解説
CV:渡邊典子(開発スタッフ)。
空中移動都市・シェバトの護衛を勤める少女で、ギア工学の権威であるシェバトの賢者アイザック・バルタザールの曾孫。13歳。
搭乗ギアはゼプツェン。
主人公たちとは、地上とシェバトを繋ぐ超高層建造物「バベルタワー」の頂上にて邂逅し、不審者と間違われて彼女に攻撃されている。
人物
幼いころに両親とともにソラリス帝国に拉致され、父・ニコラはそこでギアの開発を強要される。
その後しばらくしてゼプツェンが開発されると同時に、同じく研究者であった母親が事故死。
ニコラは祖父の協力を得て、ゼプツェン共々マリアをシェバトへと亡命させた。
幼くして戦場に立つだけあって、どこか大人びた雰囲気はあるものの、根は年相応。
彼女の自宅はソラリスに襲撃された当時のままであり、普段は王宮に居ついているが、ときおりそこに足を運んでいる様子。
経歴が経歴だけに、ソラリス帝国への敵愾心は人一倍強く、女王ゼファーに自ら単独でソラリス襲撃を進言するなど、根は相当深い。同時にゼプツェンの性能に絶対の自信を持っており、先の進言もその性能を信じるが故である。
ソラリス帝国軍がアハツェンを伴っての進撃を撃退したのを機に、その時の悲劇を胸に刻んでフェイたちとともに行動するようになる。
物語中でも屈指のハードラックキャラであり、特に彼女が仲間となるイベントは作中屈指の涙腺崩壊イベントととして名高い。
キャラクター性能
彼女自身は攻撃力が皆無であり、生身での戦闘中でもゼプツェンを呼び出して攻撃する。
生身で放てる必殺技が一切なく、ステータスも軒並み低いのでギア戦以外では完全なお荷物になってしまうのが玉にキズ。ただし、終盤にステータス強化アイテムでエーテル値(いわゆる魔力)を底上げしてやると、ゼプツェン召喚系のエーテル攻撃がエライ威力で跳ね上がるので、決してただのお荷物とはならない。
要は愛である。
少女らしく打たれ弱くもある………のだが、ギア戦ではギアに搭乗する他のキャラクターと違い、マリアだけはゼプツェンの頭部に立って操縦する。
しかもゼプツェンがダウンしようがヘッドダイビングしようが平気な顔で立っている。
もちろん、深海だろうと生身。
実は生身でも相当強いのでは……?
少女版草間大作、かつ縦ロール持ちというよく考えると変わった組み合わせの持ち主である。