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ジーク・B・極・玄武

じーくびーあるてぃめっとげんぶ

ジーク・B・極(アルティメット)・玄武とはゲーム「ゼノブレイド2」の登場人物である。
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「いくで 轟力降臨 極・雷斬光剣(アルティメット・ライジングスラッシュ)や!」


「覇王の心眼よ…その力をワイに貸せぇ!!」


プロフィール編集

種族 ルクスリア人
性別
身長 180cm前後
好きなジャンル肉、織物
好きなアイテム英雄アデル焼き、雪花水晶の壺

概要編集

ゼノブレイド2 3周年記念

CV:津田健次郎


大剣「紫電参式轟」を巧みに操る流れ者のドライバー。パートナーのブレイドはサイカ

関西弁で喋りノリツッコミもできる気の良い男性(25歳程度とみられる)だがかなり拗らせており、

  • 名前に極(と書いてアルティメットと読む)
  • 技名がすべて漢字(ルビはカタカナ英語
  • 左眼は「覇王の心眼」でその強大な力を封じ込めるために眼帯をしている(実際は、左目のコンタクトを買うお金が無いだけ。つまり近眼

など、これでもかというくらいアレな要素てんこ盛りである。

シュルクには「ジークみたいな個性的な人は(巨神界でも機神界でも)見たことないよ」と言われ、フィオルンには「変なキャラをやめればモテそうなのに」とさえ言われる。


ウルトラアルティメットライトニングスラッシュブレイブクロス」という技も持っているようだが、アーツとしては使用することはできない。ヴァサラに伝授しようとするが断られる。ニアは最早ツッコむ気力さえ無い。


ミクマリのブレイドクエストでは、口の悪い子供を大人しくさせるためにミクマリが「私の覇王の心眼を解放すると、悪い子を封印しちゃう」と述べた。なんや、ワイの覇王の心眼よりカッコいいやんけ…。キャラが被っとる!外してくれー!

眼帯の中のコンタクトを落とすと、エルマがNLAの良い眼鏡屋を紹介してくれるとか。


またかなり運の悪い男で、作中天の聖杯を得るためにレックスの前に何度も立ちはだかるが、足元の地面が崩れる・大岩が転がってきて吹き飛ばされる・もたれかかった柵が折れて雲海に転落する、など毎度の如く酷い目に遭ってログアウトする。

その運の悪さは自身も自覚しているようで、不吉の象徴たるカサネには親近感を抱いている。


詳細は後述でさておき、なんだかんだでパーティメンバーに加わる。

デフォルトでは雷属性を得意とし、回復手段を持たない攻撃一辺倒のファイター(ブレイドの付け方でどうにでもなるが)。本編中レックスの主力ブレイドであるホムラ/ヒカリがしばらく不在となる場面があることから用意されたサブの攻撃役とも考えられる。


また機械特攻の技「真覇王雷冥撃(オーバーロード・サンダービーム)」を持つことからパーティ加入直後のアエーシュマ・コア戦やGサクラ戦、終盤に多い機械系敵キャラに強みがある。

同じく攻撃タイプのレックスと比較すると、確かに筋力は高いが攻撃スピードが遅く、終盤の急成長でやりたい放題なレックスにアタッカーポジションが食われ気味であるため、エーテルキャノンを持たせて遠距離アタッカーにする人もいる。


ムービー中でこれでもかというほど運の悪さが強調されているが、意外にも運のステータスはそこまで悪くなく、むしろ育てると高くなる傾向があるため後々レアブレイドガチャで重宝する。

また最後にパーティーインするもののムービー中のアクションはレックスに次いで多く、メレフとの共闘シーンも散見される。


正体編集

英雄アデルの血統が興したルクスリア王国の第一王子であり、「雷轟のジーク」の異名を持つ王国随一のドライバーでもある。アデルの末裔であることからそのことを誇りに思っており、幼少期からアデルの好物を食べ続けるなど人格形成にも影響を与えている。

本名は「ジーフリト・ブリューネ・ルクスリア」であるが、ジーフリトと呼ばれることはかなり少なく、実父であるゼーリッヒ王からもジークと呼ばれている。


ルクスリア王国の鎖国政治に嫌気が差して本編開始より数年前に出奔、各地を転々として様々な国の良いところ・汚いところを目にし、自身の力で変えられないか努力はしてみたが、要領の悪さも祟って何一つ上手くいかなかった模様。


5年ほど前にサイカを狙った野盗の襲撃に遭い、行き倒れて瀕死の状態に陥るが運良く法王庁のマルベーニ聖下に保護され、サイカのコアクリスタルの一部を移植されて強力な再生能力を得ることで復活する(ジークはそんな自分の存在を「ブレイドイーター」と呼んでいる)。

その後はマルベーニと交友を深めつつ法王庁に恩を返すために天の聖杯とそのドライバーを見定める役を買って出、レックス達の前に現れることとなる。本来手合わせは一回で済ますつもりだったようだが、毎度散々な目に遭ってオサラバしてしまうがために、2回も前口上からやり直すハメになった。


三度目の戦闘を終えるとレックスたちにこの目的を明かしアーケディアに同行。その後しばらくしてパーティに加わる。一貫してかなりコメディ調だったそれまでの登場シーンに対し、パーティ加入後は(キズナトークなどでは相変わらずひょうきんな様子を見せるが)意外にも言動はまともであり、ルクスリア王子としてインヴィディア・スペルビア首脳会談に同席したり大人の立場からレックスを諭す場面もある。


実は編集

第6話にて実はアデルの末裔などではなかったことが判明する。

イーラ国はアデルを中心に多くの人々が集まっていたがそれだけに思想の違いもあり、決して一枚岩ではなかった。アデルが去った後は各々が実権を握らんと権力闘争が起こり、中でも傍流だったジークの先祖はアデルの血統を名乗ることで人心を集め、権力闘争を鎮めてルクスリアを建国したのだ(鎖国していたのもこの事実を国民に知られるのを恐れ、外部からの情報・接触を断つため)。このことは代々の王にしか知らされていなかったようで、ジークも父ゼーリッヒから聞かされるまで疑ってすらいなかった。


しかもこのことを知っていたマルベーニは、それをネタに500年ものの間揺すりを続け、ルクスリアから多数のコアチップを脅し取っていた(コアチップを必要以上に取ることは巨神獣のエーテル流(血液)の流れを悪くするためゲンブは弱り、農作物に困窮し物価が上がってしまった)。腹に据えかねたゼーリッヒは、マルベーニが天の聖杯を手に入れる前にホムラの消滅を目論む。罠に掛けてレックスたちを捕らえたが、真実を聞かされたジークの反乱とレックスたちの尽力によって阻止された。しかもホムラ抹殺のために使った兵器が原因でゲンブが暴走した時は、レックスたちに助けられるという有様だった。

ここまで恥を晒しては恥知らずでいることもできず、改心したゼーリッヒはこれまでのことを詫びレックスたちに協力を約束する。ジークも天の聖杯のドライバーの護衛という任を与えられ、正式に国を発つこととなった。


ゼーリッヒによれば「世界を二度と灼かせたくないという想いは本物だった(これが権力闘争を鎮めた動機)」とのことだが、ジークは「うまいこと権力の座に収まった簒奪者」と非難していた。しかしながらジークも当初は「アーケディアの特使(実際は食客のようなもの)」という見栄を張っており、程度の差はあれど祖先と似た部分があったのも事実である。嘘を吐いた理由は特に語られていないが、ジークの性格的にカッコ良く見栄を張りたかったのだろう。


第9話では、本性を現し世界全土を堂々と破壊にかかったマルベーニと決着をつける事となるが、曲がりなりにも命の恩人だったこと、彼の弱さ(単なる善意から人助けをしていたわけではない)を知る程度に親交があったことから最後まで同情していた。

なお、マルベーニの過去にまつわる事情や彼の弱さを知っていたのは、パーティメンバーの中ではジークのみ。主人公のレックスですらマルベーニの過去に何があったかは把握していないため、特にマルベーニが心を許して会話ができていたジークという存在はある意味稀有。


因みに、黄金の国イーラのエンディングでは、イーラ国の王弟ゼッタ(アデルの叔父)が聖杯大戦にてイーラが滅びアーケディアへ赴いている(名前もゼーリッヒと似ていなくもない)。

しかもゼッタはアデルに対してよい感情を持っておらず、当時からすでに「反アデル派」を形成していた(アデルは国王の実子だが、母親が市井の人物のためかゼッタは「妾腹」と呼んでいる)。またゼッタはヒカリのドライバーになろうとしたが失敗している。

これらのことからゼッタがルクスリアを興した可能性が極めて高い。


ではアデルの子孫はいないのかというと、アデルと同じ瞳の色を持ち、天の聖杯のドライバーになったこそがそうではないかと示唆されている。


余談編集

  • カメキチという手のひらサイズの亀を飼っており、「ワイらのアイドル」と称して異様に可愛がっている。が、常に気にかけているというわけでもないらしく、たまにその存在を忘れてしまったりするほか世話をニアや他の仲間に押し付けようとしているかのような発言をしたこともありどこまで愛を持って接しているかは謎である。
  • 上述のように関西弁で話すが、彼の故郷ルクスリアではみなそのように話す、わけでもない。実父すら標準語であり、話し方が周りの人と違うことを作中でも指摘されているが少なくとも地域的なものでも家系的なものでもないようである。これに関しては元から関西弁であるサイカの訛りがうつったと考えるのが自然。そもそもアルストにおける関西弁が一体何なのかも謎であるが、彼やサイカの他にもレアブレイドのツキが関西弁(こちらは京都弁)を話しており、あるイベントではツキの話し方と比較されていたりする。キャラクターの口調は生まれつき決まっているものなのでそういうものかもしれない。
  • 二周目で解禁される裏キズナリングの「覇王の心眼解放」を会得すると、サイカとのキズナMAX時にコマンド操作で覚醒状態になる。この状態だと一定時間攻撃スピードが三倍近く速くなり、ジークの弱点だった攻撃の遅さを完全に克服することができる。ひょっとしたら、ブレイドイーターとしての特殊能力なのかもしれない。
  • 極・雷斬光剣(および改)を使うと「極」の漢字がエフェクトに現れるが、これとは違って世界観的な深い意味はないと思われる…多分。
  • 自身の先祖と伝えられていた英雄アデルに強い憧憬の念を抱いており、アデルを真似ようとする傾向がある。そのためアデルの好物だったと伝わる「英雄アデル焼き」という激辛料理を好んでいたが、ヒカリから「アデルは辛いものを食べなかった」と否定され相当なショックを受けていた。また、初登場時「ワイが天の聖杯のドライバーになったる」と言いながら被っていたフードはアデルのそれと酷似している。
  • DLCのチャレンジバトルの特典として手に入るスペシャルコスチュームでは赤を基調とした服に変わり、金髪になる。

関連項目編集

ゼノブレイドシリーズ ゼノブレイド2

サイカ ゼーリッヒ マルベーニ

レックス ニア トラ ヴァンダム メレフ

ホムラ ヒカリ ビャッコ ハナ スザク カグツチ

関西弁 中二病 邪気眼 残念なイケメン


バルトロメイ・ファティマ(バルト):ゼノギアスの登場人物。「主人公の相棒(ギア)を狙って戦いになる」「三枚目なところもあるが実は王子」「眼帯を付けている」「祖先が500年前の戦争に参加し後に国を興した」など共通点がある。


リカルド・バンデラス(リコ):ゼノギアスの登場人物。「父とは仲が悪い」「真実を知らず父と対立する組織に利用されていた」など共通点がある。


シグルド・ハーコート:同じくゼノギアスの登場人物。容姿の部分でジークと共通点がある。

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