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シャーロック・ホームズ

しゃーろっくほーむず

小説家アーサー・コナン・ドイルが19世紀から20世紀にかけて発表した推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの主人公。言わずと知れた名探偵の代名詞。
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概要編集

19世紀末から20世紀初期に活躍した、天才的な観察眼と推理力を持つ私立探偵


ロンドンのベーカー街221Bにあるハドソン夫人所有のアパートで、相棒のジョン・H・ワトソン医師と共同生活をしていた。

イギリス政府に会計監査官として勤める下級役人のマイクロフト・ホームズという兄がいる。独身。

自分なりのホームズ像ホームズ02

無愛想だが、性格は理知的で紳士的。ときに皮肉っぽいが正義のためには全力を尽くす行動派である。推理に詰まると、パイプの咥え口をガリガリと噛むクセが出る。当時の人間として、また典型的なイギリス人として、王室には絶対の忠誠を誓っている。


鋭い観察力と明敏な頭脳で様々な情報を得る事ができ、初対面の依頼人にその情報を披露して驚かせる事もしばしば。

(依頼人ではないが、「緋色の研究」で初顔合わせ時にワトソンの経歴を言い当て、後に解説をした際ワトソンはホームズを世界初の名探偵であるオーギュスト・デュパンに準えて称賛するが、それに対してホームズはにべもない反論を返している)

兄のマイクロフトは彼以上の推理能力の持ち主で、事件に行き詰ったときなど相談に行く事もあるが、マイクロフト自身は活動的な性格ではないため(例として人付き合いが嫌いな人々が集った『ディオゲネス・クラブ』の創立メンバーであるなど)、シャーロックは兄について「事件解決への意欲と行動力がもう少しあれば、優れた探偵になれた」「もし探偵の仕事が安楽椅子で推理する事に終始するならば、彼は今までで最も偉大な探偵だったろう」とも述べている。

  • 実際、マイクロフトは表向きのポストこそ下級役人ではあるが、その頭脳と知識・記憶力を生かしてイギリス政府における政策全般の調整役を担っており、シャーロックに「政府そのもの」とも評されている。

探偵としてはこの上もなく優秀なホームズだが、とてつもない変人としても知られている。

部屋の壁に銃弾で穴をあけたり、自分が必要とする知識以外はそれが常識的なものでも必要ないと言い切る程度は序の口である(たとえ家主のハドソン夫人が仰天し、ワトソンが唖然としようとも)。

悪気は無くても実験のために他人に毒を飲ませたり、自分も飲むかもしれないと評されたり(悪魔の足事件では実際に披検体となっている)もする。


ホームズの生きがいは難解な事件を解決することにあり、捜査のために、依頼人の目を気にする事無くいきなり這い蹲ることなどなんでもない。また、自らが信じる正義のためなら、法を破ることもいとわないという、ある種危険な思想の持ち主でもある。

趣味の一つはバイオリンで、自分でも演奏を嗜むほか、ワトソンと連れ立ってコンサートにも出かけている。


女性に対してはあくまで紳士的にふるまうが「どんな立派な女性でも、全面的には信頼はできない」と断言するなど女嫌いで通っている。

ただし”女のカン”の鋭さには一目置いており、またアイリーン・アドラー(「ボヘミア王のスキャンダル」)やバイオレット女史(「ぶなの木屋敷」)など、聡明で理性的な女性には敬意を示す(前者は自分のライバルとして見てもいるが)。物語に登場する女性について、容姿も含めた魅力を評価する場面もあるなど決して朴念仁というわけではなく、捜査に必要とあれば僅か数日でメイドを口説き落として見せたこともある(「犯人は二人(「チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン」「恐喝王ミルバートン」とも)」)。


当時は犯罪の捜査に科学的手法が本格的に取り入れられはじめた時代にあたるが、ホームズもかなり科学に精通している。

自身も実験が好きで、物や薬品の知識に明るく、自ら血痕や指紋の検出に関する、新手法の開発も行っている。面白い事件がないときはコカインを注射する悪癖がある(当時は合法だった。ただしワトソンの忠告で後年にはやめている)。


退屈すぎて死にそうシャーロック・ホームズ

探偵と聞いてインドアな印象を持つ人も多いが、実は自らの足で(だけでなく、時には警察と協力し、時にはストリートチルドレン達に小遣いを渡して)証拠を探しまわり、ときに暴漢との対決やアクション映画顔負けの冒険劇を披露するなど、非常にアグレッシブで、時には強盗紛いの行為に出る事さえある。


というか、ホームズは行動の人である。変装技術に優れ、幾つもの隠れ家と偽名を使いこなし(「ブラックピーター事件」「バスカヴィル家の犬」など)、ボクシングバリツ(サー・ドイルが武術を聞き間違えた、当時日本人が英国で流行らせようとした棒術の名からなどの説あり)、拳銃の腕にも優れている(「4つの署名」「最後の事件」「バスカヴィル家の犬」など、多数)。

反面、非常に無気力になることもしばしばで、精神科医に言わせたら、間違いなく躁鬱と診断されるだろう。


後年になると探偵業を引退してロンドンを去るが、その隠棲先でも事件を解決している(ライオンのたてがみ)。


元祖『名探偵編集

言わずと知れた推理小説の大家といえるシリーズの主人公であり、彼の衣装として知られる『鹿撃ち帽・パイプインバネスコート虫眼鏡』は探偵コスチュームの定番となっている。ただし、パイプ以外のコスチュームは劇中で明言されておらず、書籍化される際に表紙挿絵にホームズの姿を描く必要に迫られたために用意されたもの。

これが堂に入ってため、以後探偵のトレードマークともなった。

【落書き】シャーロック・ホームズの功績読みました【ログ】探偵のトレードマーク

  • そもそも『ストランド・マガジン』の挿絵でもこの格好をしていることはあまりなく、せいぜい証拠を探すために森の中に入るときぐらいである。
  • また、パイプも原作で使用しているのは柄がまっすぐで長い「ビリヤード」である。メイン画像にあるような曲木のパイプは、20世紀になって登場した「キャラバッシュ」で、ホームズの時代には存在していない型だが、名優ウィリアム・ジレットによる舞台化の際に、舞台映えするということで採用されたものである。

ときにスマートに、ときに大胆に犯人を突き止めるホームズの姿は、今日においても決して色あせることなく、すべての探偵物語の金字塔として燦然と輝いている。

いわゆる「名探偵」の初代はエドガー・アラン・ポーが創造した勲爵士オーギュスト・デュパンだが、彼の作品が3作しかないことと、またワトソンをはじめとしたサブキャラクターの充実、その他の理由によって、ホームズの名は名実ともに「名探偵の代名詞」として輝いている。

彼の人物像はその後のミステリーや刑事ドラマなどの主人公像にも多大な影響を与え続けており、文化的な点から見ても非常に重要なキャラクターであると言える。


ホームズの熱狂的なファンは「シャーロッキアン(本国イギリスではホルメジアン)」と呼ばれる。


余談編集

作者のドイルは「ホームズ」シリーズの連載に疲れ、1893年に発表した「最後の事件」でホームズが宿敵モリアーティー教授と共に滝壺に落ちて死亡した設定とし、物語りに一応の区切りをつけた。しかし当時から既に熱狂的ファンを獲得していたホームズシリーズを終えることは世間が許さず、ドイルの元には「最後の事件」の結末を悪しざまに罵る手紙も多数送りつけられたと言う。出版社はこぞって「ホームズ」シリーズの再筆を依頼するが、当初ドイルはこの要請を固辞していた。それでも「バスカヴィル家の犬」は執筆されたが、これも当初はホームズシリーズでは無い予定だったうえに「最後の事件」の前の時間軸という設定で、ホームズを復活させたわけではなかった。然し実母の説得など様々な要因があり、最終的にはホームズを生き返らせ執筆を再開する事になる。詳細はリンク先を参照。


この執筆再開の結果「ホームズには日本の武術の心得があり、その御蔭で滝壺から生還出来た」と言う設定が生まれる事となった(バリツの項目も参照の事)。


また、ドイルが「ホームズ」シリーズを所詮はただの娯楽小説とみなしており、本人はより高尚なジャンルと考えた歴史小説で成功を収める事を望んでいた事は有名である。当時の本人の感覚では現代で言うところの「金に困ってライトノベルを書いた」というようなものであった。そのため上記の逸話から「コナン・ドイルはホームズが嫌いだった」と紹介される事も多い。

ドイル自身は、ホームズを復活させた事を後悔はしていないと語っている。ただしその論調は「ホームズを書くことが他の作品の執筆を邪魔する事はなかった」というものであった。また、その上で「もっとシリアスな著作を認めてもらううえでホームズが若干のお荷物になったということはあるかもしれない」と語っている。



ホームズは1887年から1927年まで(中断をはさんで)イギリスの「ストランド」誌に掲載された。このストランド誌は挿絵を多くした読みきり小説中心の月刊誌で、駅の売店などで販売されていた。刊行当初から人気を博し30万部を超えていたが、ホームズの連載が始まると一気に売り上げが50万部を超えたという。

先述の「生還」後はさらに売り上げを伸ばした結果、当時の印刷能力の限界を超えてしまい、ストランドを購入できない読者が図書館に押しかけ図書館側が開館時間の延長を余儀なくされたと言う逸話が残る。ある意味創作作品による「社会現象」の最初の例であるといっていいかもしれない。


なお、イギリス・ロンドンではホームズは実在の人物扱いであり、舞台となった番地にはホームズの家を忠実に再現された部屋がある。

またディスカバリー・チャンネルでCIAの捜査手法を説明する番組が放映された際には、CIAの現役捜査官が真顔で「シャーロック・ホームズはCIAの先生の一人です」と語るなど、その影響は現代でも大きい。


ちなみに、夏目漱石の留学中の個人教授がベーカー街近傍の在住であり、ホームズと漱石が共演するパスティーシュ作品もいくつか存在する。




日本で有名なホームズ作品編集

『シャーロック・ホームズ』シリーズ
イギリスの探偵コナン・ドイルの書いた小説のこと(1887〜1927年)。4編の長編と56編の短編(短編集は5冊にまとめられている)からなり、日本でも数多くの訳・出版がされている。ワトソン:ワトスンなど、訳によってタイトルや登場人物名が違うのはご愛敬。ファンからは「原作・正典・聖典」などと呼ばれる。
シャーロック・ホームズとワトソン博士
【レンフィルム】ソ連ホームズ買ってよ!チラシ2ソ連時代のロシアでスタジオレンフィルムが作成した映画シリーズ(1979〜1986年)。冷戦下の東側でつくられたといういわくつきの作品だが、実はシャーロキアンの間でも評価が高い逸品。主演はワシーリー・リヴァーノフ。通称「ソ連版・ロシア版」。
シャーロック・ホームズの冒険
Granada Sherlock HolmesイギリスのグラナダTVが作成した実写ドラマ(1984年〜1994年)。最も理想に近いホームズと呼ばれ、高い人気を集めている。通称「グラナダ版」。日本ではNHK-BSなどで放映。主演はシェイクスピア俳優のジェレミー・ブレット
名探偵ホームズ
空からこぼれたStory宮崎駿・御厨恭輔監督のもと、日本で作成されたアニメ(1984〜1985年)。登場人物がすべて犬の獣人となっており、子供向けアニメとして人気がある。ほぼオリジナルストーリーで、推理小説としての要素は薄い。ファンからは「犬のホームズ犬ホームズ・宮崎ホームズ」などと呼ばれている。
GSホームズ極楽大作戦!!
ホームズとマリア椎名高志による漫画『GS美神 極楽大作戦‼︎』のスピンオフ(2003・2005年)。本作のホームズは、学生時代にラテン語を師事していたドクター・カオス(錬金術師)が残した資料や文献を研究し、優れたGS(ゴーストスイーパー)としての能力も持つ。探偵稼業のかたわら、巻き込まれたオカルト絡みの事件を解決していく。
Sherlock Holmes
探偵と医者2010&2012年にハリウッドで作成された映画2作品。ガイ・リッチー監督のもと、従来のホームズ像を大きく変えたアクション・エンターティメントに富んだ異色の作品。主演はロバート・ダウニーJr。「ガイリッチー版・映画版・ハリウッド版」と呼ばれ、pixivではシャーロック・ホームズ(映画)SherlockHolmesのタグが使われている。
SHERLOCK
SHERLOCK  MELODYイギリスBBCが作成。現代にシャーロック・ホームズが生きていたら、というifを描いた実写ドラマ(2010年〜)。斬新なアレンジや登場人物の内面を深く描いた作品として注目を集めている。主演はベネディクト・カンバーバッチ。通称「BBC版・現代版」、詳しくはSherlockの記事へ。
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY
エレメンタリー漫画①アメリカCBSで放送されたテレビドラマ(2012〜2019年)。アメリカに移住したホームズがニューヨーク市警の顧問として凶悪事件を解決していく物語。舞台が現代アメリカであるのと、ワトソンをアジア系女性が演じているのが特徴。主演はジョニー・リー・ミラー。pixivでは「エレメンタリー・Elementary」のタグが使われている。
シャーロック ホームズ
ヤングなシャーロックホームズNHKが作成した三谷幸喜脚本による人形劇(2014〜2015年)。学園モノとしてアレンジされており、ホームズが15歳の少年として登場。子供向けとして殺人事件の起きない冒険物語になっているが、人間の負の部分も描かれている。放送するにあたり、三谷幸喜が「これを楽しめなければシャーロッキアンではないと思う」と発言したことに対して批判の声が挙がったものの、最終的には続編が希望されるほど高い評価を受け、日本シャーロック・ホームズ・クラブによる「日本シャーロック・ホームズ大賞」にも選ばれた。「人形劇・三谷ホームズ・学園シャーロックホームズパペットホームズ」などと呼ばれる。




その他作品リスト編集

シャーロック・ホームズの宇宙戦争 - 最古のパスティーシュ作品

漱石と倫敦ミイラ殺人事件 – 上述した夏目漱石とのパスティーシュ作品。著者・島田荘司

リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメンリーグ・オブ・レジェンド原作) - ホームズと縁のある人物が登場してくれるが…?

ホック氏の異郷の冒険 - 「最後の事件」から「空き家の冒険」までの大空白時代のホームズが日本を訪れていたというパスティーシュ作品。著者・加納一朗

シャーロック・ホームズVSゾンビ - 最新のパスティーシュ作品



ホームズ正典の一覧編集

※訳書によってタイトルが異なる場合もあることに注意。

長編編集

「緋色の研究」(1887年)

「四つの署名」(1890年)

「バスカヴィル家の犬」(1902年)

「恐怖の谷」(1915年)

短編集編集

※「ボール箱」は「最後の挨拶」に収録されている版もある。

シャーロック・ホームズの冒険(1892年)編集

「ボヘミアの醜聞」

「赤髪組合」

「花婿失踪事件(花婿の正体)」

「ボスコム谷の謎」

「オレンジの種五つ」

「唇のねじれた男」

「青いガーネット」

「まだらの紐」

「技師の親指」

「独身の貴族(花嫁失踪事件、誇り高き独身者)」

「緑柱石の宝冠」

「ぶな屋敷」

シャーロック・ホームズの思い出(回想)(1894年)編集

「白銀号事件(名馬シルヴァー・ブレイズ)」

「ボール箱」

「黄色い顔」

「株式仲買店員」

「グロリア・スコット号」

「マズグレーヴ家の儀式」

「ライゲートの大地主」

「背の曲がった男」

「入院患者」

「ギリシャ語通訳」

「海軍条約文書事件」

「最後の事件」

シャーロック・ホームズの帰還(1905年)編集

「空家の冒険」

「ノーウッドの建築士」

「踊る人形」

「美しき自転車乗り」

「プライオリ学校」

「ブラック・ピーター」

「犯人は二人(恐喝王ミルヴァ―トン)」

「六つのナポレオン」

「三人の学生」

「金縁の鼻眼鏡」

「スリー・クォーターの失踪」

「アベ農園(僧坊荘園)」

「第二の汚点」

シャーロック・ホームズ最後の挨拶(1917年)編集

「ウィステリア荘」

「ブルース・パティントン設計書」

「悪魔の足」

「赤い輪」

「フランシス・カーファックス姫の失踪」

「瀕死の探偵」

「最後の挨拶」

シャーロック・ホームズの事件簿(1927年)編集

「マザリンの宝石」

「ソア橋」

「這う男」

「サセックスの吸血鬼」

「三人ガリデブ」

「高名な依頼人」

「三破風館」

「白面の兵士」

「ライオンのたてがみ」

「隠居絵具師」

「覆面の下宿人」

「ショスコム荘」



関連タグ編集

コナン・ドイル シャーロキアン


版権 ファンアート 小説 推理小説 ミステリー 映画 海外ドラマ イギリス 探偵 名探偵 ブロマンス アントールドストーリーズ(原意・ドラマ、双方を解説) 探偵役とワトソン役


バリツ


表記ゆれ編集

シャーロックホームズ SherlockHolmes Sherlock Holmes シャーロック ホームズ


他登場人物編集

ワトソン/ワトスン/Watson ジョン・H・ワトスン ジョン・ワトスン

モリアーティ教授/モリアーティ レストレード警部 ハドソン夫人 アイリーン・アドラー

ブラックウッド … 2009年の映画の登場人物



派生作品・キャラクター関連編集

本人設定の作品およびキャラ編集


子孫・血縁設定の作品およびキャラ編集

  • シャーロック・シェリンフォード … 『探偵オペラミルキィホームズ』に登場するホームズの子孫。ちなみに「シェリンフォード」とはホームズの母の旧姓で、ホームズ姓で無い事には公式いわく「意図的に隠された裏設定」がある、とのこと。
  • ヒュー・イブカ・ホームズ(井深飛由)…『ディジタル・ホームズ』に登場するホームズの子孫。井深飛由(いぶか ひゆ)が本名。「Ib(イブ)」の名で知られるデジタルネイティブのハッカー(クラッカー)でありイギリス系日本人。
  • 神崎・H・アリア … 『緋弾のアリア』に登場。ミドルネームの「H」がホームズ家を示す。ホームズの子孫でメインヒロイン
  • アイリーン・ホームズ/ヴィクター・ホームズ(ホームズ・ツインズ)…『ホームズ・ツインズ!』の主人公であるホームズ家の双子。「ホームズ・ツインズ」とは作品名でありながらも、この二人を示す通称。それぞれシャーロック・ホームズの姪(アイリーン)と甥(ヴィクター)に当たり、アイリーンがホームズ家の運動神経(格闘能力)を、ヴィクターがホームズ家の頭脳を、それぞれ受け継いでいる。ちなみに『緋弾のアリア』とは同作者(赤松中学)作品。すぐさま肉体言語に移行するアイリーンの姿などは、明らかにアリアを彷彿とさせる。(作品発表順でも時系列上でもではあるが)
  • エルロック・ホームズ乙女ゲーム英国探偵ミステリア』に登場する攻略対象。ホームズの息子とされる人物。なおエルロックの相方としてワトソンの息子であるウィリアム・H・ワトソンも登場する。
  • シャーロック・ホームスパン…『鉄腕アトム』に登場するホームズの子孫。なお、名前はホームズとルパンを掛け合わせたもの。
  • クリスティ・ホープ…新谷かおるの漫画作品『クリスティ・ハイテンション/クリスティ・ロンドンマッシブ』の主人公。フルネームはクリスティ・クリスタル・マーガレット・ホープ。ホームズの大姪(姪っ子の娘)とされる。
  • エノーラ・ホームズ…ナンシー・スプリンガーの小説『エノーラ・ホームズの事件簿」、及び同作を原作とした映画に登場する主人公。ホームズの妹でホームズ譲りの推理力と行動力を持つ。同作には母ユードリアも登場。
  • 鴨乃橋ロン…『鴨乃橋ロンの禁断推理』の主人公。

ホームズをモチーフとしたキャラ編集


その他編集

  • シャーロック・ホームズセット…『ドラえもん』に登場するひみつ道具。これを使うと、誰でも名探偵のように事件を解決することが出来る。
  • 社錠・宝仏東方二次創作
  • ポケモン剣盾』…キルクスタウンに“ハウスズ”というパロディキャラがいる(モデルはモブキャラの流用だが)。また、直接姿と名前が出てきたわけではないが、とあるNPCの台詞の中に「ガラルには昔の名探偵が駆使していた謎の格闘技バリツというものがあるらしい……」というものがあり、この地にホームズのような探偵がかつて存在していたことが示唆されている(ちなみに、ガラルのモデルは『シャーロック・ホームズ』の舞台となったイギリスである)。ちなみに、ポケモンにも探偵ものの作品がある。



外部リンク編集

日本シャーロック・ホームズ・クラブ

シャーロック・ホームズシリーズ - Wikipedia

シャーロック・ホームズシリーズ関連作品 - Wikipedia

シャーロックホームズとは - ニコニコ大百科

シャーロック・ホームズとは - はてなキーワード

復刊ドットコム(シャーロック・ホームズ)

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