概要
またの名を『神剣モナド』といい、全ての根源元素である『エーテル』に干渉する力を持つ剣。
正当な資格無しに扱う事はまず不可能であり、天性のセンスを持つダンバンでさえも、モナドに体がついていかず利き腕が使えなくなる後遺症を患う深刻なダメージを受けた。
一際目立つリング状の刃元にはガラス状の透明なプレートが複数枚張られており、その内に浮かぶ漢字の文字によって様々な力を発揮する。
(「疾」(スピード)で素早さ上昇、「鎧」(アーマー)で防御上昇、「斬」(バスター)で複数敵に大ダメージ攻撃など。)
使用者の成長により発動できる文字の種類は増える。なおこの浮かぶ漢字は作中では未知の文字、模様として扱われている。
シュルクが使用した場合、未来予知の結果を映像として見る事ができる「未来視(ビジョン)」という能力も発揮する。シナリオ的に重大な意味を持つ能力だが、バトル面では敵が即死・致命級の技を使おうとした時に発動。「未来視」で見た映像は基本的に行動で変えられるので、カウントがゼロになる前に防御力を上昇させたり敵を気絶させたりすると「死」の未来を回避できる。
ゼノブレイドで登場したシュルクのモナドアーツ一覧
『機』モナドエンチャント | 『斬』モナドバスター | 『盾』モナドシールド |
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『疾』モナドスピード | 『破』モナドブレイカー | 『喰』モナドイーター |
『鎧』モナドアーマー | 『轟』モナドサイクロン | |
スマブラオリジナルのモナドアーツ一覧
『翔』モナドジャンプ | 『撃』モナドスマッシュ | |
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余談
現実における「モナド」とは、哲学分野において空間を説明するため用語であり「予定調和」に関わっている。また数学用語では圏論における関手と二つの自然変換の三つ組のことを指す。
モナポ
ノポン族の悪徳商売人バーンが次の商売にと作った物。
リキの武器として装備できるが攻撃力は驚きの1。
ジェムスロットも各種迷彩(Ⅵ)×3で固定なので全く使い物にならない。
見た目はリキの初期武器と同じ。別に赤くはないし、字も浮かばないし、当然未来視機能もあるわけがない。
バーンが何を思ってこんな粗悪品を企画にしたのかは全くの謎。
この武器を手に入れるためには時限を含むクエストを10個近くクリアして強敵(?)である「逆上のバーン(&プテルス)」本人を倒さなければならない。
ちなみにリキは息子のために木の実を使った実践的な銃を製作していたりする。
関連タグ
ヴェルトール:ゼノギアスに登場する主人公専用の機体。当初は宿敵の搭乗機のレプリカに過ぎなかったが……。
グランドリオン:選ばれし者だけが持てる伝説の剣。
オーブカリバー:同じく選ばれし者だけが持てる聖剣。似たような見た目とギミックを持つ。
ここからはネタバレ要素が含まれております
かつてはハイエンター皇家に仕える神聖予言官が未来視を見るために触れる、儀式上の道具であった。
だが、その後ホムスの調査隊に寄って持ちだされるが、その際にモナドの中に眠っていたザンザに命を吸われ全滅してしまう。捜索隊に参加していた両親に同行していたシュルクもその時命を落としていたが、ザンザが自らの依り代としてシュルクを選び、命の代わりとなったことで生き延びる。そして、ザンザの使徒であるディクソンの手でモナドと共にコロニー9へと運ばれた。
物語終盤、機神界中枢でディクソンの手によりシュルクが意識を失うとともにザンザが目覚め、シュルクの身体から離れ、モナドを取り上げた。
その後はザンザの武器として使われるが、禍々しい形に変貌してしまっている。
その後のシュルクの武器は機神界人(マシーナ)の技術力にて再現されたモナドレプリカとなる。(モナドアーツまで完璧に再現できるとは機神界人の技術力恐るべし)
モナドレプリカにもそれそれ防御力が高かったりクリティカル率が高かったりと特徴があり、初期のモナドレプリカ以外は「モナド・R・〇〇」といる名称である。
リマスター版の追加ストーリーで、本編の一年後を描く「つながる未来」では
シュルク主導で新たなモナドレプリカ、通称「レックス」が開発されている。
真のモナド
真のモナドは世界に生きる者一人一人が持っている光のこと。
通常は形もなく、力も無いに等しい。
上記の神剣としての『モナド』は狭義のモナドであり、本来『モナド』とはこちらを指す。
具現化しているザンザやメイナスのモナドは創世や未来視といった超常的な力を秘め、他のモナドとは一線を画する。
サンザとの決戦の際、シュルクは青い光を帯びた大剣としてモナドを具現化させた。
そして7年後・・・
『ゼノブレイド』がWiiで発売されてから7年が経った2017年、ニンテンドースイッチ向けに『ゼノブレイド2』が発売されることとなる。
舞台は「世界樹」を中心に広がる広大な雲海と、その上を泳ぐ巨大な生物「巨神獣(アルス)」の体躯を大地とする国々。巨大な何かの身体がフィールドという点は共通しているとはいえそこには巨神や機神の存在の形跡は無く登場人物も一新。主人公が握る剣も赤くどことなくモナドの面影はあるがどうも「聖杯の剣」なる全くの別物らしいとあって、プレイヤー達はゼノブレイドクロス同様特にゼノブレイド1とは繋がりのない新規ストーリーだと理解してプレイし始めるのであったが・・・
※ここからは「ゼノブレイド2」第7話〜最終話の重大なネタバレを含みます。
「−−ここまで来たことだけは褒めてやるぜ」
第7話、モルスの断崖にて主人公一行とプレイヤー達を待ち構えていた"もう一人の天の聖杯"メツは自らの聖杯としての力を取り戻して生み出した武器を手に立ちはだかる。
このセリフと共にメツの手の中で起動されたその武器には円形の部位があり、「喰」の文字が浮かび上がるのであった。
そう、外見は少々違うがどうみてもモナドである。
メツはモナドサイクロン(轟)・モナドアーマー(鎧)・モナドイーター(喰)・モナドバスター(斬)そしてモナドジェイル(封(メツ固有のもの))の五つのモナドアーツを駆使しプレイヤーを苦しめるが、ゼノブレイド1に存在した他のモナドアーツが彼のモナドにも搭載されているかは不明である。
同じく天の聖杯であるホムラ/ヒカリの「聖杯の剣」も同等の力があると考えられ、実際のところ覚醒状態で使う第三の剣にはモナド同様の円形の部位があるが、モナドアーツを発揮することは残念ながら無かった。ただ、この状態の時にレックスは「思ったことを自在に実現する力」というモナドのような力を得ている。
なぜ天の聖杯がモナドを手にしているのか
最終話では世界樹が実は植物で覆われた人工建造物であることが判明。その正体は旧世界の文明が作り出した第一低軌道ステーション「ラダマンティス」であり、ゼノブレイドのラストにて人間時代のザンザ=クラウスが実験を行っていたあの宇宙ステーションのような施設そのものである。
作中で語られていた「神」とは実験の強行によって世界を滅ぼし自らも左半身を失ったクラウス本人のことであった(なお、失われた左半身は閉じた宇宙−−ゼノブレイドの世界に飛ばされザンザ=巨神として生まれ変わっている)。
天の聖杯であるホムラ/ヒカリとメツの二者はかつてラダマンティスに搭載されていた三基のコンピューター「トリニティ・プロセッサー」のうちの「プネウマ」と「ロゴス」であることが判明。
また、残りの一つ「ウーシア」がクラウスの左半身と共に異世界へと飛んでいたことも判明。
明言はされていないが、この「ウーシア」がアルヴィースであると示唆する描写が多々あり、そうであればホムラ/ヒカリとメツはアルヴィースと同等の存在だということになり、天の聖杯がモナドと関りが深いのも不思議ではない。
ゼノブレイド2で初登場したモナドアーツ一覧
『封』モナドジェイル | 『?』モナドストーム | 『?』モナドバースト |
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『?』モナドビート | 『?』モナドストライク | |