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不遜なる愚民に呪いあれ


CV:津田健次郎


概要編集

《天人五衰》構成員。「不死公主(アニメでは不死伯爵)」の異名を持つ吸血種。本編開始から8年前までは人類を滅ぼす十の厄災の一柱に数えられており、東欧で自身の眷属を増やしていたが、福地桜痴に敗れ聖剣ソルズレヴニ(数百年前に死んだとある異能者の肉体が変性して生じた金属から鍛造した聖剣)によって封印された。しかし神威によって半ば強制的に協力させられ、多くの人間を眷属に変えていく。


人物編集

容姿編集

いかにも伯爵、といった威厳ある格好をしている………が、聖剣の効果により首から下の身体がない。


性格編集

古めかしく婉曲を多用した丁寧な喋り方を好み、非常にマイペース。ほとんどの時間を棺の中で寝て過ごす。


異能力編集

『吸血種(ドラキュリア)』


自身が噛んだ人間を吸血種の眷属にする能力。


眷属はブラムの意思の下自由自在に操ることが可能で、一つの生物のように作戦行動を取る事が出来る。また、吸血種になった眷属が人間を噛むことでその人間もまた吸血種となる感染型の異能力。


吸血種となった人間は総じて身体能力と再生能力が強まる一方で、個人の意識は弱まり、太陽の光が苦手になってしまう。


アニメ・第5シーズンにて ※ネタバレ注意編集


アニメ第5シーズンでは幸田文と行動を共にしており、自らの身に刺さる聖剣についても話していた。

これがある限り吸血種としての王の権限が使えないということを。

それを聞いた文はテーブルに縄を括り付けて落とすも重量不足で抜けることは無かった。

このまま終わりかという時、文は「正義の味方はどんな手を使っても勝つ。」と言って諦めず、ブラムに「またな」とだけ言い、テーブルへと飛び降りた。

結果、重量は足り聖剣は抜けてブラムの持つ権限を再興させた。

それにより吸血種となった芥川を操り文を地上で受け止めさせる。返しきれない程の恩が出来てしまったブラムは復活した体で文に歩み寄り、「彼女の騎士として生涯をかける」事を宣言した。

明確にはされていないものの、第5シーズン最終話で芥川が元に戻っていた為、異能は解いたと思われる。



しかし、その直ぐ後………


モデル編集

ブラム・ストーカー(1847-1912)


19世紀アイルランドの小説家。いまや吸血鬼の代名詞となった怪奇小説『ドラキュラ』の著者として有名。世間一般で浸透している吸血鬼のイメージは、本小説とその映画化作品によって作られたといっても過言ではない。


その他編集

史実のブラム・ストーカーがアイルランドの作家である一方、本作では肩書きが「北欧の伯爵」となっている。

これは、ドラキュラ伯爵のモデルの一人として知られるヴラド・ツェペシュが現在のルーマニア周辺に存在したワラキア国の領主であったことに由来すると思われる。


関連タグ編集

天人五衰 文豪ストレイドッグス

神威(文豪ストレイドッグス)

福地桜痴(文豪ストレイドッグス)

聖十字剣ソルズレヴニ


ブラム・ストーカー


幸田文(文豪ストレイドッグス)…作中で行動を共にする


ヴローヴ・アルハンゲリ…同じ声優で吸血鬼繋がり

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