人物像
ビリー・リー・ブラックとプリメーラの父親。神聖ソラリス帝国出身。
顔に大きな傷のあるシブいオヤジ。
ソラリス時代の名前は「ジェサイア・ブランシュ」。
13歳で士官学校ユーゲントに入学し、カーラン・ラムサスと出会う。
その後ヒュウガ・リクドウ、シグルド・ハーコートらと共に、精鋭部隊「エレメンツ」設立、および初代メンバーとなった。
18歳のときユーゲントで同期だったラケル・ベネトナーシュと結婚、ビリーとプリメーラが生まれた。この頃人体実験の薬物中毒に苦しむシグルドを家に引き取って面倒を見ており、妻ラケルの看護によってシグルドは寛解している。
非常に優秀な人物で、帝室特設外務庁ゲブラーの総司令官着任が決まっていたが、ソラリスの「M(マラーク)計画」の真相を知り反発。25歳の時に家族を連れてソラリスから離れた。以後は家族を残し、M計画を始めとしたソラリスへの反攻を開始する。
第三次シェバト侵攻作戦では、ガスパールの率いる地上ゲリラ部隊に参加し、ゲブラーのギア「バントライン」を奪取。ソラリス軍を撃退した。
この時シェバトの工作員で行動を共にしていたジョシュア・ブラックが死亡。今わの際の言葉を受け、彼の顔を元に整形手術を行い、現在の姿となった。
かつての面影が無い父と再会した息子のビリーは戸惑っていたが、娘のプリメーラは懐いている。
風貌が変わった事に加え、彼の失踪後にラケルが死霊によって死んだ事から、ビリーからは「肝心な時にいなかった」と恨まれていた。
しかし教会の真実を知って絶望するビリーを励まし、バントラインに搭乗してビリーと共闘。アルカンシェルの障壁を破る事に成功した。
なおバントラインから射出されるエーテル弾頭は「パイロットが搭乗し、命と引き換えに弾を射出する」という非人道的特攻兵器である。
ビリーや設計者のシタンはジェシーが死んだものと思い込んでいたが、本人はきちんとそのあたりを改良し、無事に生還。以後ビリーがギア戦にて「ジェシーカノン」「ジェシーバスター」を使用可能となる。