曖昧さ回避
『スクールランブル』に登場する周防美琴は同音異名の人物であり、本項目の人物とは逆に性別は女子。
プロフィール
CV:津田健次郎
年齢:24歳 身長:185cm 誕生日:8月13日(獅子座) 血液型:B型(RH+)
概要
赤のクラン・吠舞羅を率いる第三王権者「赤の王」。
口数が少ない物静かな寡黙だが、気性は荒く熱い情熱を秘めている。
炎を腕から出す能力を持つ。
仲間達からは信頼されており、櫛名アンナは常にそばにいる。彼女にはいくらか甘い部分があり、アンナと一緒に歩いていて「デートですか?」と聞かれたことに対して、(幼女とデートというシチュエーションにか)嫌そうな顔をしながらも、アンナがデートしたそうにしていたため、彼女の好きにさせていたこともあった。
草薙出雲のバー「HOMRA」の二階でアンナと寝泊りしている。実家や家族については不明。
セプター4の宗像礼司とは対立しているが、王同士として力を認めており、自分の暴走を止めるため、わざと彼に捕まった。
しかし、ギャグの中では、根本的に合わないと感じており、自分をからかってくる宗像に対して、彼を見た瞬間読み途中の本があるにもかかわらず店から出るなど露骨に距離を取っている。
周防のことを、草薙や宗像は「いつ爆発してもおかしくない爆弾」と称していた。しかし、仲間をもった周防を見て、草薙は「皆を守る銃になった」とも称していた。その強さを持って「ライオン」と言われることもある。
強い力を持つが故、おそらくもっとも自分の力を恐れていた。
自分のストッパーであった十束の死の後は、社を殺すために一緒に居た狗朗達を攻撃するなど、さらに危険な存在になった。
容姿
がっちりした体格で身軽。
その容貌から、ヤのつく自由業に間違えられることも多く、ファミレスやゲーセンの店員を怯えさせることもあった。
信頼していた亡き十束多々良の血が入っている赤いピアスを左耳につけている。理由は十束の死体を血も骨も灰すら残さず焼き尽くしてしまったため、彼が確かにいたという証拠がほしかったから。
人物
変人の多い王様勢の中では、比較的まともな性格をしており、ギャグではツッコミに回ることもある(特に宗像相手)。
反面、世間知らずな一面もあり、缶けり(鬼ごっこ)やチキンレースの知識が無かった。また、穂波の着替えを十束・草薙と共に覗いていた時、その意味を正しく理解できておらず、穂波がこちらを向いた時に隠れずそのまま窓の前に立っていたこともあった。
学生時代は周りから恐れられており、親しい人間は草薙しかいなかったが、十束に懐かれてからは、草薙曰くアホになった(悪い意味ではない様子)。また、高校時代の担任であった櫛名穂波曰く「なんでもできる」。ドラマCDでは徳川一五代将軍をすべて暗唱でき、暗記は得意と語っていたことから、成績は良い方であった模様。
漫画版:学園K
二年ほどダブっているそうなので、年齢は二十歳くらいと思われる。酒とタバコが無いと機嫌が悪い。
原作より、バカっぽく描かれ、寡黙というよりは、熱くなりやすい性格となっている。十束の嘘にも簡単にだまされ、雑ななだめ方でアッサリ熱を冷ます。
宿題を忘れることが多く、アンナ先生をキレさせた。結果、牢へぶち込まれる結果となる。
関連イラスト
関連タグ
K(アニメ) 吠舞羅 吠舞羅幹部組 吠舞羅の夫婦 吠舞羅の親子
ネタバレ
最終話にて、無色の王を殺した後、ダモクレスダウンを起こし、災害を食い止めるために宗像に殺された。その際「宗像に貧乏くじをひかせた」と言っている。最後はアンナに「綺麗な赤」を見せてやれないことを詫びながら、優しい笑みを浮かべて息を引き取った。
この直前に、主人公である伊佐那社の死亡シーン(?)があった――が、その感動は殆ど周防の死亡シーンに持っていかれている感がある(さすが、原作者にすら影が薄いと言われている主人公)。