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CV:津田健次郎


概要編集

Xラウンダーのみで構成されるヴェイガンの特殊MS部隊「マジシャンズ8」のリーダー。第3部に登場するフラム・ナラは苗字の違う妹にあたる。

機体は、他のメンバー同様にゼダスMに搭乗している。


外見は、薄紫色の髪をしたやや痩けた頬が特徴の長身の男性で、年齢は30歳。妹のフラムとは髪の色が同じである。


マジシャンズ8の中でも、他のメンバーのような醜態を晒す場面は少なく、ゼハート・ガレットとの絡み等で出番や見せ場も多く、彼に対して与えた影響も大きい人物。

マジシャンズ8の中でも、間違いなく最もキャラ立ちして目立っていたキャラで、妹の件も含めて物語上での重要度も高い。というかぶっちゃけマジシャンズ8の見せ場や存在感は、ほぼ彼一人に集約されていると言っても過言ではなく、扱いとしては完全にドール>その他である。


第2部編集

基本的には非常にエリート意識が強く、他の兵士はおろか上官に対してすら傲慢な態度に出る者が多いマジシャンズ8の中で、一番冷静沈着で常識的な人物であり、ヴェイガンの一員としての使命感も強く、部下達からの信頼も厚い。

Xラウンダーとしてのエリート意識を表に出す事もなく、それで他人を見下したりもせず、戦闘においても他のメンバーのようなXラウンダーである故の慢心もほぼない。冷静に部下に指示を出す判断力もあるが、一方で非Xラウンダーのアセム・アスノの凄まじい戦闘力に対し、「奴はXラウンダーではない筈だ」と驚愕する場面もある等、Xラウンダーとしてのプライド自体はある模様。

また、我もエリート意識も強い部下達を制御しきれているとは到底言えず、結果的には部下の命令違反や無断出撃を許してしまっている等、部下の管理能力には難がある(尤も部下があまりにも我が強い連中ばかりだという問題もあるが)。


当初は、新たに地球制圧軍総司令官に着任したゼハート・ガレットに対して不信感を抱いていたが、これもデシルや他のメンバーのような嫉妬やプライドではなく、純粋にゼハートの指揮官としての能力に疑問を持っていたからである。

一方で、ゼハートの事を上官としては認識しており、その命令には従順に従う分別も持っている等、軍人としても至極真っ当な人物である。ただし、ノートラム攻防戦直前には、その作戦の無謀さを指摘して彼に食って掛かっており、他にもゼハートがデシルを見殺しにした件では、その必要性は理解しつつも、実の兄を見殺しにした事には疑問を抱いていた。


しかし、ゼハートと接する中で彼を理解して彼の資質を認めるようになり、やがて彼にヴェイガンの一員として希望を見出だすようになる。

そしてノートラム攻防戦終盤、制御不能となり爆破されたダウネスの破片から、アセムを庇って大気圏の突入角が狂った上に気を失ったゼハートのゼイドラを守り、最期はゼハートを信頼して彼にヴェイガンの未来を託し、大気圏で機体諸共燃え尽きて死んでいった。

ちなみにアニメ版では、生死不明にも思える最期だったが、後に妹のフラムの台詞で正式に死亡した事が明かされた(小説版のアセム編では明確に死亡描写が描かれている)。


第3部以降編集

第2部で死亡した為、当然ながら彼自身は未登場だが、前述通り彼の妹のフラムが、第3部でヴェイガン側の主要キャラクターの一人として登場する。


彼女は、自分の兄の顛末を知った事で、本当にゼハートが兄が犠牲になるに見合うだけの人間なのかを見極めるべく、ゼハートの副官という立場で潜入し(もしその価値がないと判断すれば、自分の手でゼハートを殺すつもりだった)、ゼハートもその事や彼女の素性を承知の上で、あえて自分の傍に置いていた。

そして、彼女もやがて兄と同様にゼハートに惹かれ、彼に希望を見出だしていく事となる。


なお、彼女のこのような行動を見ても、苗字が違う理由は不明だが、兄妹仲は非常に良好だった事が窺える。


第4部では、ゼハートが見た幻影として登場。

ゼハートが見た幻影の中では、彼を責める人間の筆頭となっており、彼が身を呈して自分を庇って死んだ件は、ゼハートの中でも大きなしこりとなっていた事が窺える。

そして、今まで犠牲になった彼等の死を無駄にはできないという強迫観念が、終盤のゼハートの暴走に繋がっており、そういう意味でもゼハートに大きな影響を残していた人物だったと言える(勿論これはあくまでゼハートの中の自責の念が見せた、ただの幻影に過ぎないのだが)。


外部作品での活躍編集

MEMORY OF EDEN編集

本作では、尺の都合上他のマジシャンズ8の出番が大幅に削られている中で、彼は地球制圧軍の総司令となったゼハートに自己紹介をし、彼に命を預ける事を伝えるシーン等、ゼハートとの関わりを描いたシーンが追加されて補完されている。


最初は、ゼハートに不信感を抱いていたが、やがて彼を理解して希望を見出だしていく事も、最終的な結末も同じ。

そして第3部以降を描いた後編では、やはりゼハートの幻影の中で彼を責める人間として真っ先に現れており、ゼハートの中で彼の犠牲が大きかった事が改めて描かれている。


小説版編集

本作では、マジシャンズ8自体がほぼ全カットされているが、彼だけはゼハートとの会話シーンで登場している。

そして、その会話で彼に希望を見出だし、最終的にはゼハートを大気圏で庇って死ぬ結末も同じである。


ゲーム版編集

青年時代のフリット・アスノを描いたPSP版等で、若い頃の彼が登場している。

この頃のドールは現在とは異なり、血気盛んで周りが見えなくなる所があった。この当時はクロノスの前進機であるウィゲルに乗り、フリットと激闘を繰り広げたが敗北している。


余談編集

名前にフロストと付いているが、当然ながら某兄弟とは一切関係は無い(ネタにされた事はあるが)。名前が似ているドールズフロントラインでもネタにされた事も。


ドールを演じた津田健次郎は劇場版機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイガウマン・ノビルを演じている。


関連タグ編集

機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE

ゼハート・ガレット フラム・ナラ

マジシャンズ8 ミンク・レイデン レッシー・アドネル

ゼダスM Xラウンダー ヴェイガン

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