン」
のぼせトンマンを追い払うために召喚される。熱いのが苦手なのか、戦う前に体を洗い、入る際に「押すなよ!絶対に押すなよ!」と言った為、ウィスパーに押されて熱湯にドボン。風呂場を乱されて怒ったのぼせトンマンにやられた。
第26話「妖怪 ヨコドリ」
ヨコドリと「横取りカツアゲ合戦」を繰り広げる。カツアゲしてはヨコドリされての激闘の末、二人はお互いの力を認めあい、肩を組んでどこかに遊びに行った。
余談だがヨコドリの妖怪メダルに描かれている物を横取りされた手はグレるりんの手だったりする。
第27話「新型妖怪ウォッチを手に入れろ」
行列客の一人。
第37話「運動会には妖怪がいっぱい!」
綱引きにおいてケータ達5年2組の対戦相手に、メラメライオンやブリー隊長と一緒に取り憑き、勝利した。
第40話「妖怪ベストテン」
第7位に選ばれる。
喜びの一言として、リーゼントの形を変えて「ソフトクリーム!」という一発ギャグを披露。
ちなみにウィスパーも同じネタを準備していたが、グレるりんに先を越されてしまった。
単独シリーズ「3年Y組ニャンパチ先生」
Y組の不良で頭(悪知恵)が冴える。生徒役の中で一番出番が多い。
第63話「妖怪エイプリルフール」
妖怪エイプリルフールにおいて「不良をやめる」というウソをつく。
しかし、セバスチャンの巧みな話術と特攻服を見せられた事により、我慢できず不良に戻った。
ウソを突き通せなかった罰としてなんとフィギュアにされてしまう(が、実は妖怪エイプリルフール自体がウソだった為、元に戻った)。
第64話「妖怪 アニ鬼」
アニ鬼を何とかしようとケータに召喚される。その際アニ鬼はグレるりんに対し、
「いいんだぜ?俺の前でそんなに肩肘張った生き方しなくてもよ」と論され、感動したグレるりんは彼の舎弟になった。ちなみにそのワンシーンはどこかBL風だった。
第72話「妖怪 あやまり倒し」
あやまり倒しに対抗するべく、「謝罪が通用しない」妖怪として召喚。
あやまり倒しのドミノ土下座に何度潰されても押し返し、そんな戦いを続けている内にいつしかあやまり倒しとの間に友情が芽生えた。召喚されて勝つたびに他のワルな妖怪と仲良くなるというパターンにケータ達は少し呆れるのであった。
第76話「妖怪 爆音ならし」
町中に爆音を鳴らす爆音ならしを倒すべく召喚される。しかし、不良同士であっけなく和解し、今度は彼と二人乗りしながら暴れまくったが、ジバニャンのひゃくれつ肉球でサングラスがずれた爆音ならしが、恐怖のあまり急ブレーキをしたため振り落とされた。
セカンドシーズン
第79話「夏だ、海だ、妖怪だ!グレるりん編」
両親、木霊家、熊島家、今田家、サトちゃん、チーちゃんと共に海水浴へ来たケータの前へ現れる。
ケータ、クマ、カンチに取り憑き、フミちゃんがどんな水着を着てくるか、一緒に何をして遊ぶかといった妄想トークで盛り上がらせた。
ところがいざ出てきたフミちゃんは、以前から挑戦してみたかったというダイビングのためにウェットスーツを着込んでおり、その姿を見たケータ達3人は一気に熱が冷め我に返ったのだった。
第82話「妖怪 やきモチ」
やきモチが町中に放ったやきもちパワーにひかれてケータの元に押しかけた妖怪の1人。
第107話「妖怪 カクさん」
カクさんの影響で噂話をしている妖怪の一人として登場。
第108話「魔の5年1組 ~グレるりん 夕陽に死す!!~」
さくら第一小学校5年1組の生徒を極悪人集団に作り替えるべく、見た目はグレるりん風の不良少年である藤原に取り憑くが、実際は女子力の高さとボランティア活動に積極的なことが特徴で、クッキーや手編みの手袋を作れる。女子力キャラなどを見せつけられた結果、グレるりんはリーゼントがついた雲と共に爆発してしまった。
第118話「魔の5年1組 ~妖怪最終決戦 総大将あらわる!!~」
これまで見た5年1組の生徒の中で最も普通な石ノ森ユウカに取り憑く。ついにとりつきに成功し、彼女をリーゼントヘアーの不良にする・・・が、彼女はリーゼントが巨大化+服が特攻服に変化するという予想外の変身を遂げる。彼女のデカいリーゼントの前に圧倒されて弱気になってしまう。
第119話「開幕!妖1グランプリ!」
妖1グランプリに参戦。イナホが召喚したヨコドリに車のパーツを全部持っていかれる。残ったハンドルを持って走ってレースを続行しようとするが、主催者の魔ウンテンに追いつかれて失格になった。
第122話「妖怪マイッカー」
マイッカーを成敗する為にケータに召喚される。
マイッカーの事情を知るとケータ達と乗り込んでドライブ。驚異のドライビングテクニックを駆使して悪路も峠も越え、事故ることなく思いっきり走れて満足したマイッカーと友達になった。
第124話「イナウサ不思議探偵社 調査ファイル4『グレるりん』」
グレるりんのダチ公であるヨコドリ&爆音ならしが、リーゼントは実はカツラで、カツラを外してどこかへ出かけるグレるりんの調査をイナウサに依頼した。
グレるりんは「くずれ荘」というボロのアパート暮らしで、カタツムリに喧嘩を売ったり、メラメライオンとケンカして友達になるという典型的な不良の生活を送っていった。イナホ達が目を外した瞬間にリーゼントだけになったので、イナホがリーゼントを装着すると不良になって暴走。何とか暴走を食い止めたUSAピョン達だったが、そこを通りかかった老人によってリーゼントの正体が判明した。
かつてさくらニュータウンには、黄金のリーゼントと紫色の特攻服を持つ伝説の不良(CV:坂東尚樹)がいて、彼が一言かけるだけで聞いた人間は不良になった。そのうち不良にも彼女ができ、彼女のアドバイスで口癖が「ぐれるりん」になった。そんなある日、彼女の為に柿泥棒しようとした時、老婆の高枝切りバサミによって柿と間違えてリーゼントが切断。「リーゼントがないアナタなんてつまんない!」と彼女にもフラれた不良は、その後生まれ変わったかのように普通の生徒になった。
リーゼントの逸話を聞いたイナホ達だったが、突然リーゼントからグレるりんの声が(これを聞いた老人は恐怖のあまり逃走)、そして中からグレるりんが出現。グレるりんの正体は髪の毛の妖怪。切り落とされた不良のリーゼントにたまったワルの心が妖怪となったもの。寝るときはカタツムリが殻の中に入るようにリーゼントの中に入るのである。
〃「妖怪ダリス」
ダリスに取り憑かれグダるりんにトランスフォーム。コンビニたまっていた学生たちが全員グダグダに寝っ転がった。
第135話「ヒーローショーにも妖怪がいっぱい」
セラピアーズのセラピアソレイユにとりついた。
テレビ絵本版
ケータ・ウィスパー・ジバニャンの3人にとりつきワルにするが、3人と共にケータの母に叱られた。
コロコロコミック版
第8話「ケータ、不良になる!?」から登場。
「人類不良化計画」という計画を企んでいるらしい(なんて大層な・・・)。
相手を不良にする際、まず必殺技「つっぱりメンチ」で身動きを止め、5円玉で催眠術を掛けるという何とも古典的な方法を行う。それでも効果は絶大らしく、これによってカンチやケータを不良にし、ジバニャンはワルニャンへと変身した。この際にケータはどこからか特攻服を着用した。
100円欲しさに戦いを仕掛けたワルニャンをつっぱりメンチで動けなくし、口は達者でもケンカに慣れていないケータや、不良になってないウィスパーを一方的にタコ殴り。目の前で友達を傷つけられて怒ったワルニャンの、リーゼントを使った「ひゃくれつリーゼント」を喰らって倒された。
彼らの友情に魅せられたグレるりんは、改心してケータに妖怪メダルを渡すのであった。
・・・ケータは特攻服を着たまま教室に向かった為、クラスメイトにグレたと誤解されてしまったようだ・・・。
デビビルの回ではデビビルにつっぱりメンチで心を強くさせるが、デビビランに進化させてしまった。グレるりん自身もデビビランの槍に刺されるが、リーゼントのおかげで脳天に刺さらずに済んだ。しかし、ジバニャンをワルニャンにしてデビビランに戦わせている。
ちゃお版
初登場時は、第1話でフミちゃんが手に入れた妖怪ウォッチに照らされて、自販機にいる所の姿を見せていた。
第8話では、コマさんの「~ズラ」と言う語尾に激怒(ヅラと聞こえたため)。アニメ版と同様カツアゲをして、コマさんが持っていた妖緑茶を奪い立ち去った。
第16話では、学校でフミちゃんを始めとする女子たちが「悪っぽい男子は格好良い」と話しているのを聞き、自分もチョイ悪になってフミちゃんにもっとクギ付けされたいジバニャンから協力を受け、ワルニャンに変身。しかし、フミちゃんからは「ダサい」と言われ、そのショックでフミちゃんに飛びかかった勢いで彼女をスケバン風の不良にする騒動を引き起こす。
「マブいオンナじゃねーか」とフミちゃんに惚れ込み、変身を解いた後にフミちゃんを巡ってジバニャンと取っ組み合いの喧嘩に。元に戻ったフミちゃんから「わたしケンカする子キライ!!」と一蹴される。その後、改めてフミちゃんと友達になった。
因みに……
ここまでリーゼントヘアーを意識した妖怪ではあるが、実はリーゼントとは盛り上がった部分の事ではない。(実際はポンパドールという髪型の1つであり、本来のリーゼントは側頭部から後頭部までの部分)
詳しくはリーゼントの項目から。