概要
CV:矢部雅史
主な攻撃
「メスでザッパー」
全体に30~40前後のダメージを与える物理攻撃。
「ココロチェンジ」
単体を混乱させるとりつき攻撃。
「おだい死にー」
3マスの範囲攻撃、攻撃と同時にマスに毒効果を残す。
「血液補給」
体力が半分以下になると使う回復技。
イナウサ探偵事務所にとある依頼を出す。
登場するたびに人間味が増しているが、今回もどこか人間臭い物語になっている。
また、メリケン妖怪の中に彼の息子と思われる妖怪も登場しており、大型更新3.0で追加されたイナホ側の新クエストで上述の妖怪と親子関係であることが判明。
妖怪ウォッチの第10章「あぶない健康診断」のボス妖怪
キモナシ先生と似ているが違う。
キモナシ先生とは色違いである。
以下、妖怪ウォッチ2、3のネタバレ注意
妖怪ウォッチ2でのクエスト「チーム・カゲムラの栄光」にて過去が明らかになる。
元は世界征服する大きな男になり、家族(妻子)の平和な生活を守るために研究を始めたのだが、段々と研究にのめり込んでいき、家に帰らない日が多くなっていく。
数週間ぶりに帰宅した際グレた息子に3000円カツアゲされたり、妻が自分の下着をゴム手袋で掴んで洗濯機に入れたりという扱いを受け、家に帰らない理由が欲しくて研究を続けているのではないかと思うようになる。(前述の通り本来は家族のための研究である筈なので、既にこの時点でズレ始めている)
あるエイプリルフールの日、家族をずっとほったらかしにしていたことを理由に家族サービスをしようと、今日も仕事だと嘘をつき家族にプレゼントを贈るという計画を立て家に帰るも、そこには「実家に帰る」という家族からの置き紙があった。
最初は自分と同じくエイプリルフールのネタかと思い家で待ち続けるも、次の日もその次の日も家族は帰ってこなかった。
明くる日、ついにモテアマスを完成させるも、家族を犠牲にしてまで自分は何のために研究していたのかという虚しさが込み上げる。研究を始めたのは息子が生まれた日、妻と交わした約束のためであった。
「思い出した 私が研究を続けた理由は 私が失ったもののためだ」
この内容が書かれている日記の最後の一文に「おかゆ うま」と記されている。恐らくここで人間としての命が尽きた(=やぶれかぶれ院長になった)と思われる。
それから自分を見捨てた家族に認められたい、見返したいがために妖怪になってもなお研究を続けるのであった。
見捨てられたと本人は言っているが、よくわからない研究のために家に帰ってこなくなったら愛想が尽きるのは当然だろうし、おそらく妻が考えていたであろう比喩的な意味での世界征服ではなく実際に征服しようと生物を研究するという、終始狂気が描かれたマッドサイエンティストらしい妖怪である。
また、妖怪ウォッチ3のきまぐれゲート奇妙の間でやぶれかぶれ院長が登場する(プレイヤーの視点がやぶれかぶれ院長)。大学時代の教授らしき人のセリフから若き頃から天才であったこと、動物を実験台に使っていたこと、若返りたいという老母を幼女にしたり、人間をポニーにしたりといった生前のエピソードを知ることができる。(医者とは)
妖怪となってもなお実験を続ける姿を見た同僚の台詞がなかなか切なく、とても小学生向けのゲームとは思えない。
「先生は…いつも一人です…」
ちゃお版
第31話で登場。
設定はゲーム版に準じているが、攻撃的な面は無い。
妖怪おつぼね様のせいで離婚した上、「看護婦に目移りして夜な夜なキレイな看護婦を狙っている」という悪いうわさを立てられてしまった。
妖怪の見えない酒井さんと前田さんに椅子代わりにされてしまう。
深く落ち込んでいたところ、キズナースによって心のキズが癒されていき、合成妖怪誕生のの野望に燃えるが酒井さんと前田さんにまた踏まれる。
アニメ
第197話にて初登場。