概要
ケータやフミちゃんが住む街。妖怪達が多く住んでいる。
『1』ではその中でも主人公の住む住宅街の地域を指す名称でもあったが、『2』ではそちらは「さくら住宅街」と名を変え、
「さくらニュータウン」は街の全域の名称となっている。
その為か1と2では自宅周辺(2以降のさくら住宅街)のBGMが変更されている。
それなりの規模がある現代的な地方都市といった趣である。
住宅地としては至って普通なさくら住宅街、坂が多く鄙びた建物が多い団々坂、高級住宅が立ち並ぶそよ風ヒルズの3地域が存在している。商業地及び繁華街としては、古い商店街のあるおつかい横丁、さくら中央駅が存在し再開発ビルやオフィスが林立するさくら中央シティが存在。
一方で神社や妖怪ガシャが存在するおおもり山が存在するなど、自然も多く残されている。
子供の乗車賃が格安であり、1では団々坂にある「こひなた駅」から「さくら中央駅」まで無料で行き来ができ、
2からは一律300円でナギサキやケマモトまで乗り降りが出来る。
60年前は「桜町」と呼ばれており、当時の駅にはSL列車も出入りしていてすでにある程度の都市化がされていた。
一般的に日本におけるニュータウンとは1960年代の高度成長期以降にそれまで鉄道もバスの主要幹線も通っていなかった農村部が開発されて都市化した地域を指すので、さくらニュータウンはこれに該当せず比較的後年になってから再開発された街であると思われる。
モデルは諸説あるが、レベルファイブ本社が存在する福岡県福岡市ではないかと言われている。ナギサキが長崎、ケマモトが熊本のパロディであり、それらに地理的に近い都会は福岡市であるため。他にも「今日もよか味ヨカコーラ」で知られるヨカコーラがご当地商品である(「よか」は九州の方言のひとつ)こと、作中のラーメンが豚骨ラーメンになっていることなど、随所に九州であることを示唆するネタが仕込まれている。
厳密には福岡の南北を反転させたものと目されており、そよ風ヒルズに存在するひょうたん池は現実の福岡市の有名スポットである大濠公園に相当すると考えられている。