本編
シャーロック・ホームズが下宿している、ベイカー街221-Bの管理をしているおばさんである。
原作者コナン・ドイルはその辺の細かい設定が頭に入ってないらしく、ものすごく時々ではあるが「ターナー夫人」になる。けっこう設定がいい加減なのはよくあることである。
ホームズ復活編である『空家の冒険』の原稿にも、そう書いてあったのだが、印刷されたのはちゃんと「ハドソン」になっていた。
よく読むと、下宿で働くおばさんは、「老婆」「厨房係」「ハドソンさん」の三人いる可能性があるそうである。
さらに、ファンの間では「マーサ・ハドソン」というのが正式名称だ ということになっているらしい。一貫して「ハドソン夫人」か「ターナー夫人」としか呼ばれていないのに「マーサ」という名前が何処から出てきたかと言うと、原作における時系列上の最終エピソードである「最後の挨拶」にて英国のスパイとして活動中のホームズが標的の下へ送り込んだ年配の家政婦の名前から。つまり後年ハドソン夫人はホームズと共にスパイ活動に身を投じたという解釈となる。
あの変人探偵(ドラッグ決めてるわ、家ん中で拳銃ぶっ放して壁に穴開けるわ、化学実験かますわ、スリッパにタバコ詰めてるわ、火事起こされるわ、死んだと思ったら生きてるわ)によく飯とかやってるなあ、とか思った人が結構いるらしく、sherlockでは、そのコンサルタント探偵がハドソン夫人へ「いろいろやってあげた」という設定である。一応、原作では「ホームズは女性嫌いだが女性に対しては紳士的な態度を崩さないため、その姿に心酔していた」とワトソンが綴っている。
Pixivでは
名探偵ホームズに出てくる、マリー・ハドソンさん19歳の方を指す。
まさかりで郵便用複葉機をぶっ壊す、拉致された悪者の家で汚部屋を新品同然に整えた上に見事なお料理を作る、車をダイナミックにかっ飛ばす、某スナイパーばりの精密射撃までする、完璧かつ豪快なかわいい未亡人という設定。
彼女を射止めた亡夫ジムだけでなくモリアーティ教授、トッド&スマイリー、ワトソン、ホームズ、伯爵をはじめとする飛行機仲間の方々みんな惚れてます。
設定では「ホモサピエンスのおねいさん」だったらしいのだが、却下された。宮崎駿曰く、原作通りのおばさんを描いてても面白くないから、せめてもの抵抗として美少女にしたとのこと(『名探偵ホームズ』アニメコミックス第5巻)。
そのせいでテレビ放送されていた当時、多くの人がケモナーに目覚め、そうでなくても「名探偵ホームズ」を通して初めてシャーロック・ホームズを知った少年が、原作を手にしてガッカリした。なんてことも多かった。
学園ホームズでは
シャーロック ホームズに登場する、ビートン校の寮母。
タララッタッタッターラララ、ラッタララー♪と歌いだす。人気コーラスグループ・トレジャーズを抜いて歌唱賞を受賞したこともある。
シャーロックホームズをシャーロックと呼び、息子同然に可愛がる。
手作りのクッキーを半ば強引に食べさせて、食中毒事件の容疑者となる。シャーロックの名推理で真実がわかり、助けてもらう。そのことを記事にした際はターナー夫人と匿名されている。
なんか表記ゆれんなっちゃったよ
ハドスン夫人・・・・・・ wikiではこっちが正綴だそうな