比喩表現
味覚表現から転じて、周囲や特定の対象へ辛辣な態度を示すこと。また、そうしたスタイル。
「世間や対象を快刀乱麻にやっつけている」と称賛されることもある一方、相手や不特定多数に毒を吐いたり最悪は罵詈雑言を浴びせるという行為に変わりはないため、白眼視されることもしばしば。
「相手を褒めるのは2秒ですむが、悪口なら一晩もつ(by田中芳樹)」といったとおり、人間は物事の長所よりも短所に目を向けがちなのは仕方ないことだが、あまりに辛口になりすぎて、自身の行っていた事と事態がまったく違う方向に推移してしまったり、言動が偏見や誹謗中傷じみてくると一気に世間から信頼を無くすことになる。
……実際、『自称』辛口評論家などの立場に甘えすぎて好き勝手な言動を行った末に潰れていった人物は数知れない。
辛口表現を連呼する前に「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!」という言葉を思い出そう。