概要
誰でも一度は描いたことはあるであろう、
「頭が丸」で「体が棒線(線)」で出来た非常にシンプルなキャラクター。
いわば創造の原点。
主な住みかはテスト用紙の裏やメモ帳の片隅など。誰とでも仲良くなれる気さくなナイスガイである。結構アクティブ(『小小作品』など)。
小小作品(系列三/シリーズNo.3)
海外でも、『小小系列』(『小小作品』)や『RHG』、『Dick Figures』と言った作品があるように、少なからぬファンがいて、
英語ではstickman、中国語では火柴人(フオチャイレン)と呼ばれている。
オリジナルキャラクターとしての棒人間
非常にシンプルに描ける棒人間にあえて手を込めて、かっこよく描く絵師も居る。
人体像への応用
棒人間をベースにして人物を描くという手法も存在する。
比較的簡単な手法である為に素人でも取っ掛かり易く、この手法を用いると、少なくとも身体のバランスが極端におかしくなったりU字管関節になったりすることが改善される。
関連タグ
DJMAX:収録曲『PHARM OF CHARM』の動画で大量の棒人間が狂ったように踊りまくる。ちなみに、作曲は『Sampling Masters MEGA』こと細江慎治。
- オリ棒/オリボウ
- 踊る人形 - シャーロック・ホームズシリーズの一篇(‘The Adventure of the Dancing Men’)で、棒人間が踊っているような暗号文の謎が題材。および漫画『ファイブスター物語』のMH破烈の人形の肩につくシンボルマーク。
棒人間キャラクター
- ピクトさん - 街中の注意標識や警告標識、非常口などのピクトグラムに描かれている人物。2003年に内海慶一氏(日本ピクトさん学会)が命名。
- Mr.ゲーム&ウォッチ - 現存する世界最古のゲームキャラ。
- シンプル星人 - 『とっても!ラッキーマン』の登場人物。
- こいつ - 『パロディウスシリーズ』の自機キャラクター。類似キャラに、あいつ、そいつ、どいつがいる。
- 坊野葉子 - UTAUの音源キャラクターで、大きなリボンの付いた棒人間。
- 日高ぱぱぱ - 上と同じく、UTAUの音源キャラクターで棒人間。
- ドルン(うごメモ) - うごくメモ帳で活動していた棒人間作者でありそのアバター。
- アルタイル20 -ドルン(うごメモ)と同じくうごくメモ帳で活躍していた棒人間作者でありそのアバター。
- 例のヤツ - 『にゃんこ大戦争』の敵キャラ。
- デイモン=オクレ - 90年のコミックボンボンで連載されていた『おそ松くん』及び『平成天才バカボン』に登場するキャラ。読者コーナー『オクレチェック』では「デーモンオクレ」と表記されていたがこっちではない。
- 藤崎佑介 - 『スケットダンス』の主人公。罰ゲームの影響で、半日ほど、棒人間状の体躯で学園生活を過ごし、時にはその体形・体質を活かして人助けをするネタ回がある。
- トマ・パロット -『魔法陣グルグル』のサブキャラ。たびたび棒人間化し、最終回では棒人間で終わった。
棒人間がメインキャラクターのアニメ
- 『Dick Figures』 - 棒人間のレッドとブルーたちによって展開されるギャグアニメで、『Happy Tree Friends』で有名なMondo Media(モンドメディア)制作のフラッシュアニメ。
- 『小小系列』(『小小作品』とも言う) - 極端に簡略化された棒人間同士でカンフーアクションを繰り広げる中国で製作されたフラッシュアニメの作品群(「系列」は中国語で「シリーズ」の意味)。棒人間同士を戦わせる海外のFlashである下記の『RHG』に似ている。
- 『RHG』 - 各人がオリジナル設定の棒人間(オリボウ)を作って公式サイトに投稿し、他の製作者が作った棒人間と戦わせるFlashが制作される。
- 『ひろしの日記』 - ドルン(うごメモ)氏制作のうごくメモ帳にて投稿されていたギャグ漫画。現在はYouTubeで投稿されている。
- 『ボウ原さん家』 - アルタイル20氏制作のうごくメモ帳にて投稿されていたギャグ漫画。現在はYouTubeで投稿されている。
- 『リアルゲーム』 - ソル氏制作のうごくメモ帳にて投稿されていたギャグ漫画。現在はYouTubeで投稿されている。
- 『HenryStickmin』 - PuffBallsUnited氏によるフリーゲーム。
- 『Animator vs. Animation』 - Alan Becker氏によるショートアニメーションシリーズ。現在はYouTubeで投稿されている。