「アッカーン!!!」
概要
※『2』以降の必殺技発動時のボイス「アカーン!」は初代からの流用で、この部分だけ矢部氏のものとなっている。
No | 438 |
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種族 | ゴーケツ |
ランク | S |
スキル | ガードくずし(攻撃した時に敵のガードの効果を無視する) |
好物 | 肉 |
こうげき | ドクロ割り |
ようじゅつ | れんごくの術 |
必殺技 | 怒りの金棒(赤鬼の力を存分に発揮し敵一匹を粉砕する) |
とりつく | 鬼の力(とりつかれた妖怪は鬼のパワーを分け与えられ、まもりが大アップする) |
魂 | 2:不可能 3:敵のガード効果ダウン |
子どもたちの見る悪夢にあらわれる大きな赤鬼。抱えている悩みや恐れが、夢の中で怪物の姿になったものだとされている。赤鬼の悪夢に打ち勝ち目覚めたとき、心が大きく成長するという。(ボス時の説明)
鬼時間より舞い降りた恐怖の象徴 赤鬼。人間たちの根性を叩き直してきた金棒の威力はすさまじくやわな妖怪は消し飛んでしまう。(友達時の説明)
人間と弱くて並な妖怪が嫌いで、大きな金棒を振り回す巨大な赤い鬼。
「鬼時間」と呼ばれる時間に突然現れ、手下の鬼妖怪(初代はみちび鬼とぎしんあん鬼、『2』以降は見回り鬼)を従えて主人公(ケータ/フミちゃん/イナホ)を追い詰めていく。
赤鬼を倒して再び鬼時間に入ると、色違いの「青鬼」(嘘つきをどこまでも苦しめる冷徹な鬼)が襲撃し、さらにこれを返り討ちにすると「黒鬼」(怠け者のケツをシバく悪夢の鬼)が現れる(初代はランダム、『3』は脱出の可否に応じて変化)ようになる。
また、赤鬼・青鬼・黒鬼をベースにしたレジェンド妖怪「山吹鬼」(語る必要がないと言われる最強伝説をもつ鬼)がいる。
初代
鬼時間で赤鬼に接触するとボス戦突入。少なくとも『3』とは比べ物にならないほど強い。
妖魔界の門番を務める赤鬼は、主人公がこれまでクリアしたクエスト(たのみごと)の数に応じ、そのまま通すか「はらぺこ地獄」へと落とすかを決める。
妖怪ウォッチ2
本作のみ、鬼時間で赤鬼に接触すると失敗扱いとなる。
ボス戦は交差点で信号無視を繰り返すと発生。普段はなまはげが出てくるが、3回に1回の割合で赤鬼になる。
彼らを食い物とするという鬼食いが登場した。また、鬼系妖怪に対し大ダメージを与えるおにぎり侍、焼きおに斬りも登場。
『元祖』と『真打』では連動ダンジョンでのボス戦で勝てば一定確率で友達になれる。
桁違いの能力値を持つ為か、ver2.0「鬼進化」実装後の公式対戦では「赤鬼・青鬼・黒鬼はいずれか1体まで」の厳しい投入制限が追加された。
妖怪ウォッチ3
鬼時間でのボス戦が復活。『2』の信号無視によるボス戦も健在。
ver2.2追加の探偵クエストでは依頼人として登場。
クエスト開始直後に探偵社を出ると、問答無用で鬼時間が発生し、赤鬼は必ず接触してボス戦に突入する場所に配置される為、ボス戦に勝たなければクエスト進行出来ない。
これは元々USJで限定配信されていたクエストである。
友達妖怪版は鬼時間脱出時に回す鬼ガシャの大当たり、バスターズTでヌーパーツから入手出来る。(青鬼・黒鬼も同様)
特殊な方法として、特定のドリームメダルを読込むと入手出来る鬼ガシャコインからも入手可能。
基本能力が大幅に下げられており、公式対戦のルールから上述の投入制限が撤廃されている。
妖怪ウォッチバスターズ
ジバニャン率いるバスターズがOPのムービーにおいて勝負をするも、バスターズは恐れをなして逃走し、赤鬼は呆れてしまう。2度目の勝負は第1話「落ちこぼれバスターズ」の「落とし物さがしは超ラクショー?」で出現し、ここでついにジバニャンが必殺技を放つも金棒の一振りで返り討ちにした。
第6話「決戦!赤鬼討伐ミッション」の「決戦!赤鬼再来!」で3度目の対決の末についに膝をつく・・・が、突如として出現した鬼食いによって食われてしまった。そのままバスターズは鬼食いと戦いを始めることになる。
攻略
金棒スイング | 金棒を振り回して攻撃 |
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こなごなフルスイング | 金棒を両手で構えて扇状に攻撃 |
鬼やばスタンプ | チャージした後、円状に攻撃 |
れんごくの術 | 指定したターゲットに円形の火属性攻撃 |
鬼時限爆弾 | HPが少なくなると発動。30秒以内に解除ポイントに行かないと、周囲に回避不可能の大ダメージ |
ボスマップ時の技
怒りの突進 | 雄たけびを上げた後、ターゲットに向かって突進。追尾してくる上にHPが減ると連続して使ってくる |
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怒りの金棒 | 必殺技。前方範囲に強力な攻撃 |
赤鬼は突進をし過ぎると疲労で動けなくなるので、この時にひるませれば攻撃チャンスとなる。
共通
どのゲームにおいても、各ゲーム機本体の時計時刻を変更して一日一回の妖怪ガチャなどでチートしようとすると、セーブデータを開いた直後に赤鬼が現れる。
「お前 むやみに時間を変更したりしてないか?」
普通ならそのまま警告されて終わるが、変更幅が著しかったり何回も連続でやったりすると、赤鬼に余計に怒られることとなる。
「悪いことをしたら この赤鬼が許さないからな!」
ペナルティーとして一日一回イベントはしばらく出来なくなる。何よりゲームを始めていきなり起こるため心臓に悪い(BGMも普通のときは『鬼時間-忍び足』だが本格的に怒られる時は『鬼時間-逃亡中』。赤鬼に追っかけられる曲)。また、本体の時刻の元々の不具合によるズレを直しただけでも怒られることも。
アニメ
初登場は第18話。
「宅配便が来るまで家を出るな」という母親の言い付けを破ってパンを買いに出掛けたケータと、彼について行ったウィスパーとジバニャンの前へ現れる。
アニメでは鬼時間から脱出するためのゴールの扉は存在せず、家へ帰り着いた時点で鬼時間は終了となった。しかし言い付けを破った事でケータの母は怒り狂っており、ケータは「ここからが本当の鬼時間かも・・・」と自分のしでかした事に後悔の涙を流すのだった。
55話「妖怪むかしばなし~桃太郎~」
桃太郎(演:ウィスパー)と3匹の犬(じんめん犬・イケメン犬・コマさん)で構成された第8機動歩兵部隊エンジェルから「ONIGASHIMA」を防衛するべく奮闘するも、3匹が駆る2足歩行兵器「PEACH」の圧倒的な戦闘力の前になすすべがなく、最後は「ONIGASHIMA」を空対地ミサイル「KIBI」によって破壊されて敗北した。
「悪魔ー!!」「鬼ー!!」
62話「戦え!妖怪ウォッチバスターズ!」
18話と同じく、留守番を頼まれたにもかかわらず外出してしまったケータ達の前に現れる。
そんな中現れたのはブリー隊長とお供のナメクジ軍曹。バスターズのメンバーを集めていた所、「タンク」役が見つからず、候補を探していた。赤鬼と戦いたくないばかりに、お互いへ赤鬼と戦う危険な役目を押し付け合うケータ、ウィスパー、ジバニャンを見て赤鬼は無視はされる、話は進まないわで、呆れ返りそのまま消えて帰っていった。
オチは18話同様宅配員が怯え、怒りの形相でケータの母は待っていた。
93話「モモタロニャンと三匹のお供」
モモタロニャン一行が倒すべき相手であり、そんな彼らを青鬼・黒鬼と一緒に返り討ちにした。
第155話『トムニャンのジャポン探訪「はじめての節分」』
山吹鬼達と節分の文化を教える活動を行っていた。メリケン妖怪達と野球を始めた。
第166話『オニスターズ全員集合!~探検隊編~ 』
第180話『妖チューブで再生数バトルをしてみた!』
動画を撮るためにウィスパーに頼まれて金棒でぶっ飛ばした。
第181話『ラストブシニャンのジャポンの歩き方「おにぎり」』
魚屋の交差点でトムニャンの間違った知識を鵜呑みにしておにぎりを作ろうとしたラストブシニャンに襲われた。
間違いに気づいてラストブシニャンが切腹しようとした時は居合わせていたおにぎり侍と一緒に止めようとした。
ニャンパチ先生
「学級崩壊学園」の生徒として登場。
第165話『新学期!帰ってきたニャンパチ先生vsGTA! 』
GTAとして登場。
コロコロコミック版
初登場は27話「信じる?信じない?友だちのキズナ」の終わりから。
人間と妖怪が仲良くなるのを快く思っておらず、両者を結び付ける妖怪ウォッチを破壊しようとしている。ぎしんあん鬼と友だちになったケータを背後から見ており、その際妖怪ウォッチを発見したという所で出番は終わり。
28話「妖怪ウォッチが狙われた!?」においてケータの元に襲来した。
彼が妖怪ウォッチを狙うのは、『子供の頃一緒に遊びたくて人間に近づいたが、妖怪だという理由で人間に嫌われ続けた』というトラウマが原因。何か悪いことがあれば全部人間のせいにするという考えに至ってしまった(さながらそれは『人間のせいなのね、そうなのね』という言葉が思い浮かぶほどである)。
最終的にはジバニャン達の合体技「ダイヤモンドウィスパーハンマー(ウィスパーがダイヤニャンに助けを乞おうと彼を掴んだら、ジバニャンが勢いよくダイヤニャンごとウィスパーの尻尾を引っ張った)」に敗れ、再び妖怪ウォッチを破壊する機会を狙うべく撤退した。
ちゃお版
ぷっちぐみにて、2017年1月号から初登場。