概要
年齢 | 415歳(封印前) |
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身長 | 182cm |
体重 | 78㎏ |
血液型 | O型 |
誕生日 | 8月8日 |
出身地 | 魔界 |
CV | 津田健次郎 |
闘級:19000(魔力:0/武力:16000/気力:3000)
⇒56000(魔力:34000/武力:16000/気力3000)
魔神王直属精鋭部隊<十戒>の一人。
聖戦に敗れた後、長らく封印されていたが、フラウドリンの暗躍によって復活した。
容姿は黒紫色の髪にストレートパートの髭を生やした、マントを纏う成人の男性。
ガラン曰く「世話焼き」な性格で、同じ十戒のデリエリの言いたい事を通訳している。
魔界でも指折りの獄炎使いであり、何百マイルも離れた場所にいたメリオダス達の気配を特定するなど探知能力に優れている。また、過去には禁忌の術を行使し、インデュラに変身した事もある。
魔力
「遊撃星(トリックスター)」
現段階で詳細は不明。
炎属性に関わる魔力の可能性が高い。
・「獄炎鳥(ごくえんちょう)」
鳥のような形をした炎を放つ。
対象を追尾する事ができ、その反応を感知できる。
・「灰燼龍(かいじんりゅう)」
全魔力を使用した巨大な炎を放つ。
・「手品師の悪戯(コンジュラー・ジョーク)」
モンスピートの手の内にある物体、もしくはモンスピート自身とほぼ同等の
大きさか質量の物の位置を交換する。エスタロッサとの戦いでこの技を披露。
戒禁「沈黙」
魔神王に与えられた能力。
詳細は不明だが、モンスピートが作中でデリエリに対して『心に隠し続けた言葉がある』と告げている。その事から推測すると、所有者は最も大切にしている思いを他者に口にしてはならない…という内容だと思われる。
劇中の動向
三千年前の聖戦時代、四大天使リュドシエルの策略で誘拐された数万以上の魔神族の同胞達を救出に向かい、その際に四大天使と死闘を繰り広げる。
タルミエル、サリエルと互角に戦う中、途中介入したリュドシエルの力に窮地に陥ってしまう。
デリエリと共に覚悟を決めたモンスピートは、禁忌の術を行使してインデュラへと変身。リュドシエル達を追い込み、次第に理性を失っていき、魔物と化していく中、女神族のエリザベスの術で元の姿へ戻された。
三千年後の現在軸で、フラウドリンの手で他の十戒と共に復活する。
デリエリとコンビを組み、魔力回復も兼ねて黒の歓楽街ベルフォードをはじめ大小九つの町と村の人間達の魂を摂取していき、混乱を招いていく。
それから、バイゼル大喧嘩祭で苦戦していたドロールとグロキシニアの援護のために他の九名と共に姿を現し、メリオダスを圧倒。メリオダスを討伐してから一カ月の間、ブリタニアを着実に侵攻していく。
リオネス城攻防戦では、当初は圧倒的に有利な立場で戦局を進めていたものの、その最中に復活したメリオダスと遭遇。パワーアップした彼の「全反撃」を受けてしまい、デリエリと共に生死不明となってしまう。
後に、吹っ飛ばされた先にあった小屋でデリエリと二人暮らしを始めたようで、時折訪れる少女(言動から彼らを助けた人物と思われる)からの支給で生活している事が明らかになった。
と同時に、3000年前インデュラ化までした自分たちをメリオダスとエリザベスが助けた事について思うところがあるのか、ゼルドリスからの招集命令も無視し、十戒として戦いに舞い戻る気はなさそうな節を見せていた。
デリエリとの平穏な暮らしは、聖戦が始まった事で一変する。
デリエリが【戒禁】をゼルドリスに戻しに行くと意思を明かした矢先、【戒禁】を回収にしきたエスタロッサの襲撃を受ける。魔力の相性から不利なデリエリの代わりに、モンスピートはエスタロッサと激しい攻防を繰り広げる。一瞬の隙を突かれ、エスタロッサに裸絞されて絞め殺されそうになったが、魔力により形勢が逆転。エスタロッサを行動不能にさせた。
それに安心したデリエリが、二人に近づいた際に悲劇が起きてしまう。
エスタロッサは完全に意識を失っておらず、デリエリの首を掴んで闇を纏わせた手刀で攻撃を仕掛けようとした。モンスピートは咄嗟に魔力を使用して、デリエリの代わりにエスタロッサの凶刃により、胸を貫かれてしまい、最後に残っていた心臓を潰されてしまう。
「すまない デリエリ」「もう…お前を護ることも傍にいてやることもできない」
己の最期を悟り、モンスピートはデリエリを空の彼方へ弾き飛ばした。
最後の力を振り絞って全身から獄炎を放出させ、エスタロッサを道連れにする形で自爆した。