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鶴見中尉

つるみちゅうい

漫画「ゴールデンカムイ」の登場人物。日本軍第七師団の自小隊を率いて政府へのクーデターを企てている。
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「ロシアから賠償金もとれず
 元屯田兵の手元に残ったものはやせた土地だけ 
 我々の戦争はまだ終わっていない」

概要

エキセントリックナイスミドル


CV:大塚芳忠
本名は鶴見篤四郎(つるみ とくしろう)。
最強といわれる日本軍第七師団(別名:北鎮部隊)に所属する陸軍中尉
北海道に軍事政権を樹立するため、師団内の造反派を率いて準備を進めている。アイヌが密かに遺したと言われる大量の金塊を巡り、杉元一派や土方一派と対立する。

日露戦争時には情報将校であったが最前線に駆り出され、203高地攻略作戦で淀川中佐の立てた無謀な作戦の陣頭指揮を執らされ、甚大な被害を出しながらも多大な功績を挙げた。
奉天会戦にて額に砲弾の破片を受け、頭蓋骨の前頭部および大脳前頭葉の一部を失う重傷を負う。以来、欠損した頭蓋骨を補うために琺瑯製の大きな額当てをしており、感情が昂ると額の傷口から時々脳漿(本人曰く「変な汁」)が漏れ出す。

金カム


元は部下思いの実直な軍人だったらしいのだが、脳の負傷を機に情緒不安定となり、平然と狂気じみた蛮行を為す。一方、元情報将校としての先見性・機転は衰えを見せず、そのカリスマで部下の人心を掌握している。
育ちがいいのか、ピアノを弾くことができる(上記イラストは昔の鶴見)。

作中での活躍

日露戦争の終結後、多大な犠牲を出したことが軍内部で批判され、第7師団長・花沢中将は自責の念から自決。第7師団は功績に見合わぬ冷遇を受ける事となる。
鶴見中尉は部下や遺族に報いるため、自小隊を率いてクーデターを計画。アイヌの金塊の隠し場所を記した刺青人皮を集めているのは、その軍資金に充てるためである。

上記の理由と前頭葉の損傷により、カッとなると見境が無くなることが多々あり、杉元の顔を串団子にする、造反者である部下の二階堂『耳と鼻を削ぎ、その上で切腹させる』という極めて残虐な私刑(リンチ)を科そうとするかつて日露戦争を共に戦った和田大尉の指を食いちぎる等、常軌を逸した行動を上げれば枚挙に暇が無い。

特殊なカリスマを持ち、刺青人皮の偽物を作る為に剥製職人である江渡貝弥作を訪ね、その狂気的美意識の共感を得る事で助力させるなど、一部の部下及び協力者からは狂信的な支持を得ている。

上官である第七師団第27聯隊隊長・淀川中佐の弱みを握って意のままに動かしており、軍内では中尉という本来の自身の職位を遥かに上回る発言力・影響力を有する。
また兵器開発者である有坂成蔵中将の協力を得て最新式の武器を提供してもらったり、大湊司令官である鯉登海軍少将(鯉登少尉の父)に雷型駆逐艦による協力を要請するなど、コネクションも広い。

関連イラスト

狂気おじさん
鶴見中尉殿


골카 츠루미, 코이토
🧠💉



過去(ネタバレ注意)






かつて名前と身分を偽りロシア国内で諜報活動を行っていた時期があり、現地では妻子も設けていた。
しかしこの時、ある人物と交流を持ったことをきっかけにとある悲劇が発生。この一件は、後に彼の心境に大きな影響を及ぼすこととなる。

帰国後は情報将校として本格的に活動を開始。
自らの協力者を増やすべく、目を付けた部下や関係者達の家族関係や過去の人間関係・隠れた欲求・トラウマまでをも巧みに調べ上げた上で、それを絶妙に突くための極めて周到かつ長期間に渡る芝居(※時には数年掛けてそのネタをあえてバラし、相手の心を折った上でその隙間に付け入る事も)を仕組み、自身がその者にとっての掛け替えの無い理解者を演ずるという壮大な手口を多用(月島軍曹曰く「鶴見劇場」)。こうした極めて手の込んだ『優しい嘘』を積み重ねることによって、鯉登少尉らを始めとする多くの熱狂的信奉者を獲得するに至っている。

無論、そこには極めて冷徹かつ打算的な趣旨(自分のために命をも投げ出す忠実な手駒の入手・邪魔者の始末・有力な親族の懐柔……etc.)が見え隠れしているのだが、上述の月島のようにそれを知った上でなお彼に忠誠を誓い続ける者も少なくないあたり、彼の恐るべきカリスマ性と人心掌握術の巧妙さが窺える。
(※ただし、そんな彼でも尾形上等兵だけは手駒として懐柔しつつも真意を測りかねていたらしく、事実、尾形は後に全く独自の行動を起こす当作品最大のトリックスターとして台頭してゆく事となる。)

アシㇼパとの関係(ネタバレ注意)



網走監獄の決戦やその後の樺太での紆余曲折を経て、アシㇼパは第211話にて鶴見中尉との邂逅を果たす。
しかし、彼女の青い瞳にその父親の面影を見た鶴見は、会うなり彼女の監禁を示唆。「金塊がアイヌのために使われないのなら協力しない」と毅然と答えるアシㇼパに対し、普段のように言葉巧みに言いくるめるでもなく、真正面から嘲罵する。




―――「そもそも和人を殺すための軍資金だろうが」

―――「お前が遺志を受け継ぐさ」
―――「あの父親に… 目がそっくりだものな」


―――「ふふふふふ ふふふふふ… ふふ… ふふふふ ふふふふふ ふふふ ふふふふふ」



いっぱい出た


そこにあったのは、耳障りの良い『優しい嘘』で人心を巧みに誑かすいつもの彼の姿ではなく、激情を押し殺しながら額の傷から脳汁を滝のように滴らせ不気味に笑い続ける姿。

その様に誰よりも戦慄を覚えたのは、他ならぬ彼を信奉する部下達であった……。


関連タグ

ゴールデンカムイ 第七師団(ゴールデンカムイ) ヤングジャンプ 北海道 死神

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