概要
2000年8月にゲームボーイカラー(GBC)用として発売されたゲーム。カービィシリーズでは最後のゲームボーイ作品にして唯一のGBC作品である。
デデデ大王によって夜空の星を奪われたプププランドを冒険していく。
カービィシリーズでは珍しい縦スクロールアクションで、携帯ゲーム初の機能『動きセンサー』を搭載し、GBCを傾けた方向にカービィを転がしてステージを攻略出来る。
また、デデデ大王が久々にラスボスとして登場する他、一部のBGMは初代カービィの物を引き継いでおり、初代プレイヤーにサービス(?)を提供している。
「動きセンサー」は本来自動車のエアバッグに使われるもので、メーカーから購入できる量産品を使用したものである。
備考
- 全編を通しGB本体を傾けての操作にもかかわらずシビアなプレイが要求されることもあり、難易度はカービィシリーズの中でも非常に高い部類に入る。
- GBASPではカートリッジを逆さに刺さなければならない為、動きセンサーが逆に反応してしまい事実上プレイは不可能。
- ゲームボーイプレーヤーでも起動するが、こちらもまともなプレイは不可能である…のだが、世の中にはゲームキューブ本体を抱えて本作をプレイするとんでもないプレイヤーも存在していたりする。…勿論色々な意味で危険なため真似するのは避けた方がいい。
- ゲームボーイのソフトには珍しくバッテリーバックアップを採用していない為、放置してもデータが消える事は無い。
- 上記の特殊な仕様からか長らく遊べる手段が限られていたが「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」のラインナップに追加される事が発表され、2023年6月6日から配信が開始された。
主なキャラクター
おなじみのプププランド住人。
ゲーム上の都合から本作ではコピー能力が使えず、地上での転がりと空中浮遊を駆使して敵と戦っていく(マイクのみアイテムで発動する)。
GBCを跳ね上げる『ジャンプ』を使うと画面中の敵をアイテムに出来る等、ある意味こちらはこちらでピンクの悪魔。
ステージボス その1。
一つ目の大きな球体であり、弱点を攻めると目を回して暴走する。
戦闘BGMは初代のボス戦と同じ物となっている。
ステージボス その2。
空中浮遊するカービィの前に現れ、ゴルドーを設置しながら進んで来る。
このゴルドーがフィールドを全て覆ってしまった場合、カービィを一撃で倒す突撃を行いバトルがやり直しとなってしまう。
一部ステージのどこかに隠れている存在。
本作では味方キャラであり、カービィを先のステージへショートカットさせてくれる。
ただし、完全攻略の為には全ステージの特殊アイテムが必要な為、あくまでクリア重視の方向けと言える。
ラスボス。プププランドの星空を奪った大王。
戦闘では星のかけらを吸い込んで無敵状態になり、突撃やハンマー投げで攻撃して来る。
ちなみに、今回はポップスター外の星に城を構えたようだ。
関連動画
関連タグ
同じくカービィを転がして進む別作品。
類似するシステムが出る別作品。
ミニゲームの一つに類似ゲーが収録。
コロコロのカービィ。