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「わきまえろよ‼ 僕たちは鶴見中尉殿の「駒」なんだぞ」

概要

CV:松岡禎丞
大日本帝国陸軍 第七師団鶴見中尉の部下。階級は上等兵。
本名は宇佐美時重(うさみ ときしげ)

鶴見中尉に心酔する青年で両頬に対称的にホクロがある。
網走監獄に新人看守として潜入していたが、門倉にばれて脱出。体術にも秀でている。報告の際に鶴見にホクロを頭に見立てた棒人間を描かれたが、それを喜び消えぬよう入れ墨にしている
尾形より年上で、共に日露戦争へ従軍している。

人物

第七師団でも特筆して鶴見への忠愛が強い。その様相はまさに忠犬そのもの。
戦闘力と情報集力と言う両面において能力はかなり高く、作中において様々な場面で鶴見中尉の手足として活躍する。

一方で、常に敬語で会話するが、丁寧さこそあれど遠慮は足りておらず、常に微笑を貼り付けたような不気味な印象の表情で過ごしている。
また、割と突飛な言動が多く、場の雰囲気も全く察する気配がないため、好んで宇佐美に接近するのは第7師団でも鶴見を含めてかなり限定されている。
劇中ではモロに「こいつ絶対友達おらんだろ」と言われ、正直に言えばまごう事なく金カムキャラの王道を征く変人である。

特に238話・翌239話のもうよくわからん下ネタ地獄では、彼のかっ飛びぶりを嫌というほど見せられることになり、ファンをして「意味不明すぎて脳が理解してくれない」と言わしめたカオス回となった。

経歴

長らく人となりについては明かされてこなかったが、225話「貧民窟」にて遂に明かされる。

新潟県新発田の出身で、明治28年時点で14歳。
父母、姉、弟妹の6人家族の農家の嫡男で、地元の柔道場に通っており、鶴見とは柔道場の同門で、軍人としての彼に強い憧憬をこの頃から傾けていた。
また当時はまだ道場の同門生の親友という、高木智春という少年と過ごすことが多かったらしい。

智春は春から進学のために上京することが決まっていた。
智春は時重との思い出と門出に一勝をもぎ取りたいと、道場の裏庭で最後の「乱取り」(技の使用を解禁した互角稽古)に誘い、一戦交えることになる。
いつものように時重に組み伏せられながらも、一勝の執念で幾度となく這い上がってくる智春。
それが何度か続いた直後、時重は今まで鶴見中尉も智春も一度も見たことがないほど激昂した形相を見せつけ、仰向けの智春の首を満身の力で踏みつけて死なせてしまう。

その後、智春は鶴見と時重によって暴れたによって蹴り殺されたことにされ、現場に立ち合っていた鶴見はのちに時重を陸軍に迎え入れることになる。
鶴見自身、時重の「才能」については素直に評価しており、農家の嫡男という柵を抜きに正当に評してくれる鶴見に、この時から既に狂気的にまで心酔していたことが判明した。
親友を死に至らしめた動機だが、これは幾つかの要因が重なっていたことが理由であると思われるが、最大の理由は、鶴見が智春に対して「時重よりも強くなる」と言ったこと。
親友を殺した直後、時重自身は智春について抱いていた感情を暴露している。

徳四郎さんが僕を一番(いっちゃん)らと!!認めてくれていたことらけが!!
僕のすべてらったてがんにッ

元々、宇佐美は自身が農民出身であることに対して、強い劣等感を抱いている節があり、今まで親友としてきた智春についても、かなり鬱屈した感情を抱いていた。
そんな中、自身を真っすぐに認めてくれる鶴見中尉と言う人間は、宇佐美にとっては様々な意味において特別な、「敬愛する人物」であった。
そんな敬愛する人物に目を掛けられ、最後の一線とも言える鶴見が認めてくれた柔道の実力さえも、智春は越えようとしていることに対して、凄まじい怒りと憎しみを暴発させた

人物評

この前置きとして、杉元一行がアイヌ犬について語る場面が挟まっており、主人がの世話に入れ込み、数日家を留守にし隙に鶏を噛み殺すというその嫉妬深いまでの忠義心の強さが語られた。
この特性は、ある意味で宇佐美時重という男の正鵠を射たものといえる。

しかし、宇佐美という人間を構成する感性はかなり複雑なものがあり、嫉妬深い忠誠心と言う要素に加えて、様々な「負の感情」が彼を構成しているように見える。
特に農民出身であることに対する劣等感は、嫉妬深い忠誠心と並んでかなり強い核となっているようで、尾形百之助にそのことを指摘された際には、何時もの飄々とした態度を失って瞬間的に尾形を殺そうとしたほど。
また、この嫉妬深さと劣等感は、鶴見中尉に対する強い忠誠心を生み出している反面、後に尾形に鶴見中尉に対する造反理由を作り出し、鯉登少尉に鶴見中尉に対する疑念を抱かせたりするなど、良くも悪くもかなり暴走する傾向があり、盲目的な忠誠心とは別方面での問題が多くある。

また、鶴見の部下は自分を含めて、皆平等に彼の駒であるという思想を持つ反面、自分こそがその駒の中でも優れているという自負心は強く、鶴見中尉以外の人間は平等に見下している節がある。
一方で、その思想から鶴見中尉の行動を俯瞰的かつ客観的に見ることのできる冷静さもあり、鶴見中尉の月島軍曹との接し方において、その裏にある意図を指摘するなど、これまた別角度から鶴見中尉の行動の本心を見抜いている。
総じて言うと、とかく有能だが暴走する人物

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宇佐美(曖昧さ回避) ゴールデンカムイ 第七師団(ゴールデンカムイ)

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