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尾形百之助

おがたひゃくのすけ

尾形百之助とは、漫画「ゴールデンカムイ」の登場人物。
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「二千メートル以上俺から逃げ切れるか試してみるか?」

概要

CV:津田健次郎
帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属している兵士。階級は上等兵

鶴見中尉の小隊に属してはいるが、元より野心家であり鶴見一派に対する造反を企てていた。
留意するべきは反乱者側は鶴見一派であり、第七師団全体としての立場で見るならばこの行動は軍に対して忠実なものである

日露戦争終結後に大損害の責任を取り自刃した第七師団の元師団長花沢幸次郎中将が妾との間に作った子であり、優秀な軍人の血統をもつ。
特に遠距離狙撃において卓出しており、有効射程距離500mと言われた三十年式歩兵銃を用いて2000m先の狙撃も可能との自信を持つ。
蛇行して飛ぶため散弾銃以外で撃ち落とすことが難しいヤマシギを小銃で短時間に複数仕留めたり、弾を貫通させる事でエゾシカを一度に二頭仕留めるなどの離れ業をやってのける。

好物はあんこう鍋。
公式からは山猫孤高の山猫スナイパーのキャッチフレーズをつけられている。その為か度々猫のような行動を見せる。(鼠に反応する、鼻先の物の匂いを嗅いでしまう、暇つぶしに蝶を追いかける、身を丸めて寝るetc.)
ただ、作中でたびたび鞍替えすることからコウモリ野郎と呼ばれている。

容姿

オガタ


特徴的な目元と漢字のワ冠のような眉毛をしている。皮肉にもその容姿は父親と瓜二つで遺伝したものである。
初登場時は他の軍人同様坊主頭だったものの、再登場の際にツーブロックのオールバックに変わった。イメチェン理由は作者曰く「解放感でしょうね。」とのこと。また顎にも手術跡が付いた。
衣服は第7師団にいた頃と変わらず紺の軍装、軍帽は被らずフード付きのマントを羽織るスタイル。

性格

常に無表情で冷静。淡々としており摑みどころがない。杉元や谷垣はたびたび嫌味を言われ、小馬鹿にされている(主に2人が銃を大事にしなかったせいではある)。杉元同様、敵対者には一切容赦せず仲間だった第七師団の団員も平気で殺害しているが、多少なりとも罪悪感を持ち続ける杉元と対照的に罪悪感を持たない。いい意味で軍人に適した性格をしている。
しかし「(撃ち落すのが難しいから)止めておけ」と言われたヤマシギを(ムキになって)見事に仕留めてドヤ顔を決めたり、狙撃に成功するとははッと笑う癖があるなど狙撃手として高いプライドを持つ。
情報将校である鶴見中尉の部下らしく、ロシア語を会得している。

「Барчонок(ボンボンが)」

作中での活躍

刺青の囚人を追跡した際に杉元一派と交戦。川へ転落し低体温症となりさらに顎も骨折し重体で長らく入院中だったが、造反の仲間が行方不明になった事を受け病室から逃走。谷垣源次郎に造反部隊が誰か知られたと誤認し、二階堂浩平と共に口封じのために谷垣を追うが失敗。鶴見中尉に造反が露見し、殺害命令を出されるもその場を離脱する。

その後、茨戸での戦いの末土方歳三一派へ加わり、夕張で杉元一派と土方一派が手を組んだことにより杉元たちとも行動を共にする。
夕張以降、行動する機会の増えたアシㇼパに対しては、頼みに答え谷垣を逃したり、彼女から餌付けを受ける、頑なに言わなかった「チタタㇷ゚」を呟くなど、若干ではあるが心を開くような仕草を見せるようになる。

他の登場人物が「金塊の分け前欲しさ」などある程度明確な行動理由を持っているのに対し、尾形がこの金塊争奪戦に関わる理由は目下のところ不明のままであり、何を考えているかわからないその腹の中と合わせて不気味さも醸し出している。

過去

当時近衛師団(現在で言う皇宮警察)陸軍中佐だった父と浅草芸者の母との間に生まれる。山猫とは枕芸者の暗喩であり、尾形の生まれを揶揄する意味も含まれている。
少年期は母親の実家である茨城で暮らしていたが、父に捨てられたことで精神を病んだ母を毒殺。さらに第七師団入団後、自分のことを兄と呼び慕っていた異母弟の花沢勇作少尉を203高地にて射殺している。
そして日露戦争終結後、鶴見中尉の手引きで父である花沢中将を自刃に見せかけて殺害した。

異母弟を殺害した動機は「勇作少尉の戦死を聞いたとき、父親は妾の息子である自分を思い出し、愛おしく思うのではないかと確かめてみたかった」と語り、深く重い愛情への渇望を見せる。
更に、自分とは反対に全てを与えられた弟から「人を殺して罪悪感を微塵も感じない人間がこの世にいて良いはずがない」と、殺人に罪悪感を覚えない自分の存在を根本から否定された影響が強い。(弟にそんなつもりはなく、兄もきっと罪悪感を持てるはずと説いていた)
体調を崩した際に弟の幻影に憑かれ、偶像として輝かしく存在するアシㇼパと弟を重ねるほどに心に闇を飼う原因になっている。

母親を殺害した動機は、「母を最期に父に会わせたかった(葬式なら父親も来るだろうと当時の尾形は考えたが、結局葬式にも父の姿は無かった)」
好物のあんこう鍋は、花沢中将に捨てられ精神を病んだ母親が「以前美味しいと言ってくれたから、また食べに来てくれると信じて」あんこうの捕れる時期は毎日作っていたものである。

余談

尾形の過去について描かれた103話は、単行本化にて雑誌掲載時の17ページから23ページに大幅に加筆・修正がされており、尾形の感情がより強くわかりやすく描かれている。
作中トップクラスの変態である姉畑支遁の登場回も同じに巻に掲載されているため、単行本の前半と後半でテンションのアップダウンが完全におかしい。

狙撃の際の特徴的な構えは映画「山猫は眠らない」の主人公トーマス・ベケット、ひいてはそのモデルとなった伝説のスナイパーカルロス・ハスコックと同じである。

登場キャラの中でも特に人気があり、人気投票では杉元と接戦を繰り広げ、最終的には2位となったがその人気の高さを示した。

尾形が捕まえようとした蝶」もファンからの希望で期間途中から投票可能なキャラクターとなるのだが、途中からの参戦にも関わらず15位という高順位に食い込む大番狂わせを起こす。
さらに上位20位内から2名のキャラを作者が描くことになっていたのだが、抽選で描きおろしキャラ2名に選ばれるまさかの事態が起きてしまい、ファンをさらに困惑させることとなった。(ちなみにもう1人は月島軍曹

関連イラスト

GK Log
山猫


金カム
金カム詰め1



関連タグ

ゴールデンカムイ スナイパー 狙撃手 山猫


























※ここから先は14巻以降のネタバレを含みます























「アシㇼパも奪われて 今頃不死身の杉元は怒り狂ってるかもな」

14巻以降ネタバレ

実は秘密裏にキロランケと手を組んでおり、のっぺら坊がアシリパの父ウイルクであると確認できた後、キロランケの指示でのっぺら坊を銃殺し、さらにのっぺら坊から何かを聞いたであろう杉元も自己判断で銃撃。脳を欠損するほどの重症を負わせた。

網走監獄を脱出した後はキロランケ、アシㇼパ、白石と共に樺太へと渡る。表向きは「網走監獄での騒動のほとぼりが冷めるのを待つための逃亡」ではあるが、実際はアシㇼパの中に眠る金塊に繋がる記憶を呼び覚ます為にキロランケに協力している。
なお、樺太への逃亡の際に初めて「アシㇼパ」と彼女を名前で呼んでおり、彼女の父親と相棒を手にかけた男の心中は不明のままである。

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