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概要・人物像編集

手塚治虫の漫画『三つ目がとおる』の登場人物でヒロイン。

フルネームは「和登千代子」。

主人公写楽の親友で、三つ目の写楽が心を許す数少ない人物。


正義感が強く面倒見が良いために、三つ目を塞がれた幼児状態の写楽を保護していた。

そこから写楽が巻き起こす事件に関わっていき、次第に三つ目の写楽にも惹かれていく。

抜群の運動神経に加え、古流剣術や格闘技などの武術にも優れ喧嘩も強い、男勝りな女子中学生。

写楽と出会ってからは古代文明に興味を持つ。一人称は「ボク」。

寺の娘であり、寺の住職である父親からは写楽との交際を厳しく禁じられている。ちなみに彼女が取得している武術は彼からの仕込みで、時には大和撫子としての芸道や仏道も仕込まれている。


名前の由来が推理小説『シャーロック・ホームズ』のジョン・H・ワトスンからきていることもあり、滅多に下の名前では呼ばれることはなく誰からも「和登さん」とさん付けで呼ばれる。


あと、やたら世界にソックリさんが多い。


漫画とアニメの違い編集

漫画版での和登さんは完全に三つ目状態の写楽に恋しており、絆創膏を剥がせるとなると喜ぶ一面も。

毎回のように脱がされておりやたらお色気シーンが多い。

中学2年生のわりには発育がよく、絆創膏写楽もそこが大好き。


アニメ版は、写楽に惹かれていっているがきちんと認めてはいない。

絆創膏はピンチのとき以外は剥がそうとせず、基本剥がれてしまったのを貼りなおす役割。

また漫画版では多かったお色気シーンも最低限に抑えられている。

三つ目族の謎編で写楽に無理矢理ファーストキスを奪われたときも、照れまくって「もう2度としないで!」と怒ったりした。

しかし最終回で「ボクは君の恋人だろ?」と写楽に伝え、それが写楽の心を大きく変化させる要因になった。


一人称編集

「ボク」。元祖ボクっ娘とも言われている。

そこがたまらなくかわいい。


スターシステムでの登場編集

登場機会は少ないが、大体写楽とセットで扱われる。

アニメ版『ブラック・ジャック』ではレギュラーで登場しており、写楽は実の弟になっている。基本的に原作で高校が舞台になる回では彼女がメインキャラになる事が多く、学園祭荒らしのジョーズが登場する「文化祭の用心棒」では半ばヒロイン的な立ち位置だった。

BJが宇宙人を手術するトンデモ回「未知との遭遇」では、異星人のマインドコントロールにより明らかに登場作品を間違えているほどノリノリになっている写楽にひどい目に遭わされた。


アトムハートの秘密』ではお茶の水博士助手として登場する。


関連タグ編集

和登千代子(本名)和登サン(表記ゆれ、こちらの方が多い)

三つ目がとおる 写楽 手塚治虫


堤茂斗子アトムザ・ビギニング):作者自ら「ほっとくとドンドン顔が和登さんになる」とまで言わしめているほど似ているキャラ。

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