概要
CV:坂東尚樹
『妖怪ウォッチ3』に登場する蔵のような妖怪。完成間近の作品を見えざる力で名前通りにお蔵入りにしてしまう。
スキルは「おくらいり」で、敵から最初に受けた行動(物理攻撃、妖術攻撃、悪いとりつく)を封印してしまう。おくらいりが倒されても効果は持続する為、公式対戦では勝敗を分ける重要な要素となり得る。
対戦相手のパーティによっては6体全員おくらいり(全員むてき魂装備)に統一してサドンデスを制する事も可能。
注意すべき点は、悪いとりつくを使う妖怪1体に対し、上記3種類の行動を全て封印した状態且つ敵味方全員がガードしなくなるスキル(ピントコーンの「まもりわすれ」等)を持つ妖怪がいる場合、おくらいりのスキル効果が一時的に解除され、行動封印された妖怪が自由に行動出来てしまう。
この状態でガードしなくなる妖怪が気絶した場合、おくらいりのスキルが再起動し、敵妖怪は再びガードしかしなくなる。尚、妖気ゲージが溜まったら必殺技を使ってくる。
※この現象は横断歩道の信号無視で出てくるなまはげに対し、おくらいり3体とピントコーンを用意して確認済。
アニメ
第116話にて初登場。ケータの父が会社で企画した発案書をお蔵入りさせて逃走するも、自身が今まで吸い込んだ物で息切れし、ほんの10m足らずで追い付かれた。
書類の返却を求めるも、自分がいなければ妖怪も含め色々ヤバいものが世に出回る事を力説するために、いくらかの「お蔵入り妖怪」を紹介した。
そこに運悪くうんちく魔が通りかかり、ウンチクの実がヤバい事を理由に吸い込むが、ケータ達も巻き込まれ、内部にいる名前も姿も凶悪でヤバいお蔵入り妖怪に追われタンデム自転車(高さの関係上ペダルを漕いでいるのはケータのみ)で逃走する羽目になり、話もまた強制終了に…
第175話【妖怪新シリーズ会議】「100うぃす回目のプロポーズ 」にも再登場。
ウィスパーが作った企画「100うぃす回目のプロポーズ」は主人公だけでなく女性やトラックの運転手、観客たちもウィスパーが演じていて、流石にキモすぎたため、ジバニャンがウィスパーが作った企画のDVDをシュレッダーで粉砕した上に強制的にお蔵入りとなり、おくらいりも現れ、ウィスパー本人も吸い込んだ。この企画も当然ながら、不採用となった。
お蔵入り妖怪
おくらいりがこの世に出してはいけないとお蔵入りした妖怪たち。妖怪のネーミングやデザインは放送倫理協会や版権物などに引っ掛かりやすいものばかりである。
- 地球ゴマさん…コマさんの派生。倒れない事に自信を持っている。デザインが如何ものかという事でお蔵入り。
- トランスファーマー…稲刈り機に変形することができる農業妖怪。ロボットか妖怪なのか分からない中途半端なデザインに(ロボニャンはどうなのさ)、稲刈り機からロボットに変形、顔が何処かで見た事があるなどの色んなヤバイ要素がある。
- う○○ぶり鰤…魚のブリがモチーフの妖怪(見た目はタイ)でおまるに乗っている。確実に親から苦情が来そうな下ネタを全面的に出しすぎている為お蔵入り。
- うんもらし…じんめん犬がモチーフのお蔵入り妖怪。おくらいりによるとラッキーを漏らしてしまう妖怪らしいがその妖怪自体が誤解を生むためお蔵入り。何故か目に黒棒が引いてある。
- ジェイソンドッグ…マイティードッグの派生。姿はどことなく青熊獣に似ている。原型が元々怖いのに、さらに怖くなってしまった為お蔵入り。名前の元ネタは『13日の金曜日』だろう。
- フレディ・J…レッドJの派生。体から刃物が生えており邪悪なオーラを放っている。口も不気味。さらに怖くなったうえ、危なっかしくなった為お蔵入り。名前の元ネタはおそらく『エルム街の悪夢』。余談だが、この2作にはクロスオーバー作品が存在していたりする。
- がしゃどくろべぇ様…ガシャどくろの派生。最早ただの怖い巨大骸骨で、色々引っかかりそうな姿をしている為お蔵入り。姿が似ているためあのセリフを言っており、ケータ達も上記のオチでお蔵入り妖怪達に追われながらタンデム自転車で逃走するという、これまたどこかで見たシーンとなっている。名前の元ネタもそちらだろうか?