概要
『GRANBLUE FANTASY: Relink』は、Cygames制作のスマートフォンアプリゲーム『グランブルーファンタジー』を題材にした派生作品の一つ。
2024年2月1日に発売された。
プラットフォームは、PlayStation 5、PlayStation 4、Steamに対応している。
ジャンルはアクションRPG。
内容は、シングルプレイ用のメインストーリー、それの進行によって解放されるクエストがあり、クエストは最大4人のマルチプレイに対応。
シナリオチームの一人として、ライトノベル作家師走トオル氏が参加。
経緯
2016年8月21日に開催された「CygamesNEXT2016」にて、『Project Re:Link』として本作の制作が発表された。
後にはPS4向けに制作中であることが発表され、その時点ではグラブル初のコンシューマー向けタイトルとなったが、これについてはグランブルーファンタジーヴァーサスが2020年2月6日にPS4で発売されたため、グラブルのコンシューマータイトルとしては結果的に2作目となった。
当初の開発担当はプラチナゲームズだったが、2019年2月に開発契約が終了されたことが発表され、開発から離脱。その後は大阪Cygamesが中心となって開発され、2023年8月に発売日が2024年2月1日予定であるとようやく発表された。
以上の経緯から、制作発表から発売までに約7年半の歳月をかけてリリースされたタイトルとなっており、同社のタイトルの中では、プロジェクト発表からリリースまで5年程かかったアプリ版『ウマ娘プリティーダービー』以上の難産タイトルとなった。
本作の特徴
メインストーリーは、本作のオリジナルとなる「ゼーガ・グランデ空域」を舞台に展開され、シナリオは原作の主要人物と本作オリジナルの人物を交えた独自の内容が展開される。
また、本作のメインストーリーは原作のシナリオ展開をある程度前提としており、序盤からいくつかの専門用語が登場するが、本作にはそれらを確認することができるメニューが用意されており、ストーリー中にボタン一つでチェックすることが可能。
バトルは、「スキル」や「奥義」、それから繋げる「チェインバースト」といったグラブルらしさを出しつつも、ベースは王道の3DアクションRPGらしい比較的簡単な操作で攻撃可能なものとなっている。
これらのことから、グラブルの知識の有無や、アクションRPGの経験の有無にかかわらず、本作に入りやすい設計となっている。
操作キャラクター
操作できるキャラクターは主人公とグランサイファーで旅をする仲間たちの他、
ゲーム中に入手できるキャラクター解放チケットを使用してランスロットやゼタといったおなじみのキャラクターたちを開放することができる。