概要
5歳児ランボが、一種のタイムマシン「10年バズーカ」を被弾した時に、5分間だけ登場する。
大人と言っても15歳、主人公沢田綱吉(ツナ)とはたったの1歳差。
この15歳ランボが10年バズーカを浴びると25歳ランボが現れるわけだが、こちらの通称は「青年ランボ」。
日本語、難しいね。
髪はゆるい天然パーマ、両頬に#のような模様、牛柄のシャツと便所サンダルがトレードマーク。片目をつむっていることが多い。10年前の世界に来る時は何かを食べている時が多い。口癖は「やれやれ」。
単行本2巻のおまけでは、視力検査の際、遮眼子を開いた方の目に当てて「見えません」などと発言してリボーンに攻撃されており、精神年齢(?)はまだ幼いようである。
この15歳ランボのそっくりさんに、ロメオ、ランポウがいる。声のそっくりさんではスパナがいる。これら全員の声の担当は津田健次郎。
人物
うざい5歳児ランボとはうってかわって気だるげな遊び人気質のイタリア伊達男。
10年後の時代ではバレンタインデーに鼻血が出るほどのチョコを貰うほどにモテモテのイケメンで、黒川花にも一目惚れされたが、レギュラー女性陣からの扱いがひどく、ビアンキには憎い昔の恋人・ロメオに似ているからと殺しに追い掛け回され(後にツナはビアンキに別人だと説明したらしいが全然わかってもらえてない)、三浦ハルには「全体的にエロい」と理不尽に殴られ、幼馴染のイーピンにはこき使われている。5歳児ランボとは仲が悪い獄寺隼人からはなんにもしてないのにいびられる。このため、登場する度に高確率でひどい目に遭うかわいそうなキャラ。ツナを『若きボンゴレ』と呼んでおり、ツナ自身もあまりの不憫さに心底大人ランボに同情しているためか仲が良い。
戦闘能力
将来性を見こまれて、ボンゴレファミリーのツナの雷の守護者に選ばれたものの、弱腰及び腰へっぴり腰で戦闘になると泣きだすわで不安が拭えない。
「VSヴァリアー編」では戦おうとしない姿勢を見たツナから心の中でヘタレ呼ばわりされたほど。しかしやたらと自信家で、負けるとわかっていても頼まれたら断れない性格。ちなみにリング争奪戦を覚えてなかったのは争奪戦当時のランボは5歳児のアホガキなので殆ど理解していなかったことやレヴィ戦以降は重傷で眠ったままだったのが原因と思われる。
大人ランボ自身は「もしかしたらパラレルワールドから来た可能性もある」と考察もしていたが別にそんなに複雑な話ではなかった。
必殺技は頭につけた牛角に雷を帯電させて特攻する「電撃角(エレットゥリコ・コルナータ)」。威力は高いがリーチが致命的に短いためか綺麗に決まった例はあんまりない。
20年後のランボ
レヴィ戦で大人ランボが10年バズーカを使った際に出て来た姿。
ツギハギだらけでボロボロのモッズコートを羽織って登場し、あまり見た目は変わっていないにもかかわらず、大人とは別格の余裕と風格を兼ね備えている最強のランボ。
戦闘力は圧倒的。未熟だった頃から成長し完全な雷耐性『エレットゥリコ・クオイオ』を得ており、レヴィボルタを吸収し校舎に放電する程。「電撃角」もリーチが短いと言われたが即座に「昔の話さ」と返答。電撃を帯びただけだった角から雷の角を発生させリーチを拡大しレヴィを圧倒。さらに「年季が違う」と余裕を見せた。
弱点は10年バズーカの効果が最初に使ってから5分しかない事。その為途中で戻ってしまった。
ちなみにボロボロのコート、「あなた達(ファミリー)にまた逢えるとは」「(再会に)泣きそうだが感傷に浸ってる場合じゃない」と言った台詞から白蘭に滅ぼされた未来から来ている事が後に明かされている。本人曰く警察が機能しているらしいが、10年間ボンゴレ狩りから生き残ってるならあの実力も納得だろう。