人物像
バルト(バルトロメイ・ファティマ)の腹心で、潜砂艦ユグドラシルの副艦長。29歳。
バルトに身命を賭した忠誠を誓っており、性格は穏やかかつ冷静な参謀タイプ。しかしいざバルトの危機となると熱い闘志を露わにする。
一人称は「私」だが、旧知の相手には素が出て「俺」になる。
実はバルトの異母兄。髪と瞳の色は父であるエドバルトⅣ世、褐色の肌は母シャリーマから受け継いでいる。
エドバルトが正室マリエルを迎える以前に二人は出会い、愛し合っていたが、シャリーマの一族は成人T細胞白血病を患う傾向にあった。シグルドを身籠った彼女は自らの死期を悟り、エドバルトの前から姿を消す。
一年後にシグルドが生まれてほどなくシャリーマは亡くなり、その葬儀においてエドバルトは我が子との対面を果たした。本来であれば14歳からが規定である近衛士官見習いに11歳で採用、嫡子であるバルトと同様に扱った。
ところが13歳の時、故郷であるノルンに帰省中、神聖帝国ソラリスに「サンプル」として拉致され、実験台にされてしまう。
何度も脱走を試みるも失敗、見せしめのため体に家畜用認識タグを打ち込まれた(両乳頭、ヘソ、局部)という、非常にマニアックな設定が明かされている。
度重なる実験と薬物投与によって廃人となるが、偶然出会ったラムサスが身柄を保護。ジェシーの家に居候し、ジェシーの妻ラケルによって治療を受ける。幼いビリーからは「シグルド兄ちゃん」と呼ばれて懐かれ、兄弟のように過ごした。
治療の甲斐あって薬物中毒からは回復したものの、以後はアルコールに滅法弱くなってしまった。これを裏づけるように、低血糖体質でかなりの甘党という設定が存在する。
治療と並行して士官学校ユーゲントに入学し、頭角を現す。その後はジェシー、ヒュウガとともに精鋭部隊「エレメンツ」の設立に立ち合い、初代メンバーに就任。火元鎮守府の統括を任されており、ラムサスからの信頼は篤かった。
拉致された際にマインドコントロールを受けており、ソラリスから離れる事は不可能だったが、17歳の時にアヴェ王国でシャーカーンによるクーデターが起き、父であるエドバルトが自害したと知った際にマインドコントロールが解け、ソラリスの脱走を決意。メイソン卿と共に幽閉されていたバルトとマルーを救出し、そのまま逃亡した。
この時「自分を裏切った」と思い込んだラムサスは感情を爆発させ、後の暴走に繋がっている。
右目の眼帯の下は義眼。
表向きはユグドラシルのジェネレーター暴走事故での負傷したためとされているが、実際には同じ事故で目を負傷したバルトに角膜を移植すべく提供したというのが真相。
ファティマ王朝に伝わるギア・バーラー「E・アンドヴァリ」への鍵となる「ファティマの碧玉」(王族が継承する網膜パターン)の持ち主でもある。
関連タグ
ゼノギアス バルトロメイ・ファティマ マルグレーテ・ファティマ
シタン・ウヅキ カーラン・ラムサス ジェサイア・ブランシュ ユグドラシル
ジーク・B・極・玄武:ゼノブレイド2の登場人物。容姿がよく似ている。
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