まんまる、まるごとカービィだ。
概要
対応機種 | NINTENDO64 |
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ジャンル | アクション |
プレイ人数 | 1人(本編) 1〜4人(ミニゲーム) |
発売日 | 2000年3月24日(金) |
開発元 | HAL研究所 |
販売元 | 任天堂 |
『4』ではなくあくまでも『64』。「4~63をすっ飛ばしていきなり64かい」と突っ込んではいけない(これはNINTENDO64で初期に発売された作品全般に言える事だが)。
2008年4月15日には、WiiのVC(バーチャルコンソール)が配信され、2015年8月19日には、WiiUのVCでも配信された。現在もVCで入手可能。
2022年5月20日にNintendoSwitchの“NINTENDO64 Nintendo Switch Online”で配信タイトルとして追加された。
ただし、「Nintendo Switch Online+追加パック」に加入しないと遊ぶ事が出来ないので注意。
このゲームの特徴は二つのコピー能力をミックスしてコピーする技『コピー能力ミックス』。
基本となる7つのコピー能力(バーニング、ストーン、アイス、ニードル、ボム、スパーク、カッター)の組み合わせによって新たな能力が生まれる。
(例えばバーニング×カッターで炎を纏った大剣、ストーン×ニードルでドリル、アイス×スパークで冷蔵庫等)
同じ能力同士を組み合わせてもよい。ただし1種類目と2種類目を入れ替えても一緒。
特定のコピー能力を使用しないと入手出来ないクリスタルもある。
また、ゲーム中では説明されていないが、コピー能力以外にも吸い込んだ敵をリフトアップや投げたりする事で特殊なアクションになるものが存在する。
操作に3Dスティックではなく十字ボタンを起用したのは、小さい子でも操作しやすくする為とか。
本作のカービィはホバリングに制限時間が付くなど従来と仕様が異なり、後半ステージでは苦戦しやすい。
デモ画面で垣間見える彼のリアクションは現在と比べるとおっちょこちょいな一面が多く、これまで『ピンクの悪魔』と恐れられた姿は本作では鳴りを潜めている。
ミニゲームの『けんけんレース』、『とるとるバトル』、『おちおちファイト』ではカービィだけでなく、ワドルディ、アドレーヌ、デデデ大王が使用可能。
ストーリー
広い宇宙のどこかにある、妖精たちの住む星「リップルスター」。
そんな平和な空に突然大きな黒い雲が現れ、星全体を覆い尽くそうとしています。
不気味な黒い雲の狙いは、妖精達の大切な宝物である「クリスタル」でした。
そこで妖精リボンは、クリスタルを持って宇宙へ脱出します。
しかし、黒い雲から生まれた3体の追っ手が逃げるリボンに何度も体当たりをしてきたのです。
やがて、その衝撃でクリスタルは砕け散り、いくつかの星に流れ星となって降り注いでいきました。
一方、「ポップスター」ではカービィが星空を眺めていると、空から妖精リボンが落ちてきました。
困っているリボンから話を聞いたカービィは、一緒にクリスタル集めの旅に出るのでした……。
ステージ
ポップスター以外のステージに関しては各項目を参照。
レベル1・ポップスター
カービィ達の故郷の星。ゲームはここからスタートする。ステージ数は3。
ボスはシリーズお馴染みの大木ウィスピーウッズ。
- 1-1
ルームガーダーはデカエヌゼット、体力は低い。
またラストにはダーク・リムルに憑依したワドルディが立ちはだかる。
- 1-2
秋のように落ち葉が舞う森のステージ。BGMはこのステージ限定。
ルームガーダーはデカバウンシー。
ラストにはダーク・リムラに憑依されたアドレーヌが立ちはだかる。
前作のような戦い方だが、描いた絵はいずれも体力は低い。
- 1-3
BGMは外部が1-1と同じ、内部は『星のカービィ3』の仲間が待機しているアレンジ版。
ルームガーダーは居ない。
ラストはダーク・リムロに憑依されたデデデ大王と戦う。
前作のように2段階あるが、序盤である為に3に比べて体力が低い。
レベル2・ホロビタスター
何らかの原因で滅びてしまった星。ステージは砂漠がメインだが、草原や廃墟と化した文明の遺跡らしきものが点在する。ステージ数は4つ。
ボスは三位一体の遺跡の防衛機構ピクス。
レベル3・ウルルンスター
水に覆われた常夏の星。水中ステージが多いのが特徴。ステージ数は4つ。
ボスは『星のカービィ3』にも登場した巨大なシャチのアクロ。
レベル4・コレカラスター
原始時代のような星。ステージ数は4つ。
鬱蒼と生い茂るジャングル、高山、火山などがひしめている。
ボスは意思を持つマグマのヨガン。
レベル5・ブルブルスター
凍てついた雪と氷の星。ステージ数は4つ。
あまりの寒さに住民は他の星へ移住してしまった。
無人のデパートや地下工場、そして大都会も存在する。
星の地表をよく見てみると……。
ステージ後半の工場はみんなのトラウマとして名高い。
ボスは巨大戦闘兵器のHR-H、HR-E。
レベル6・リップルスター
リボンの故郷の星。半分以上黒い雲に覆われている。ステージ数は3つ。
ボスはあらゆるコピー能力を操るダークマター族のミラクルマター。
レベル7・ファイナルスター
全てのクリスタルの欠片を集め、ミラクルマターを倒す事で行ける星。
ボスはすべての黒幕たる0²
7-1となっているがこの星を選ぶとステージ選択画面がなくスタートする。
余談
本作で初登場したキャラクター達(敵キャラ含む)は、コロコロカービィで再登場したジバサミを除き、実に18年ほどシリーズに登場しなかった。
ニンドリのインタビューによると何かしらの事情があったようだが、それから2018年に発売されたスターアライズでコンセ、アドレーヌ、リボン、ノコギ、ドネン、ゴーストナイトが18年振りに再登場を果たした。
関連イラスト
資料動画
コマーシャル
BGM動画
公式解説動画(switch版)
関連タグ
星のカービィ 星のカービィシリーズ
カービィ リボン64 ワドルディ アドレーヌ デデデ大王
リップルスター女王
エヌゼット ミラクルマター 0²
こうじょうけんがく
コピー能力ミックス リボン+クリスタル ぼすぶっちカービィ
星のカービィディスカバリー:シリーズ30周年に発売される最新作。発売日は本作の発売日の次の日にあたる3月25日。ホバリングが制限時間付き、一部のコピー能力、デデデ大王の風貌、ステージが滅びた旧文明など『64』と共通点が多い。
非関連タグ?
カービィダンス 全本編作品中唯一存在しない。曲もサウンドテストで聞けるだけ。
カップリングタグ
カビリボ アドカビ
デデアド アドリボ
ゼツ女王(ゼツ姫) ツーリボ