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犬童四郎助

いぬどうしろすけ

犬童四郎助とは、ゴールデンカムイに登場する人物。 北海道の網走監獄を取り仕切る典獄(メイン画像:左)。
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CV:土師孝也

概要

物語の発端となった網走監獄の典獄。

職務に対して忠実である一方、その陰ではアイヌの埋蔵金を目当てにのっぺら坊を密かに監禁している。

元・明治政府側の人間で、箱館戦争で兄を亡くしたこともあり土方歳三を激しく憎悪しており、復讐のため彼をあえて処刑せず、30年以上もの間収監し続けるという異常な執念を見せる。


人物

一言で言えば、偏屈な復讐鬼

土方からは「厳格で潔癖な規律の鬼でありながら自分を私情で幽閉する矛盾を持ち合わせている」と称されており、表向きは土方を死んだことにしながら、上述のように彼の心を折るため30年以上の長きにわたって収監するという規則違反を犯していた。

また、金塊を狙う第七師団の襲撃も見越し、凶悪犯を収監しているとはいえあくまでも一監獄に過ぎない網走監獄内に密かに大量に武器を購入して保管しており、監獄を要塞のように武装化させている。


武器購入の軍資金確保のため違法に囚人を硫黄山で働かせたり、偽ののっぺら坊を作るために金塊とは無関係な囚人の顔を剥ぐなど、目的のためなら非人道的なことも厭わない。

その性格と行動故に、囚人の一部(特に都丹庵士)からは命を狙われるほどに恨まれている。


鹿児島出身ではないが、薩摩藩出身のの囚人と接する機会が多く、そのため薩摩弁を話すことができるらしい。


活躍

最初に登場したのは、永倉新八と土方の過去の回想シーン。

元・樺戸集治監の剣術指南役として集治監へ年末の挨拶に訪れた永倉は、そこで囚人達の中に、死んだとされていたはずの土方の姿を見つける。怒り狂って問い詰めに来た永倉に対し、箱館戦争で生き延び捕らえられた土方を秘密裏に樺戸へ幽閉していた事、全てを奪った彼の瞳から光が失われた時に処刑しようと企んでいる事、一年後に自分が網走監獄へ転属する際も土方を一緒に移送する事を明かす。


その後、土方がのっぺら坊の計画に乗る形で網走監獄を脱獄したのちは、網走監獄の武装化のため暗躍。非道な手段で軍資金を蓄える一方、鶴見中尉が手を回して潜入させた宇佐美上等兵の監視の為に門倉看守部長を付け、彼に宇佐美を消す様にも命ずる。

また、いずれ土方達がのっぺら坊を狙って再び網走監獄へ潜入しに来ることも見越しており、自らの手で彼を斬り刻むべく、来たるべき対決の日に向けて鍛錬を積む様も見受けられた。


やがて土方陣営・鶴見中尉率いる第七師団も入り混じっての網走監獄襲撃事件が勃発。

混乱の最中、監獄内の教誨堂にて土方を待ち伏せ、かねてより計画していた手錠を用いてのチェーンデスマッチを仕掛ける。

一時は彼に手傷を負わせるなど善戦するも、その際に土方から「犬童が自分を憎んでいるのは、実兄を殺されたことではなく、己達は武士の身でありながら徳川を裏切り武士を捨てた一方、農民出身の自分達の方が徳川を裏切らずに武士道を貫いたという事実を直視したくないのが理由だ」と看破され、激昂。しかしその隙を突かれ敗北、最期は彼が侍であること認めた上で、土方の手によって斬首された。


なお後に、犬童自身も独自の情報網を使って入れ墨を持つ脱獄囚達の情報を集めていたことが判明。教誨堂地下の隠し部屋に遺された情報を得た土方達は、襲撃事件後、それを頼りに再び刺青人皮の収集に奔走するのだった。


関連タグ

ゴールデンカムイ 土方歳三(ゴールデンカムイ) 復讐鬼 網走監獄

門倉看守部長宇佐美上等兵

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